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普天間基地の全国行脚【普天間の移設先が「迷走」を装いつつ全国行脚している】(反戦な家づくり) http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/912.html
http://sensouhantai.blog25.fc2.com/blog-entry-831.html 2010-02-22(Mon)
官邸のボスのはずが官僚のボスになっている平野官房長官や、顔に似合わず超ビビリの岡田外相や、大臣になったとたんに自民党員になっちゃったのかと思うような北沢防衛相など、ヒドすぎる姿が目立っている。 その一方で、県知事選の直前に大村空港案を出した社民党も、どうかしているように見える。 そうかと思えば、沖縄出身の国民新党の幹事長が、県内移設で大張り切りときている。 これらの、どこまでが迷走で、どこまでが独りよがりで、どこまでが計画的なのか、たしかに判然としない。
グアムにしてもサイパンにしても、それ自体アメリカの植民地のようなものだから、米軍基地を置くことの不当さはある。もちろん地元の反対運動もある。 そのことは頭に置いた上で、当面の現実的な落としどころは、グアムしかないだろう。 もしも、国内のどこかに移設した場合、鳩山政権はもたない。 そんなことが、小沢氏や鳩山首相に分からない訳がない。 もちろん、そうなれば沖縄の怒りは、どんな政権であれ日本の政権とは未来永劫戦い続けることになり、顕在化するかどうかは別にして、日本は内戦を抱えることになる。 しかし、鳩山政権が今すすめている「迷走」は、そうした方向ではないように思える。 ところが、やっていることは反対だ。あっちこっちへ「迷走」して、そのたびに地元の反対を引き出している。 普天間移設の候補地 軒並み反発、5月決着危ぶむ声
こうやって、どんどん地元の反対決議を引き出していくとどうなるか。 橋下徹が、自分は絶対に安全圏だと思って、人気取りのためにやらかした「関空への誘致」発言が、瓢箪から駒でヒントになったのかもしれない。 ヘタに「辺野古に作れ」なんて発言すると、じゃあ自分ところも負担してよ、ということになるから、だれも公然と辺野古案を推進できない。 こうやって、日本中の可能性のある場所で、ことごとく反対決議をあげていくことで、 @日本中で米軍の問題、安保の問題が「自分の問題」になる A名実ともに日本の総意として「海兵隊 GO HOME」を表明 B辺野古にこだわってきたアメリカの顔を立てることができる C米軍利権にまみれた連中に、手を出させない という効能が期待できる。 もっとも、中には核廃棄物ですら誘致してしまう自治体もあるから、ウェルカメ!と言い出すこともあるかもしれない。 普天間の移設先が「迷走」を装いつつ全国行脚している。 これは、東京湾や大阪湾に原発を作ろう、という話と同じで、一見とんでもないことを言っているようで、実は地殻変動的に意識を揺さぶることになる。 小沢鋭仁環境相におかれては、風光明媚な上関なんかじゃなくて、ぜひ東京湾での原発計画を検討してもらいたい。 閑話休題 こうして、安保の問題が自分の問題として迫られてくると、次のステージはまた厳しい問題が待っている。 そこまで進んでいくと、小沢氏や鳩山氏とは意見は異なってくる。 ピースピースと言いながら、沖縄やアフガンやイラクや、自分の体に触れない戦場は「無いもの」としてしまう寝ぼけた平和主義は、容易にヒステリックなファシズムに変質する。 「日本国憲法改正試案」小沢一郎(1999年) 日本人は小心だから、なかなか思い切って現実を改革する決断ができない。それなのに、テポドンでも落ちてこようものなら、ヒステリーを起こして極端にまで突っ走るおそれがある。マスコミの論調もすぐに過熱して戦前の例の如く「鬼畜米英」ならずとも「直ちに北朝鮮をたたけ」という見出しが躍るかもしれない。しかし、これでは又、歴史の繰り返しである。 小沢氏のこの論文の中身は、全く賛同しない。 これから容易ならざる時代を生きていくためには、平和ボケの平和主義のままでダメなのだろう。 普天間基地の全国行脚は、そのための第一歩であろう。
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