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くたばれ東京!悲願の北海道独立は達成されるのか。(日経ビジネス) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/468.html
明治期以降、北海道独立論の嚆矢と言えば榎本武揚だろう。榎本が五稜郭に本営を築いて成立させた幻の「蝦夷共和国」は、新政府軍による函館総攻撃によって灰燼に帰した。しかし以後、四方を海に囲まれて孤絶したこの島嶼を「独立」させようという空想上の試みは数多くなされてきた。 終戦間もない1945年、北海道史の第一人者として知られる河野常吉を父に持つ農学者・昆虫学者、河野広道は「北海道自由国論」を唱え、北海道には北海道に相応しい政治・経済システムを構築すべきだと訴えた。 北海道の政治を適正ならしむるためには、旧内地(本州・四国・九州)とは異なる形の政治が行わなければならないのである。そのためには北海道に強度の自治性を与えることを要する。けれども北海道庁長官をはじめとし、道内官吏の幹部級が悉く中央政府によって選任せられ、中央から派遣されるようでは、北海道に善政が布かれることは望むべくもない。 1968年、北海道を視察したパナソニック創業者の松下幸之助はこんな談話を残している。 北海道より必ずしも条件が良いとはいえない北欧の国々が北海道より発展している。北海道も独立国たるの気概、心意気をもって自主性ある創意工夫を重ねることが大切だ また、地方自治については現在の「道州制」議論を見越したような「置州簡県」論を展開している。 わが国の中央集権的な色彩の強い政治制度を改め、県の機能を簡素化して州をつくり、それに独立国的な性格を与える。もし、こうした地方の自主性を大幅に認めた「置州簡県」を実施するならば、地方全体の政治の生産性も向上し、国民活動も活発になるだろう。また結果的に国全体としても大きなプラスになる。 共同通信社の伴武澄はユニークなエッセイを書いている。農林水産省の官僚と、酒を酌み交わしながらの“与太話”として、 「まず日本国憲法は武力の行使を認めていないし、知事の要請がないと自衛隊は出動できないから一方的独立をしても自衛隊は何もできない、簡単な住民投票で独立できそうだ」という点で一致した。アメリカも英国の規制から逃れるため独立した。日本の徳川時代の諸藩は半独立状態で独自の通貨を持っていたり軍隊を持っていた。そこでどこが一番独立しやすいか考えた。彼はつぶやいた。「北海道だな」 通貨名だけは決まった。「ピリカ」。美しいという意味のアイヌ語だ。大切なのは通貨の切り下げだけだ。切り下げなくして独立のメリットはまったくない。産業の競争力を回復できないからだ。僕が口火を切った。 「もし、北海道が独立したら」 百家の空想力を刺激する、それだけの魅力が北海道にあるということだろう。 その伝に習って、日経ビジネスと日経ビジネスオンラインでも、誌上でのみ許される空想の上に、現実の取材を交えながら「北海道独立論」を試みてみたい。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100222/212948/?P=5
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