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「胆沢ダム工事の怪2・平成20年度12月入札工事」 http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/819.html
今度は平成16年度工事(16年10月に193億円で落札、17年3月に151億円で落札)の続きの話。 堤体盛土と材料採取工事はこのダムのメインであるから、平成20年度に両方の第2期工事が発注されている。それが以下のとおり。 [胆沢ダム工事平成20年度12月入札]・・東北地方整備局 建設工事の入札結果データ(平成20年12月分) @工事名 胆沢ダム堤体盛立(第2期)工事 A工事名 胆沢ダム原石山材料採取(第2期)工事 @とAで注意すべきことは、同日に入札が行われているということである。これならば第1期工事のような不自然さはない。降雪期に向かうのになぜこの時期に、とは言うまい。 次に注意すべきことは「入札方式」である。第1期工事は「一般競争入札」で行っていた。今度は「随意契約」である。随意契約に参加する業者は1社のみで競争相手はいない。「予定価格」より下回った「見積金額」を提示した段階で、入札は終わりとなる。 なんで4年も経っているのに一般競争入札にしなかったんだという意見もあろうが、引き続き同じ業者にやらせたかったんであろう。深くは詮索すまい。 最後に「落札率」を見よう。異常に高い。これは随意契約では起こりうることなのだが、最初予定価格よりちょっと高い価格から始まって、少しずつ金額を下げていけば御覧のような高率で落札も可能である。逆に6割7割などというダンピングはまず起こらない。 問題はそのような危険性のある入札方式を、なぜ採用したのかだ。東北地方整備局平成20年度建設工事全部を見ても、ダム関連では上記2件を除いては次の2件しかない。 第2期工事で競争入札の結果業者が代わっても、同じ品質で造らせればよいだけのことで、発注者は第1期工事が完了した時点で検査をし構造物を一度引き取っているはずだ。 なぜ同じ業者が揃いも揃って随意契約で高落札率の工事を取れたのか? 偶然か、そうでなければ公務員のかなり上層部の関与が疑われる。しかし公務員は危ない橋を渡ったところでさして得にはならないと思うのだが。
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