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《出演者インタビュー》緊急シンポ!「小沢VS検察」にみる検察と報道のあり方:上杉 隆 《THE JOURNAL》 http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/176.html
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2010/02/vs_8.html 今月2月26日(金)に開催される「緊急シンポ!「小沢VS検察」にみる検察と報道のあり方」にむけて、出演者の連続インタビューを行っている。 第四回は、ジャーナリストの上杉隆(うえすぎ・たかし)氏に語っていただきました。 ─────────────── 古今東西、世界各国を見わたしても、そういう権力が横暴を繰り返してきたというのは、残念ながら人類の歴史上当然です。また、私自身はそこに健全を求めるというアプローチはあまりせず、むしろ、それをチェックする機関であるジャーナリズムがきちんと機能するかどうか......というところにポイントをおいてこれまでやってきました。 今回まさにそこが機能不全に陥ってる、ということと同時に、石川議員の女性秘書に対しての違法捜査が目の前でおこなわれているにもかかわらず、一切報じないというメディアの現状を少しでも多くの人に知ってもらいたい、という意味で今回のシンポジウムに出席するつもりです。篠田博之さんが僕を呼んだ意図がそこにあるのかな、と考えています。 ─ そのようなことが起こらないために「取調べの可視化」というのが1つのポイントだと思いますが、どうですか? 取り調べというより、「情報公開含めた全体の可視化」ですよね。一部を可視化しても、前後で圧力をかけられてしまう可能性がありますので、全体を可視化することによって健全なジャーナリズムが機能すればある程度はくい止められる。 例えば、記者会見を開かせて、捜査に着手する検察官に名前と顔を出してきちんと説明をさせる。アメリカ・ヨーロッパでも普通におこなわれているワケですからね。 起訴を伴う捜査権を持った行政に対して、「匿名」の権力を与えてしまっているのは、G8というかOECD(経済協力開発機構)先進国の中では日本とロシア(加盟申請国)くらいじゃないでしょうか。 最悪なのは、記者クラブが国家権力である検察に対しなんら追求をしない、まだロシアの方がジャーナリズムが機能している。 ─ 報道に関しては? よく、新聞・テレビの記者に「私と一緒にされたくない、インチキ取材をしていない」と言われるのですが、彼らの取材というのは記者クラブに行くことであって、それは、こちらは入れないんですから、取材をしていないと言われてもあたりまえですよね。 そういう意味では、むしろ「一緒じゃない」と言われるのはよかったな......と思います。戦前の国家権力の暴走を防ぐことができなかったメディア、大本営発表にまんまと乗ってしまっている現状があるワケですから、そこを自ら検証して本来のジャーナリズムの意義を100のうちの1でもいいから発揮してもらいたいと思います。 僕は「1秒でも1文字でもいいから載せてください」と言い続けているのですが、まだそれもないですし......その部分はシンポジウムで言おうかな、と考えています。 関連記事 ──────────────────── 【出演者】 【司会】 【日時】 【会場参加申し込みURL】 ※生中継は「Infoseek 内憂外患」で放送します!
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