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「胆沢ダム工事の怪5・方法論」 http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/162.html
まだ小沢事務所が談合を牛耳っていると信じて疑わない国民のために、仮にそれが本当だとしてどのような方法でゼネコンを動かしたのか考えてみよう。 ここで幾つか条件をつける。 さて元請けのゼネコンが嫌がるのはなんだろう? それは取りたい仕事が取れないことだ。昔なら「指名に入れてやらないぞ」という脅しがあった。これは「指名競争入札」でのみ有効だが。しかし平成16年度は国土交通省発注の工事は「一般競争入札」になっている。これでは手を上げた業者を勝手に外すことはできない。 唯一の方法は、工事費を意識的に大きくして小さな業者に諦めさせることだ。あるいは逆に小さくして大ゼネコンの侵入を阻む。100億円クラスの工事費なら参入できる業者は自ずと少なくなるから、もしかすると談合で仕事を取れるかもしれない。 しかしこの方法では、発注者側を動かさねばならない。Bの条件でそれが可能だろうか。もし可能であったなら、水谷建設を下請けにねじ込むこともできよう。元請けに「誰のおかげで仕事が取れたと思ってんだ」と呟けばいいのだから。 この方法が不可能なら「予定価格」を1者のみに教えるというのはどうだ。ただし聞き出すには発注者とツーカーでなければならないが、A及びBの条件では難しかろう。 逆の方法で、特定の1社を取れなくするというのはどうだ。各社が群がる中で「予定価格より下」に札を入れさせなければ可能だが、札に金額を何と書くかは業者の自由だ。取りたいと思っている業者に、そんなことはまず無理だろう。入札会場に行く道を封鎖するか。 「天の声」が有効なのは、次の指名から外されるのを恐れるからだ。@の条件で「指名」そのものが無くなっているのに、闘志満々の業者を引き止める方法はないに等しい。 以上はあくまで小沢氏と限定した場合の話だが、条件が違えば「結果」も違ってくる。談合情報では、受注業者名と下請け業者に水谷建設の名があったという。とすれば小沢事務所は、元請けがどこになるか知っていて予め下請けをくっ付けておいた、ということになる。すごい腕前だ。
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