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報道ステーションに、「報道」を名乗る資格はない、トヨタの「お詫び広告タイアップ」 (Aobadai Life) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/594.html
報道ステーションにおけるトヨタの「お詫び広告タイアップ」
今日、3月2日の報道ステーションは、完全に、 トヨタ自動車の「お詫び広告タイアップ」といえるものだった。 番組冒頭から、約30分近くに渡り、 司会の古館伊知朗と、トヨタの豊田章男社長が、 用意された台本というか、想定Q&Aのシナリオに沿って、 一方的に、トヨタのアピールを流すというひどい内容。 しかも、これが、許せないのが、 一応、番組体裁的には、「ニュースショー」形式の ジャーナリストが真実を伝えるというスタイルのもので行われているということである。 つまり、一見すると、視聴者にはこれが広告であることはわからない。 そこが悪質だといえる。 まして、トヨタはリコール騒動を起こしているわけであって、 まずやらなければいけないことは、消費者への信頼回復であって、 このような茶番のような番組で、一方的にアピールをすることではない。 まず、私は、トヨタ自動車自体を否定しているわけではないことを明確にしておきたい。 むしろトヨタ自動車を応援している。 日の丸の企業として、アメリカ社会のバッシングに負けず、この試練に立ち向かってほしいと思っている。
韓国のサムスン、LGや、アメリカのアップル相手に、 なかなか世界で勝てなくなってしまっている以上は、 日本のお家芸である「ものづくり」で、世界で勝てるというのは、 やはりトヨタのような自動車メーカーである。 逆に言えば、トヨタがもしなければ、われわれ日本人のプライドはどうなっていたのだろうかと思う。 豊田章男社長に対しては、有能だろうが、無能だろうが、 いずれにしても、 創業家の血筋というものが、 こういう企業にとっては、必要なこともあるのだろう。 だから、特別云々するつもりもないし、 あくまで、一企業の問題であるから。 ただ、彼が社長就任したときの、マスコミの絶賛報道ぶりは気持ち悪かった。 「車を愛するプリンス」であるという報道を一斉に流して、 まるで、北朝鮮の後継者披露みたいな感じで、 だから、報道への反発もあって、正直、もともといいイメージがあったわけではない。 それにしても、この報道ステーションはやりすぎだ。 古館どころか、朝日新聞の一色とかいう解説員まで、 豊田社長を、ヨイショして、応援していた。 こいつら、これでもジャーナリストを名乗っているのかと思う。 まさしく御用マスコミの本領発揮である。 さて、豊田社長の今回の出演は、 おそらく社内的なメッセージとして、カリスマ性のアピールと、 消費者への信頼回復アピールと、 二つの意味合いがあったと思う。 それにしても、今回の出演は失敗だったのではないか。 それは、おそらく台本が全部用意されていたからだと思うが、 豊田社長が最初から最後まで終始、余裕の表情で、 また、古館あたりも、ご機嫌取りの質問ばかりするもんだから、 結局、見ている消費者からすると、 豊田社長は、いったい何をしに出てきたかがわからない。 リコール騒動を起こしておいて、「申し訳ない」の気持ちもないのか、 まるで、企業のトップでありながら他人ごとではないか。 と感じたと思う。 要するに、こういうテレビ出演の際の立ち振る周りにおいて、 指南している周囲の人間が誰もいなかったということだろう。 で、トヨタは今回の「お詫び広告タイアップ」で、 どれくらいテレビ朝日に払ったのだろうか。 おそらく4-6月の車のスポットを追加で何億円か発注するなどして、 そのバーターで、今回の出演を勝ちとったとか、 そういうことがオチではあろう。 それはそれで、トヨタ自身の危機管理なのかもしれないが、 それにしても許せないのは、 テレビ朝日が公共の電波を使って、 しかも、表向き「報道ステーション」とか名乗っている番組で、 こんな一方的な、広告放送を編集枠で垂れ流していることである。 もはや、報道ステーションに、「報道」を名乗る資格はない。 【転載終了】
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