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【週刊ポスト&週刊現代論、週刊誌論調の癖比較論】(れんだいこのカンテラ時評) http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/127.html
今日は22年2月22日の2のぞろ目記念日だと云う。いつか言いたかったことを記念に書き付けておく。 小沢キード事件に対する週刊ポストと週刊現代の論調の癖が際立っており、興味深いので一言しておく。れんだいこは、行きつけの喫茶店複数で、この二誌を始め週刊新潮、週刊文春、アサヒ芸能、週刊大衆等々を気紛れに読むのだが、恐らく編集長次第で論調が幾分か変わり始めるのではなかろうか。そういう気がしている。どなたか、どう変わるのか具体的に論じてくれれば面白い。 れんだいこの従来の感じは、ポストと現代との比較で云えば、同じような論調ながらもややポストの方が体制寄りで現代の方がリベラル的な受け取り方をしてきた。ところが最近は逆になっており、ポストの方がリベラル的、現代の方が体制寄りな気がする。このことがはっきりしたのが、こたびの小沢キード事件に対する記事姿勢であった。 現代は、あからさまに小沢パッシングに加担し、あの手この手を駆使して検察エール紙面を構成している。これに対しポストは逆に、検察の暴走ぶりを批判的に採り上げている。あるいは小沢パッシングの背後事情詮索まで記事にしている。これまでは二誌の切り口の違いに妙があったが、紙面がこれほど対照的になった例は珍しいのではなかろうか。 その原因はどこにあるのだろうか。れんだいこは、週刊現代のこのところの露骨なネオシオニズム化に解を求めている。週刊現代の編集長が誰であり、どういう履歴の持主であり、いつから編集長を務めているか分からないが、ここへ来ての週刊現代の御用化は目に余る気がする。対照的なのは週刊朝日であり、小沢キード事件に対して当初より検察批判の姿勢を確立し、いち早く容疑の白黒性を実証的に論じ、言論リード役を引き受けている。山口一臣編集長の気概を感じるのは、れんだいこだけではあるまい。そうだ、日刊ゲンダイも頑張っている。編集責任者が誰だか知らないがジャーナル精神を感じるのは、れんだいこだけではあるまい。 もとへ。れんだいこが週刊現代の変調を認めたのは、松岡農相変死事件の時であった。記憶に従えばかの時同誌は全く報道しなかった。時の大臣が議員宿舎名で白昼に変死したと云うのに何故黙殺したのか、今も疑念が消えない。週刊ポストは辛うじて採り上げていたが、松岡農相の変死そのものに対する言及はなく、他愛ない関連情報でお茶を濁していた。全く紙面にしなかった週刊現代の異様さが目に映った。 このことは何を意味するのだろうか。れんだいこには明らかである。松岡農相変死事件の裏に得体の知れない事情があり、その方面への取材に圧力がかかったということではなかろうか。あるいは週刊現代が自主的に内部規制したのかもしれない。もしそうであるとしたなら、最もジャーナルせねばならぬ時に怯むジャーナル精神の貧困を問題にせねばならぬであろう。 ということは、翻って小沢キード事件にはしゃぐ週刊現代の異様さが逆に浮き彫りになるのではなかろうか。松岡農相変死事件に一切口を閉ざした週刊現代が何故に小沢キード事件では雄弁になり得るのか。眉つばせねばなるまい。考えられることは、週刊現代編集部の好、親ネオシオニズム没ジャーナリズム性であろう。息がかかっていると云うべきか、籠絡されていると云うべきか。週刊現代編集部よ、反駁できるのならしてみよ。 思うに、各紙各誌の論調が同じ色の時、これを臭いと思うべきではなかろうか。どなたの言かは忘れたが、「世論調査の名を借りて世論操作が行われている」。これは名言ではなかろうか。更に思うに、れんだいこの「ネオシオニズムによる情報操作、世論誘導、メディア支配説」に異を唱えるなら、少なくとも現代ジャーナリストの能力、識見不足を嘆かねばなるまい。余りにも不勉強過ぎ、デキが悪過ぎる。この程度の記事しか書けない連中が年収数千万円の身分でぬくぬくしているのは異常であろう。あるいはこの高収入も言論買収の対価かも知れぬ。かく理解しないと説明できない。せめてこの辺りは認めないとお話にならない。 2010.2.22日 れんだいこ拝
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