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【山岡発言】政権の原点を忘れたのか(高知新聞)<「政治とカネ」は話題ではあるが、国民生活には何の影響もない> http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/560.html
http://203.139.202.230/?&nwSrl=256149&nwIW=1&nwVt=knd 【山岡発言】政権の原点を忘れたのか 政治的駆け引きを含んだ発言だからいちいち目くじらを立てることはないのかもしれないが、半年前の衆院選で政権交代に政治刷新を期待した人は裏切られた思いではないか。 民主党の山岡国対委員長が、テレビ番組の収録で2010年度予算案の審議に関連して、「『政治とカネ』は話題ではあるが、国民生活には何の影響もない」と述べた。 予算成立の重要性に力点があったとしても、政治倫理が国民生活と関係がないというのは筋が通らない。政治、政治家に対する信頼がなければ、反対論もある重要政策で国民の理解を得ることはできない。 総選挙時の支持を失いつつある民主党は、1票に託した国民の思いを再認識する必要がある。 鳩山政権にとって大きな国政課題である10年度予算案は、衆院での通過が確実な情勢となり、焦点は参院での審議に移っている。早期成立をもくろむ政権に対し、自民党など野党は引き続き鳩山首相や小沢民主党幹事長の政治資金問題を追及する構えだ。 山岡委員長は、野党の機先を制したかったのだろう。その理由として「予算通過が国民に対する最大のメッセージだ」とも述べる。 与党が国民生活に直結する予算成立を前面に押し出して、野党の追及をかわすのは自民党政権時代にも見られた光景だ。攻守所を変えた感もあるが、山岡発言をそのレベルで受け止めることはできない。 それは鳩山政権の原点を見れば明らかだ。 政権発足直後に行われた共同通信社の世論調査で、内閣支持率は72・0%の高率を記録した。「政治改革に期待できる」のが一番の理由で、経済政策など2位以下の理由を大きく引き離していた。 天下りあっせん禁止、事業仕分けなどは国民の評価が高かった。それでいながら内閣支持率、民主党支持率の下落に歯止めがかからないのは、政治資金問題などで国民の期待に応えていないことが響いている。 鳩山政権の前には社会保障、財政再建、温暖化防止などの難題があり、場合によっては国民の負担増もテーマになる。政策実施の成否を左右するのは政権に対する信頼感だ。その根っこにある「政治とカネ」の問題が「話題」程度であるはずがない。
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