★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81 > 361.html ★阿修羅♪ |
|
「検察は内閣の管理下に置かれるべき」と発言すると粛清される政治家 (日々坦々) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/361.html
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-324.html 2010⁄02⁄27(土) 00:45 先日のエントリー「長崎・町田の選挙結果で見えてきた、バックラッシュ(反動)は起こっている」( http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-313.html )の中で、 SAPIOは保守系国際情報誌として創刊の1989年当時から、その硬派なスタイルを変えていない。数々のタブーと言われているものにも挑戦してきたし、今でも果敢に攻め続けている。そんな硬派な雑誌がよく20年以上も続いているものだと驚きと感心と不思議と敬意が混在。 どんな人が読んでるのか?:日本が好き(特に海外から見た日本?)な20代から30後半の男性。ライバル誌は:この雑誌に匹敵するようなものは他に見当たらないが、強いて言えば日経ビジネスか。と散々適当なことを言っているが…、私はこの雑誌を91年くらいから約6年間、毎号楽しみに愛読していた。 その頃は全て捨てずにとってあり、今まで二回程、記事で使うとかでライターや編集部にその蔵(ぞう)雑誌を貸し出したことがある。記憶では創刊号から全て保管していたつもりだったが、89年創刊ということなので当時はまだ読んでいなかった。ある時から読まなくなったが、やはり読者対象から外れた、ということかもしれない。バックナンバーも処分してしまった。 久しぶりに買って読みたいと思った記事は、やはり今一番の関心事、検察関連で、本来マスコミはこの「小沢VS検察」をどのように報道すべきであったか、そのお手本のような記事だった。
(以下引用&要約)
≪案の定、小沢一郎・民主党幹事長が不起訴になった後も、「推定有罪」を貫く大マスコミは、自ら悪事の証拠を示すわけでもなく、ただ世論調査に頼って「国民の声」を武器に小沢退陣を迫っている。いつもの構図だ。しかし、小沢一郎という毀誉褒貶(きよほうへん:ほめられたり悪口を言われたりする)の激しい政治家が主人公であったために、国家の重大時が見過ごされる危険は看過できない。 すなわち、「検察権力と政治の関係」についてである。 こう書くと、一連の騒動にのめり込んできた国民は、「検察批判の小沢擁護論」と捉えるかもしれない。それが今回の問題の難しさでもある。
@水谷裏献金はあったのか 小沢氏を疑う最大の材料は、水谷建設元会長が「5000万円の賄賂を2回渡した」と検察に証言していることだ。 A小沢氏は談合の元締めか 常識的に可能性は低い。野党であった小沢氏が落札業者を決める力はなかった。またダム工事の落札業者は、自民党議員にも広く献金していた。 B4億円不記載 04年の収支報告書には記載してあり、実質的には小沢氏の個人融資を銀行融資に切り替えただけ。 C石川知裕代議士らはそれでも起訴されたではないか 重要なのは、検察とマスコミが騒ぎたてた「裏金」がなかったことである。検察はメンツもあるから石川代議士らを起訴したが、その容疑は「個人融資を銀行融資に切り替えたことをちゃんと書いていなかったこと」というだけだ。…多くの政治家が必要な時には事務所の運転資金を個人で提供しているが、「貸し付け」として収支報告書に載せる政治家はまずいない。これが本当に重大犯罪なのだろうか。 D個人資産が現金で6億円もあるのはおかしい 議員になって40年で、その間の給料と議員歳費や手当を含めれば10億円を越える。父から相続した湯島の土地を売却し現在の自宅を購入した際の差額が2億円。さらに小沢氏が個人資産を預けていた安田信託神田支店の元幹部が本誌に「80年代からビックという貸付信託で3億円を預かっていた。バブル時代にも預けっぱなしで、運用益を合わせれば98年の解約時までに5億円になっていたはず」と証言した。これは当時の地価、金利などから計算しても、つじつまの合う金額である。はかに、小沢氏はベストセラーとなった自著『日本改造計画』の印税を約1億円得ている。 E説明責任を果たしているか 小沢氏は会見で、土地購入の原資を細かく説明した。その内容はDで示した本誌取材結果とも合致する。むしろ新聞・テレビが小沢氏の説明を報じなかったのである。 F説明を二転三転させた 小沢氏の説明は一貫している。当初、「政治献金を有効に使うため秘書寮用地を購入した」と説明したものが、後に「銀行融資だった」となり、さらに「個人資産」と変わったと言われるが、そもそも陸山会の資金で買った土地を「政治献金の有効な使い方」と説明したことは、正確ではなくても「嘘」とは言えまい。さらに原資が問題にされた後に「銀行融資だ」と語ったことも、「個人資産」という説明を追加したことも、事実はBの通りで両方とも正しい説明だ。 G政治資金で土地を買うことは規正法違反ではないか 小沢氏の土地購入は、それが禁止された07年以前のことで合法だ。また小沢氏を批判してきた自民党の町村信孝氏やみんなの党の江田憲司氏らも政治資金で不動産を購入していたことが発覚した。総務省が調査すると20人ちかくの議員が不動産を買っていたことが判明する。「政治家の自宅の多くは政治資金で買っている。小沢氏は自宅を買っているよりずっとまともだ」と総務省関係者。 H検察は公平か、有能か 前記のように、今回の件が政治資金規正法に問われるなら自民党を含めたもっと多くの政治家を捜査対象にしなければおかしい。
・日本歯科医師連盟の橋本派への闇献金事件 ・「ダグラス・グラマン事件」 ・「三菱重工CB(転換社債)」多数の自民党幹部が総額100億円分のCBを手にして巨利を得たが捜査は打ち切られる。
検察をチェックできる唯一の「指揮権発動」が"抜けない宝刀"になっている、ことが問題であり、検察の暴走を許していると指摘。過去の誤った指揮権発動のため、抜けなくなってしまった。 その後一度だけ政治の側から検察に歯止めをかけようという動きが起きた。 するとどうなったか。 現在は政界を引退した中村元法相が語る。 それから10年あまり、ますます指揮権はタブー視されるようになったが、そのなかで「検察は内閣の管理下に置かれるべき」と主張し続けてきたのが小沢一郎である。 その小沢氏が、まるで狙い撃ちされるように次々と検察の捜査対象になっていることは単なる偶然なのだろうか。 (引用・要約終了)
今回のような記事を掲載する大マスコミではない新聞や雑誌が増えることも、徐々に効き目が出てくるはずだ。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |