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「内閣官房機密費」は歴代自民党官房長官に「私的流用」されていた(杉並からの情報発信です) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/326.html
「内閣官房機密費」は歴代自民党官房長官に「私的流用」されていた 自民党河村建夫前官房長官が政権交代確定2日後の昨年9月1日に二億五千万円の「内閣官房機密費」を引き出し金庫を空にしてその使途に関し一切口を閉ざしている事件で、私は一昨日個人ブログに記事を書きJanJanに投稿しました。 【杉並からの情報発信です】 「連帯ユニオン議員ネット」が全国大会で「在特会糾弾特別決議」を採択 【JanJanオムニバス】 「連帯ユニオン議員ネット」が「在特会糾弾特別決議」を採択 このような自民党官房長官が「内閣官房機密費」を自分のサイフ替わりに私的に流用したと疑われる事件が以前にもありました。 自民党中川秀直官房長官が2000年に愛人問題で右翼暴力団から脅迫をされて「多額の金を機密費から支払った」(新潮社の主張)可能性が名誉毀損訴訟の中で指摘されたのです。 これは中川氏が愛人問題で写真週刊誌「フォーカス」の発行元の新潮社などを名誉毀損で訴えた裁判の中で、当時の内閣官房が「2000年7月と8月に内閣官房報償費(機密費)から計2億2000万円を中川氏に支出した」ことを示す文書を広島地裁に提出していたのです。 中川官房長官の愛人騒動は最初写真週刊誌「フォーカス」が暴露してその後週刊誌が後を追い、当時まだジャーナリズム精神を残していたTBSテレビ、フジテレビジョン、テレビ東京など主要テレビ局が愛人に捜査情報を漏らす会話の録音テープを公開したのです。 また国会では当時野党だった民主党長妻昭現厚労相がこの問題を積極的に取り上げて追求しました。 中川氏は2000年10月27日に録音テープの会話は「自分の声であったかもしれない」と表明して内閣官房長官を辞任しましたが、二つの大きな疑惑はウヤムヤにされたまま今日まで来ています。 一つは、中川氏が愛人問題で右翼暴力団から脅迫されて「内閣官房報償費」2億2000万円を解決金として支払った「公金横領」「詐欺」の疑惑です。 二つ目は、中川氏が愛人に「警視庁保安課が内偵捜査している」「ともかく、なにか、覚醒剤の関係で警察も動いているよ、多少」と捜査情報を漏らした「国家公務員法違反」「捜査妨害容疑」の疑惑です。 昨年2009年9月の河村官房長官による「内閣官房機密費」2億五千万円「引き出し事件」と2000年7月、8月の中川官房長官による「内閣官房機密費」計2億2000万円「私的流用」容疑事件はともに「公金横領」「詐欺」容疑という重大な刑事事件ですので、鳩山政権は法務省・検察・警察に強制捜査を命令して徹底的に解明しなければなりません。 民主党は以前主張していたように、私的流用を可能にする年間14億円の無駄金「内閣官房機密費」を即刻廃止すべきです。 また同じように外務省特権官僚のサイフ代わりになっている年27億円の「外交機密費」も即刻廃止すべきです。 以下の【関連記事】と【関連情報】をご参照ください。 【関連記事】 「中川秀直・改めて問われる官房機密費の使途」 以下、朝日新聞から部分的に引用。 女性問題で事実無根の写真と記事を掲載され、名誉を傷つけられたとして中川秀直・前官房長官が、写真週刊誌「フォーカス」の発行元の新潮社などに慰謝料を求めた訴訟で、内閣官房が、2000年7月と8月に内閣官房報償費(機密費)から計2億2000万円を中川氏に支出したことを示す文書を、広島地裁に提出していたことが分かった。 使途は明らかにされていない。機密費の支出について新潮社は「右翼団体幹部に脅された中川氏が多額の金を機密費から支払った」と主張している。 官房機密費は「内閣官房報償費」と呼ばれ、官房長官が管理し、自由裁量で使える。歴代の官房長官は国会で、「国の事務を円滑で効果的に遂行するため、当面の任務と状況に応じて最も適当と考えられる方法で機動的に使用する経費」と答弁し、使途は公表されていない。 しかし、実際には外遊に出かける国会議員への餞別や、慶弔費、外遊の際に首相に随行する職員の宿泊費に使われていることなどが分かっている。 ホテル代を水増し請求する手口で首相官邸から報償費(機密費)計約5億円をだまし取ったとして元外務省要人外国訪問支援室長が詐欺罪に問われた事件も起きている。 (朝日新聞引用終り) 【関連情報】 愛人への捜査情報漏洩問題 [wikipediaより転載] 2000年、写真週刊誌等に中川が愛人と一緒に撮影した写真やビデオが掲載され、内閣官房長官辞任に追い込まれた。 2000年10月、TBSテレビ、フジテレビジョン、テレビ東京など主要テレビ局は、中川が愛人(とされる女性)に捜査情報を漏らす会話の録音テープを公開した。 この録音テープの内容は、「警視庁保安課が内偵捜査している」ことを女性(捜査対象者本人)に漏洩しているやり取りであった。 さらに、当該女性は覚せい剤取締法違反容疑で家宅捜索を受けた経験があった。 職務上知り得た秘密を捜査対象者に漏らす行為は国家公務員法違反、捜査妨害容疑に該当する可能性があり、野党から追及された。 2000年10月26日の衆議院内閣委員会では仙谷由人や長妻昭らが中川に対し直接質問するなど、国会審議でも取り上げられた。 長妻が提示した録音テープのやり取りによれば、中川とされる人物が「ともかく、なにか、覚醒剤の関係で警察も動いているよ、多少」「警視庁の保安課が動いているから。覚醒剤の動きが確かにあるよ。本当に……」「いや、君の関係を内偵しとるちゅうんだよ」と女性に対して発言しており、情報の出所については中川とされる人物が「それは警察情報だよ」「そう、私の方の情報だ」と発言している。このテープのやり取りについて、長妻は「どう考えてもあなたの声なんですよ、言い回しも含めて」と主張したが、中川は「そういう会話をした覚えはございません。記憶もございません。 そしてまた、そのような情報を得てそういうことを伝えるなどという、そんなルートもなければ、そういうこともございません」と答弁し明確に否定した。 また、中川の寝室内で撮影した愛人とされる女性の写真についても、国会で取り上げられた。その際の中川の答弁によれば、中川の運転手に対し見知らぬ女性が中川邸を見たいとねだったため、運転手が女性の要求に従い寝室に案内したことがあり、雑誌に公開された写真はそのときに撮影したものではないか、としている。中川の説明に対し、長妻は「常識で考えておかしい」「不可解な話」であると指摘している。 10月27日になると中川の主張は一転し、中川は録音テープの会話は「自分の声であったかもしれない」と表明し、一連の騒動の責任をとる形で内閣官房長官辞任 (wikipedia転載終わり)
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