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小沢勝算の自信と計算を分析(ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/498.html
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1271.html 2010/03/01(月) 21:09:43 それは願望なのか可能なのか
2月25日夜、新党大地の鈴木宗男代表らと会食した小沢は「自分は与えられた職責をしっかり果たす。幹事長として選挙に勝つことだ」と断言した。週末の27日は福島で衆院1年生議員の「新春の集い」でこんな“闘争宣言”をした。 「今度の参院選、これが本当の改革の、国民の生活が第一、その政治を実行するための最終戦と、そのように位置付けている。何としても過半数を取って、既存の勢力の抵抗を排除し、本当の意味の改革を実現しなければならないと考えている」 そんな小沢に対し、鳩山首相は一貫して続投を支持、「内閣として与党、特に民主党一体となって行動することが大事だ」と二人三脚で行く姿勢をアピールしている。 ところが、民主党内には不穏な雰囲気が漂う。長崎知事選で敗退してからというもの、“7奉行”とかいわれる連中がアホなことをごちゃごちゃ言い出しているのだ。 「支持率が下がり、選挙も負けている状況では、国民の負託に応えられない。どうすれば参院選に勝てるのか、考えていただくことが大事だ」(前原国交相) 内閣支持率が下がり、「小沢幹事長のままでは選挙が戦えない」という党内不満分子が、姑息な小沢自発辞任発言を観測気球的にぶち上げ始め、党内世論を反小沢になびかせようと躍起だ。 政権交代を果たして、これからが本番という時に、みすみす党内を混乱させようとしているのだ。1年生、2年生議員が多い素人集団の民主党が、こんな連中の言動に左右されたら、政局はグチャグチャになってしまう。
冷静に考えれば、小沢が幹事長を辞める必要などまるでない。 今は遠巻きに声を上げている不満分子だって、選挙が近づけばそんなことは言っていられなくなる。小沢を辞めさせて、自分たちだけで選挙を戦い抜くことができるのか。候補者選び、選挙対策、自民票奪取。すべて小沢パワーに頼ってきた連中が、中途半端な“小沢降ろし”を仕掛けても説得力を持たない。 「今の民主党は小沢さん抜きではあり得ない。7奉行が何を言おうが彼らに選挙を仕切る力があるのか。世論の動向、党内の不満という側面に左右されますが、小沢降ろしなどそう簡単にできる状況ではありません」(政治評論家・浅川博忠氏) だいたい、7奉行のうちひとりとして小沢にサシで会って辞任を要求した男がいるか。結局は、小沢の腹一つである。 7奉行どもが何を言おうが、その実力が分かっている小沢は一歩たりとも引かない。それがこの男の自信であり責任感なのだろう。
最大の焦点は、(1)過半数確保という小沢の強気戦略が果たして実現するかどうか(2)不満分子が“大義名分”で掲げる「小沢幹事長では戦えない」は本当なのかどうか――だろう。実際の状況はどうなのか。 「民主党が単独過半数に必要な60議席をスンナリと確保するのは難しいかもしれません。民主圧勝だった前回(2007年)の参院選でさえ、60議席でしたからね。逆風が吹き荒れる今回は厳しい。そうはいっても、自民は敵失を生かせず支持率が低迷したまま。民主票を奪う勢いはない。焦点は、みんなの党をはじめとする第三極ができて受け皿となりうるかどうか。ここにかかってきます」(政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏) 鳩山邦夫や舛添要一、あるいは平沼赳夫、さらには橋下徹(大阪府知事)といった連中が、新党結成を睨んだ動きを見せているが、本当に実現できるのか。仮に、参院選に間に合ったとして「一気に2ケタ政党になるのは難しい」(政治ジャーナリスト)といった見方が強い。公明、共産にしたって党勢を維持するのに精いっぱいだ。 しかも、自民の腰砕けで予算案の年度内成立は確定した。今後、子ども手当をはじめ、鳩山政権の目玉政策が実現されていけば支持率も上向いていく。
内閣も党も有権者の支持は今が底。それが分かっているから不満分子たちは、「小沢抜き」でも戦える、「脱小沢」の方が戦いやすい、と勘違いしているんじゃないか。 しかし、それと選挙は別だ。 それを肌で分かっているのが鳩山首相。だからこそ一貫して小沢続投を支持し続けているのだ。不満分子が何を言おうが、自民党がどんな遠吠えをしようが、新党結成をもくろむ連中が何を仕掛けようが、小手先の戦術は通用しない。政権交代を実現させた小沢一郎の「参院選に勝ち、民主主義を成熟させる」という強い思いが実現するかどうか。 (日刊ゲンダイ 2010/03/01 掲載) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 学会幹部と会談 小沢「不満分子7人衆」封じ 小沢一郎幹事長と創価学会幹部が会談していたことが明らかになり、民主党内の「反小沢一派」が真っ青になっている。党内の「小沢降ろし」の動きは沈静化しそうだ。 小沢幹事長は26日夜、輿石東・参院議員会長と一緒に都内のホテルで創価学会幹部と会談。創価学会関係者と政治家との会合は、普通はしばらく経ってから漏れることが多いが、今回は当日から広まった。 「創価学会・公明党が、民主党に接近することは既定路線だったが、26日の会談はハッキリと意思表示したということでしょう。創価学会は、民主党が宗教法人の優遇税制に手をつけることを警戒していた。民主党に近づくことで阻止するつもりでしょう」(政界事情通) 小沢一郎にとっても、創価学会・公明党を抱き込むことは、悪い話ではない。一石二鳥にも三鳥にもなる。 この突然の会談に衝撃を受けているのが、党内の「反小沢勢力」だ。 小沢一郎を追い落として実権を握ろうと企んでいた渡部恒三たちは、ガックリしているのではないか。 (日刊ゲンダイ 2010/03/01 掲載) -------------------------------------------------------------------------------- ◆「過半数取り政策実現」 民主県連大会(佐賀) 小沢幹事長が鼓舞 「不満分子7人衆」は小沢幹事長とサシで勝負すべきだ。 なお、創価学会(公明党)との連立は、悪魔と手を結ぶこと。反対です。あくまで選挙協力の範囲内であって欲しいです。
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