投稿者 みちばたの蝶 日時 2010 年 2 月 24 日 01:20:49: JxOH7lIi5LSzQ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100223/plc1002232144013-n1.htm
2010.2.23 21:43
鳩山由紀夫首相は23日夜、長崎県にある国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門をめぐり、赤松広隆農水相が開門もあり得るとの考えを示したことに対し、「農水相が白紙で臨むということだから、その思いに従うべきではないか。純粋にさまざまな方々のお気持ちを考えながら、白紙の思いで臨んでもらいたい」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。
ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。
【国会審議】
−−今日、マニフェスト(政権公約)の法案としては、初めてとなる子ども手当法案が衆院で審議入りした。野党の自民党は審議を欠席したままだ。審議にどういった期待をするか
「うん。自民党が審議に出ていただけなかったのは残念でありますが、他の野党の皆さんは、ご協力いただいて有り難いと思います。これはやはり、子ども手当。私どもが選挙の時も含めて、これからの日本の社会、特に子供の育ちを社会全体で支援しようという非常に大事な思いを持った、込めた法案ですから、大いに国民の皆さんに分かる形で審議をしていくことが大事だと思います」
−−関連だが、平成23年度から満額支給を目指す方針に変わりはないか
「はい。これはまだ、平成23年度を決めているわけではありませんが、当然、私どもは、歳出の削減努力、予算の見直し、色々なことをやりながらですね、国民の皆さんに選挙でも訴えたことですから、そのマニフェスト通りに、実現をしたいと。そのように思います」
【小沢氏への風当たり】
−−政治とカネの問題をめぐる民主党の小沢一郎幹事長の責任問題に関して今日、前原誠司国土交通相が、「どうすれば参院選に勝てるか総合的に判断すると思う」と述べ、小沢幹事長の自発的な進退の判断に期待感を示した。閣僚の小沢幹事長への風当たりが強まっているように受け止められるが
「あなたがたがそういう風に判断をされたということだとは思いますが、今大事なことは、内閣として与党、特に民主党一体となってね、行動することが大事で、特に国民の皆さんにとって、私どもにとれば、はじめての予算の審議ということになりますが、政治を変えると。変えなきゃ困るぞという思いで、昨年、大変、熱狂的に支援してくださった国民の皆さんの思いを込めた予算が今、審議をされている」
「子ども手当、戸別所得補償、あるいは高校無償化。こういったことが実現していく予算の審議があります。これをしっかりと、与党と内閣が一体となって仕上げていくということが何より重要なことだ。そのことによって、私は国民の皆さんの期待感、やはり政治は変わったなという思いを持っていただけると思います」
「何よりも、そういうことを通じて、私はやはり、政治は政策ですから、その政策を通じて信頼感を取り戻すということが大事。その中にも、政治資金規正法の改正の議論というものもあろうかと思いますが、そういうことを行いながら、国民の皆さんに議論を尽くして、そして、信頼をしっかりと取り戻していく。くどいようですが、与党、内閣一体となった努力が今求められてるんじゃないでしょうか」
【政調のあり方】
−−党内から1年生議員の活用や政調の復活を求める声が高まっている。人材活用についてどう考えるか
「それは人材。大変、民主党も、連立与党、人材が豊富ですから、その人材というのは、国民の皆さんのために働く。働くというのは、政策の実現であると思います。で、そのための人材を積極的に活用することが、大事だと思います。その一環として、これはやはり、内閣が発足してほぼ5カ月たってですね、そろそろ、ある意味で、政策のあり方の議論をもう一度考えるときが来たなぁとも思います」
「そこで今、党と政府の間でも議論をしているところでね、私どもとすればやはり、政策会議のあり方を、もっと、それを活性化させる必要があるなと。また、選挙となればマニフェストの議論もあるねと。それは党のほうで、どうやってそれをきちっと受け皿を作っていくか。そういうことを行うことで、先ほどお話があった、若い人たちの声というものも反映させることが、さらにできていくようになるんじゃないかと期待しています」
【長崎県知事選】
−−長崎県知事選だが、選挙戦の最中に石井一選対委員長が、与党候補が負けた場合、「民主党政権は長崎にそれなりの姿勢を示す」と語った。実際、与党候補は負けたわけだが、これから何か、長崎県にする考えはあるのか
「うん。それは、選対委員長がそのように発言をされたということでありますから、当然、選対委員長を中心に、何かお考えではないかと思いますが、私が今、政府として何か長崎のことで行動しようということを考えているわけではありません」
−発言の内容が若干、恫喝(どうかつ)まがいに聞こえると思うが、そういう選挙戦についてどう思うか
「そういう趣旨ではないんじゃないかと思いますけどね。私はあの、その場におりませんでしたから、よく分かりませんが、そういう恫喝まがいのようなことが当然、あってはなりませんし、そういう発言ではないと思っております」
【諫早湾の干拓】
−−赤松広隆農林水産相が今日の会見で、長崎県の国営諫早湾の干拓事業の潮受け堤防の排水門の開門について、白紙の状態で検討すると述べた。この事業、公共工事のありかたを問う典型例として取り上げてきたが、首相自身は開けるか開けないかについてどう考えるか?
「うん。これは、私も、諫早湾には、潮受け堤防を見に行ったこともあります。で、いろいろと、その地元の方ともお話をしたこともあります。一方では、この県連をはじめとして、いろいろとこのことに対して苦しんでおられた方々の声、さまざまうかがってまいりました。したがって、そういうことを含めて、赤松農林大臣が、農林水産大臣が白紙で臨むということでありますから、私もその思いに従うべきではないか。すなわち、また、純粋にさまざまな方々のお気持ちを考えながら、白紙の思いで臨んでもらいたいと思います」
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