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「政治とカネ」問題と自民党の姿勢(上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/203.html
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51344549.html から転載。 2010年02月24日00:49 (1)今月12日、鳩山内閣の政治姿勢」をテーマに衆議院予算委員会で「集中審議」が行われた。 その自民党議員とは、与謝野馨衆議院議員(元財務大臣)であった。 与謝野議員といえば、その資金管理団体「駿山会」が、商品先物取引会社の「オリエント貿易」(当時)のダミーの政治団体「政経政策研究会」から迂回献金を受け取っていたという疑惑が昨年6月下旬に発覚した人物である。 与謝野議員は、当時から当日まで、主権者国民に対して説明責任を果たしていたわけではない。 そんな議員が、現首相の「政治とカネ」の問題を追及していたわけである。 (2)私は自民党議員が「政治とカネ」の問題で民主党議員を追及することに反対ではない。 自らの疑惑を正直に吐露して、それを真に根絶するために追及するなら、少しは説得力も迫力もあるが、自らの疑惑を棚に上げて追及しても、有権者はシラケてしまうだけである。 (3)そして、また今、自民党は、民主党の「政治とカネ」問題における関係者の国会招致に与党が応じないことを理由に、国会の審議を拒否し続けている。 日経新聞2010年2月23日(19:36) 衆院予算委員会は23日午前、自民党が欠席したまま2010年度予算案に関する一般質疑を続けた。自民党は鳩山由紀夫首相や小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」問題で関係者の国会招致に与党が応じることを出席の条件としており、与野党の対立が続いている。
それなのに、自分たちが野党になったら審議拒否をするというのは、論理が一貫しない。 (5)いずれも、本気ではなく、ブラックジョークの類なのかと思えてくる。 (やはり人工的に二大政党制をつくるのは止めるべきであると思うが、これについては、また別の機会に書くとする。) (6)自民党に今求められているのは、「政治とカネ」における最大の問題である企業・団体献金を全面的に禁止する等を盛り込んで、政治資金規正法を抜本的に改正することである。 この点で自民党は民主党と競い、論争すべきである。 (7)今の自民党の態度を見ていると、主権者国民や議会制民主主義のためにではなく、この最大の課題から国民の目をそらせるために、民主党の「政治とカネ」の問題を追及したり、審議拒否しているとしか思えない。 (8)自民党のスポンサーである財界(http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51253608.html)や、傀儡の自民党政権をつくってきたアメリカ(http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/50932482.html)は、今の自民党の姿勢に満足しているのだろうか!?
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