★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80 > 888.html ★阿修羅♪ |
|
小沢捜査を指揮した親小泉検察官(Electronic Journal) http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/888.html
http://electronic-journal.seesaa.net/article/141853976.html 誰も知らないウラの世界で検察をひそかに味方につけた小泉元首相は、その力を使って自らの政敵をひとり一人失脚させていったのです。まず、はじめに犠牲になったのは、小泉政権誕生の立役者である田中真紀子元外相です。 2001年4月24日――通常国会の真っ只中に自民党は総裁選挙をやったのです。そのとき自民党内も野党もまさか小泉氏が勝つとは予想していなかったのです。その小泉氏に勝利をもたらしたのは、田中真紀子衆院議員なのです。 平野貞夫氏は、この現象を「集団異常心理現象」と呼び、次のように書いています。 日本人は平均60年周期で「集団異常心理」となる、というの が私の説だ。60年昔の1941年、日本人の90%が賛成し て、太平洋戦争が始まった。その約70年昔は、幕末の「ええ じゃないか」と踊り狂う民衆運動が起こっている。その約40年前には「文政のおかげ参り」が起こり、500万人が伊勢神宮に参拝した。 ――平野貞夫著『平成政治20年史』/幻冬舎新書105−−− その恩人である田中議員を首相になった小泉氏は外相に任命しています。田中議員が外相就任をとくに望んでいたからといわれます。しかし、外交機密費などをめぐって外務省官僚とトラブルになり、結局1年足らずで事実上解任されたのです。それだけではないのです。田中議員が反小泉に回ると、秘書給与ピンハネ疑惑で告発して追い詰め、捜査の手が伸びる前に議員辞職に追い込んでいます。このときも検察の力を使った可能性が高いのです。 また、反小泉で鳴らした橋本派の鈴木宗男氏も、やまりん事件で逮捕されています。これも外務省関連の逮捕ですが、この事件にも検察の影を感じます。小泉元首相のターゲットは、自民党の旧田中派、橋本派なのです。そして日歯連事件――小泉氏と総裁選を争った橋本龍太郎会長は逮捕こそされなかったものの、この事件で派閥会長を辞任し 政界を引退した小泉氏は、自民党が大敗した昨年の総選挙ではほとんど応援に立たなかったのですが、2010年になって小沢捜査が始まり、特捜部が小沢に事情聴取を要求しはじめた1月の中旬以降はたびたび自民党本部に谷垣総裁を訪ね、「自民党の大 『・政治資金で土地、マンションを買う政治家は一人もいない。 それでは、なぜ小泉氏はこれほど民主党政権に怒りを持っているのでしょうか。昨年の衆議院選で早くから自民党の負けを予測し、政権交代は仕方がないなどと発言していたのと比べると、今年に入ってからの小泉氏は議員でもないのに、小沢潰し、すなわち、民主党潰しに積極的になっています。 それは、次の2つの理由があるのです。1つは鳩山政権が進める「郵政民営化の巻き返し」と、もう1つは「普天間米軍基地の移転問題」なのです。まず、前者について民主党幹部は次のように述べているのです。 かんぽの宿の売却問題をはじめ、郵政の資産は民営化を推進し た小泉人脈に食い物にされてきた。民主党は野党時代に彼らを 告発したのに、検察は動かなかった。日本郵政の人事一新は、 小泉時代の旧悪を明らかにするために必要だった。 「郵政民営化の巻き返し」についてはさもありなんという気がしますが、「普天間米軍基地の移転問題」になぜ小泉氏が拘っているのかは少しわかりにくい状況です。これについて、前掲の『週刊ポスト』2/19号は、次のように書いています。 鳩山政権がストップさせた普天間基地の辺野古移転計画も小泉 政権時代の沖縄利権と密接に絡んでいる。普天間基地の代替滑走路建設をめぐってほ、当初、環境への影響が小さい陸上滑走路案なども検討されていた。ところが、小泉首相は06年に名護市辺野古沖のサンゴ礁を埋め立てる案を採用し、官邸主導でより埋め立て面積の大きい「X字型」の滑走路を建設する計画を決定した。移転計画に直接携わった小泉派官僚の守屋武昌・元事務次官(汚職事件で公判中)は陸上ではなく、沖を埋め立てる計画が浮上したことについて、「埋め立て」に拘った背景には利権の発想があったと思う、と基地建設利権の存在を指摘した。 ――『週刊ポスト』2/19号
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |