★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81 > 340.html ★阿修羅♪ |
|
トヨタの主張は疑惑を生むだけで何の説明にもなっていない http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/340.html
23日の公聴会で急加速の状況を語った人に限らず、その他にも走行中に「急加速」が起こったという苦情が米国で多数報告されている。こうした場合、当の自動車メーカがとるべき対応は以下のようになるはずだ。 (1)ユーザからの「急加速」の苦情が多数寄せられているのであれば、「急加速」という現象自体は「存在する」と認識すること。 しかるに、トヨタは現時点で「電子制御プログラムに欠陥はない」と断言してしまっている。ソフトウエアの組込み製品がユーザ先で異常な動作をしたとの苦情がメーカに寄せられた場合、ユーザからの聞き取り調査やユーザ先の環境などをもとに、報告された苦情の現象を「再現」させようとする。「現象を再現できなければ異常動作の原因が分からない」からだ。それほどまでに現在のソフトウェアは複雑になっており、ユーザーからの報告だけで原因が分かるということはほとんどといっていいほどない。 現象を「再現」できなければ「原因不明」と判断するしかない。ましてや「電子制御プログラムに欠陥はない」と断言するなどメーカとして取るべき態度ではない。現象そのものはまだ知られていないいくつかの条件が重なった場合のみに発生するものであるということだけは真実である。その条件には速度を制御する電子制御プログラムが含まれるかも知れないのだ。そして米国向け特有のソフトウェア部分が関係している可能性も否定できない。 考えられる可能性としては、「急加速」の苦情を寄せたトヨタの数千人のユーザーがすべていわゆる「陰謀」に加担しており、実際には「急加速」という現象は発生していない、という「阿修羅」サイトレベルのうがった見方も不可能ではないが、もしもそのような立場に立つならば、トヨタは自動車メーカとしては存続してこれなかっただろう。 トヨタは米国の第三者機関との共同調査に同意している。そうであるならば「電子制御プログラムに欠陥はない」とした主張を取り下げるべきである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK81掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |