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トヨタの問題はアメリカではどう報じられているか http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/384.html
トヨタの問題は日米両国で大きく報じられる政治問題となっている。トヨタは日本企業で最大の利益をあげていた企業であり、自動車業界はアメリカでも最大級の雇用がある業界でオバマ大統領のお膝元に拠点を構える業界としても注目される。この問題がアメリカで実際どのように報じられているのかについてアメリカ在住の知人からメールがあったので関係部分についてここに紹介する。参考になれば幸いである。 さて昨日(24 Feb 2010)は午後トヨタの公聴会でテレビに釘付けになってました。豊田社長は通訳を通じて公聴会に臨んだのは賢明だったと思います。外交と同じでこういう場合は英語ができても通訳を使うべきで、そのため答弁の時間稼ぎにもなるし、厳しい質問をする議員にとっても質問後の興奮をやわらげる役割もするしな。それに優秀な通訳さんには気の毒だけどLost in transiation ということもできます。公聴会を聞いていて米議会を聞いていて米議会くらいが知っているかぎりの日本語を使い愛嬌がありました。また、当然のことながらトヨタの工場のある州選出の議員の殆どが感謝の意を表していました。さらに企業文化の日米の違いから意思決定は全て日本だろう、米人トップを日本に常駐させるべきとか米人の意見をもっと採用すべき等と___いろいろコメントがあり、私はこれがホンダだったらどうなっていただろうなんてことも考えながら聞いていました。 ただ問題が解っていながらなぜ対応が遅れたのかという質問に対しては全く核心を外した回答ばかりで議員連中には大きな不満になったと見ました。この部分は日本の国会答弁の様でトヨタ側は原因が明確でないなど理由は多々あり明言を避けたとしか思えませんでした。あとは元NISTA職員を採用していることや内部文書でその結果のメリットのような内容が問題になりどうもしっくりいっていないという印象でした。現法社長の因幡氏は聞かれもしないのにUS生産車の部品の殆どがUS製だというコメントをし、これは責任逃れととられてもおかしくない発言だった気がします。彼のミシガンの大学の先生の急発進の再現については無理やりな条件での再現だというコメントはETCの電子システムとの相関関係が明確でない今としては確かにそうだという気がしました。 公聴会後のマスコミの反応のなかに社長自ら陳謝したことはアメリカでは絶対に考えられないため、大したもんだというテレビ局もありました。今後、原因が明確になり、適切な情報公開と迅速な対応があれば収益的なロスは甚大でしょうが、トヨタの汚名は回復でき、かえって信頼を得るんじゃないかと思います。
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