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[文化放送3/1] 【役員報酬1億円以上の公開】 森永卓郎氏「世界の流れから言うと亀井大臣の方針は正しい」 http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/582.html
2010年3月1日放送の文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」における森永卓郎氏・阿川佐和子氏の話を一部書き起こしました。音声は下記URLで聞くことができます。当該個所は7:20あたりからです。 (書き起こしここから) 森永:世界の流れから言うと日本の方針は正しくて、実はもう1年半前になりますけれども、あのリーマンブラザーズ証券が経営破綻して、あのときにファルドという会長が議会の公聴会に呼ばれたんです。公聴会に呼ばれて、いくら給料・報酬をもらったのかというのがそのときに明らかになったんですけれども、なんと2005年は89億円、1年間でですよ。2006年、100億円以上。2000年からの累積で480億円以上もらっていたと。会社を潰して株主に大損させておいて、お前それかと。しかもその議論の中で、フロリダの別荘が140億円。その他に、そこには1個1億円以上の絵画がいっぱい飾ってあったという話まで曝露されて。 やっぱり投資家として、この会社に投資をするかどうかっていうのは、決めるときの大きな判断材料になるんだと思うんです。だから従業員の給料を押さえこんどいて、役員だけが巨万の富を得ているという会社を、支持する人は支持していいんだと思うんです。だけど、そういう会社は信用できないぞと思う人は株を買わないという、判断材料を与えないといけないと思うんですよね。 阿川:外国では大手企業のトップは全部資産公開するんですか? 森永:実は法律でというか、公開が義務付けられているのは、ドイツはそうなっているんです。5年前にドイツで、ドイツ銀行が6000人の大リストラをやったんですよ。その一方で、アッカーマンという総裁が13億5000万円も報酬を得ていたと。だから、トップが10億円以上の報酬をとっておいて現場はバンバン首を切るという、こういう経営のやり方はおかしいんじゃないかという議論がワアっと盛り上がって、ドイツではどうしたかって言うと、上場企業の役員報酬はもう公開しなさいというルールになったんです。 フランスもそうしなさいという勧告が出ていて、今それが実行に移されているかどうかわかんないですけど、方向としてはそうなんですよ。だから、アメリカが一番自由だったんですけど、アメリカも、あんまり巨万の富というのはどうかなというふうになってきているんですね。日本がようやくそれに近づき始めたということなんだと思うんです。 (書き起こしここまで)
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