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検察・マスゴミ報道に打ち勝って参院選に勝利しよう。&日米安保は誰のために何の為にあるのか知ろう。(ふじふじのフィルター) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/491.html
植草一秀の『知られざる真実』
検察・マスゴミ報道に打ち勝って参院選に勝利しよう。&日米安保は誰のために何のためにあるのか知ろう。 バンクーバーオリンピック・日本期待の星だった浅田真央ちゃん、とても悔しい結果に終わりました。韓国のキム・ヨナちゃんの演技は、確かにすばらしかったけど、既定でのあんまりな高得点は、真央ちゃんだって、渾身の演技だったのに、いくらなんでも過大評価だったのじゃないかって思います。この得点差が、真央ちゃんの心理に大きく働いて、フリーでのミスに繋がったと思いますよね。真央ちゃんのも素晴らしい演技をしたにもかかわらず、キム・ヨナに超えることが、ほとんど不可能な点差をつけられたものの心理としては当然と思いますよね。そういえば、2002年ソルト・レーク・シティ(アメリカユタ州)での大会でも、ロシアのシュルツカヤ選手は判定に不満を持っていました。私も、どうも、北米での大会には、採点に何か別の力が働いているのじゃないかって気がしますが、思いすごしでしょうか。最後に、パシュートで銀メダルは思いがけなかったです。それにしても、今大会での韓国の活躍は目覚ましいものがありました。中国・日本もよかったし、アジア勢が活躍した大会でしたね。 さて、厚労省文書偽造事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた元同省局長村木厚子被告(54)=休職中=の公判が25日、大阪地裁でありましたが、偽造の実行役として起訴された元同省係長上村勉被告(40)=同=が取り調べの状況などを記録した「被疑者ノート」が法廷で公開され、26日東京新聞朝刊では、「『冤罪こうして…』 被疑者ノートに 郵便不正裁判で公開 検察を痛烈批判」と、報道していました。 被疑者ノートというのがあったんですね。 <被疑者ノート> 逮捕された容疑者に対する違法な取り調べや虚偽の供述調書作成を防ぐため、取調官の質問内容や態度などを記載するために作られたアンケートの回答用紙のようなノート。弁護人が容疑者に差し入れる。大阪弁護士会が取り調べの可視化を図り、容疑者の人権を守ろうと2003年に始め、全国に広がった。 これは、取調室が可視化されていないし人質司法の現状では、とても有効な手段ですね。都度書いているだけに、内容は、下記のように具体的です。 ノートには「冤罪(えんざい)はこうして始まるのか」などの記述もあり、逮捕当初から村木被告の関与を全面的に否定する内容。供述調書が検察の意図通りに作成されていくと指摘して「こういう作文こそ偽造だ」と痛烈な皮肉を込めて検察を批判している。弁護側はノートを証拠請求する方針。 上村被告の証言によると、ノートは逮捕された二日後の昨年五月二十八日に弁護人から差し入れられた。「『うそをついている』と言われた」「どうしても村木被告と私をつなげたいらしい」との記述から始まり、翌日には「私の供述さえ得られれば検察のパズルのピースは完成か。しかし、村木被告の関与は思い出せない」と心情を吐露。 その後、「村木被告から指示があった」とする供述調書の訂正を申し入れても聞き入れられなかった、との記述が連日続き、六月五日には「もうあきらめた。何も言えない」とつづっている。 私は、以前、この事件について書いたことがあり、上村被告がウソをついているのだろうと推測していましたが、検察から偽証を強要されていたんですね。検察は、村木氏から民主党石井一議員に繋げるストーリーを作成していたと考えられ、そのための偽証要求と考えた方が自然でした。 それにしても、この事件だけでなく、ムネオ事件、佐藤栄佐久事件、最近の小沢氏関連で石川議員元秘書や秘書不当逮捕事件もですが、官僚にとって不都合な政治家を犯罪者に仕立て上げるストーリーを検察が作り、犯罪事実がなくてもマスコミの連日の怒涛のような虚偽報道で悪党にでっち上げ葬り去るという構図がわかります。 こうした検察捜査の有様を見ると、検察捜査の本質とは、真実や犯罪事実をつまびらかにして、天下の正道に基き天下の正道を堂々と実行することにあるのではなく、「官僚主導」政治を脅かす政治家を追い落とし「官僚主導」を守るためにあるとしか思えません。 検察は、何の罪もない人でも捕らえては偽証を要求し、政治家へつなげる事件を作り上げ失脚を謀るわけで、佐藤栄佐久事件では、検察の過酷な取り調べで4人が自殺し、3人が死亡、1人がいまだに意識不明という犠牲者を出しています。こうした検察は、不党不偏・公正・中立なわけなく、自己愛に浸って自分たちに偏向している思いっきり唯我独尊な組織であり、国民からの税金で禄を食みながら国民へ襲いかかってくるという組織であり、国民の敵、すなわち政治家共通の敵とみなしてよさそうなものなのに、国会では、検察のイカサマ捜査を金科玉条にして、えん罪に陥れられたものへ激しく攻撃し、「官僚主導」援護射撃に勤しむ、官僚のヤラセ政治に毒され切った政治家を見ますが、私たち国民は、こういう議員を国会から退出させなくてはいけませんよね。 こうした検察や政治の実態が、大々的に周知のものになったのは、なんといっても「小沢氏」に関して一年にわたる異常な捜査とマスコミの執拗な垂れ流し報道からだと思います。この小沢氏の一件がなければ、検察・マスコミ・某政党らの反国民性に気づくことは遅れただろうと思うと、この流れは享受すべきものだっただろうと思います。
とはいえ、記者クラブ談合大手マスコミは、検察とバッチリと癒着して、オリンピック終了後、民主党政権に対し本格的な攻撃を開始するでしょうけど、それに対しては、一人一人の国民は無力で、抗議電話・ファックス・メールぐらいしか打つ手はありません。しかし、幸いなことに、検察とマスコミに対して不信感を持つ人は増えており、約15%はいるものと思われます。その15%の人が、それぞれ一人を目覚めさせることで30%の人が知るところとなると考えれば、決して、絶望的なものではありませんよね。なせばなります。そうしたら、マスコミがいくらデタラメを吹聴したところで、効き目はなくなり、マスコミ自体が検察とともに大崩壊をするに至ります。 国民の大ぜいが、真実を知ることが大事です。 そのためには、わかっている方々が、それぞれ、親や兄弟、友人などに真実を知らせましょう。読み終わった週刊朝日は、貸して回し読みをしましょう。参院選で勝つことは、私たちの人権・いのち・財産を守ることなのです。絶対に負けるわけにはいきません。
いつも有意義なコメントを下さる単純な者さんからご紹介いただいた豊下楢彦著「昭和天皇・マッカーサー会見(岩波現代文庫)」「安保条約の成立」と孫崎享著「日米同盟の正体」が届き、そのうちの「昭和天皇・マッカーサー会見(岩波現代文庫)」を読み終わったところです。それで、とりあえず感想を書いておきたいと思います。 一言で言ってしまうと、私的には、昭和天皇の言動を断片的には、知らないわけではなかったが、しかし、そこにはどういう意味が隠されていたのかまでは、思慮がいたりませんでした。「昭和天皇・マッカーサー会見(岩波現代文庫)」を読んで、目から大きな鱗がはがれおちた感がします。 昭和天皇が、マッカーサーと会見をしたことは、誰でも知っていたと思いますが、11回も行われていたとは知らなかったし、何のために会見が行われていたのかということまでは、考えていなかったです。天皇が、政治的に動いていたなどということは、まったく考慮の外にありました。 昭和天皇とマッカーサーとの会見は、11回行われていて、東京裁判、象徴天皇を謳う憲法の制定、ついにはサンフランシスコ講和条約と日米安保条約へと影響を与えていったと推測されます。戦後間もなくから、昭和天皇は、活発にマッカーサーと交渉を行い、東京裁判をクリアすると、今度は「天皇制維持」のために動き、象徴天皇制が憲法に謳われると、次には、「国体の維持」のため、日米安保条約制定に動きます。日米安保条約制定あたっては、吉田茂首相やマッカーサーの頭上を飛び越して、ダレスへ直接書簡を送り、ダレスも天皇を会議に呼ぶことすら考えるわけです。朝鮮戦争が勃発し日本にとって有利な条件にある時に、屈辱的なほど不平等な安保条約を日本が飲むことになった背景には、国内外の共産党の台頭を恐れる昭和天皇の意向が色濃く反映することになったと思われます。 昭和天皇の「沖縄メッセージ」も重要ですね。 (1)米国による琉球諸島の軍事占領の継続を望む。 (2)上記(1)の占領は、日本の主権を残したままで長期租借によるべき。 (3)上記(1)の手続は、米国と日本の二国間条約によるべき。 メモによると、天皇は米国による沖縄占領は日米双方に利し、共産主義勢力の影響を懸念する日本国民の賛同も得られるなどとしています。 今日の沖縄の状況は、この通りにあるわけです。私たち国民は、日米安保条約とは、沖縄問題とは、いったい誰のために何のためにあるのか、を知ることが大事です。そして、今度は、私たち国民が主体的に、日本国にとって安全保障はどうあるべきかを熟慮して、事態を作り上げていかなくてはいけませんよね。
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