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公職選挙法の総務省指針により、政治家は選挙運動中にＷＥＢ更新できない。 が、Ｔｗｉｔｔｅｒは公職選挙法違反にならないだろう。 今やっているようなＮＥＴ討論を参院選でやろう。
ＮＥＴを考慮した新選挙法が必要。公権力の監視と社会的弱者の意見を吸い上げるジャーナリストの公的役割があるはず。その点を考慮したジャーナリズム制度−ＮＰＯジャーナリズム補助金など、報道と市場主義はなじまないから、ＣＭに依存しない仕組みを構築しよう。
キンドルではジャーナリストが雑誌社を通さず直接投稿できる。そのほうが、記者の収入が増える。これからの週刊誌は、フリージャナリストと競争する、「取材」企業になると山口編集長。
週間金曜日が成り立っている理由の半分はボランティア並みのギャラである。しかし、仮に高いギャラで既存ジャーナリズム雇っても、ほとんど役に立たない。これからメディアに入りたい人は沢山居るが、彼らをどうしたら経済的に支えてゆけるのかが大切と、神保さん。
環境が変わった。今後の新メディアを経済的に誰が支えるのか？ ソフトバンクのUstreamの孫さんが「ソフトバンクの悪口言ってもいいよ」と言ってくれたらいい。そういうパトロンが必要。
それで、みんなが記者になれ、アップロードできる新しい通信産業になる。そして、リアルタイム報道と調査報道を両立させたＮＥＴジャーナリズムで情報格差をなくす。これが、既存メディアのもっとも恐れること。しかし、既存メディア企業は無くなってもジャーナリズムは必ず残る。
職業ジャーナリストの連帯によって新しいＮＥＴジャーナリズムを構築しよう。ジャーナリスト基金を設立して、やりがいを搾取しているマスコミから独立したジャーナリストを支援する。ベーシックインカムもジャーナリストを支援するので、民主党に期待。
Ｏｈ！ＭｙＮｅｗｓ日本版は鳥越さんがやったが失敗、韓国では成功したのに。その理由は？ 韓国では軍事独裁政権の残滓との戦いだった。韓国三大新聞の全てが軍事政権派の残滓であり、国民はＮＥＴでしか民主化情報を得られなかった。日本にはそういう深刻な環境になかったので失敗。
それなら、小泉以降の日本は同じ状況になっている。メディアも嘘をつきまくっている今日、権力機関に身を晒して立ち向かう覚悟のあるジャーナリスト−上杉さんや山口編集長達は特捜と真正面から戦った。そして、ｉｐｈｏｎｅによる小沢会見中継で、新聞やＴＶ報道のいんちきを暴露した。
これらＮＥＴ言論の結果、検察と共謀したメディアを読むリテェラシーが芽生えた。閉鎖的な記者クラブがあうんの呼吸で特捜に協力している、読者はそうなる裏で誰が仕組んでいるのかという風に考え始めた。
一方で既存マスコミは、客観を装って公正を偽装するから読者は混乱する。既存メディアとはそんなもの。ＴＶキャスターがおかしい。取材や編集経験のないスポーツキャスターやタレントキャスターに偏向報道させ、視聴率（広告収入）を稼いでいる。
自分だけ自社だけ良ければという日本のマスコミ。ＴＶ局や電通には大量の政治家子弟が存在する。これが日本のジャーナリズムを堕落させ、記者クラブはガラパゴス化した。それに依存しているメディア全体もガラパゴス。
結論として、新しいジャーナリストが食ってゆける環境構築が大切。そして、新メディア構築には大変な労働がいる。だから、みんなで連帯。
素朴な疑問に基づいて誰でも取材する、許認可もいらない、みんな好きなようにジャーナリストに、そういう形でもう少し軽い気持ちで気楽に入ってきて欲しい。
（６時間２０分）
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- ＵＲＬ：第1回 朝までダダ漏れ討論会 ─ どうなるこれからのジャーナリズム！ 加藤 2010/3/01 14:19:17
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