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基地問題にみるマスメディアの敗北〜なぜ、移転後の基地が誰によって使われるか知ることができないのか? (ヤメ蚊)
http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/808.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 2 月 20 日 11:55:22: twUjz/PjYItws
 

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/de269a04a4e906cd4ebe553c0edc1fa1

基地問題にみるマスメディアの敗北〜なぜ、移転後の基地が誰によって使われるか知ることができないのか?


メディア(知るための手段のあり方) / 2010-02-20 08:49:01

 今日、大阪で行われる人権と報道関西の会・関西マスコミ文化情報労組会議(関西MIC)主催の「第21回 人権と報道シンポジウム −今、報道を考える−報道被害と報道の自由を考える〜BPOと日本版FCC」に参加するのですが、放送行政に関する独立行政委員会を考える大前提として、いまの日本のマスメディアが権力から独立して権力監視機能を発揮できているかどうか、という点の確認は避けられないと考えています。

 沖縄普天間基地移転問題では、いまだに、移転先の辺野古あるいはそのほかの飛行場施設がどのようなものとして使用されるのかがまったく明らかにされていない。グアムの側では、部隊名と何機のヘリコプターが沖縄から移ってくるのか、非常に明確になっている、それにもかかわらず、なぜか、沖縄に残る海兵隊はどの部隊で、それらはどのような期間沖縄に滞在し、何の目的で新しい飛行施設を使用するのか、それらのことは明らかにされていなない。何に使うかも分からないまま、県外だ、国外だ、キャンプシュワブだ、などと言われても、まったく説得力がない。そのことにマスメディアは気づいているのだろうか。

 そして、グアムでは、日本から移転する米兵のために宿舎1戸当たり7500万円を日本が負担することになっている。冒頭は赤旗からの引用だが、この見取り図が日本のマスメディアで報道されたことはあるだろうか。

 いや、もっと、すごいことがある。そもそも、日本に建設されている米兵の宿舎の見取り図や一戸当たりの費用について、日本のマスメディアは報道してきたことがあるのだろうか…。

 この米軍基地問題一つをとっても、日本のマスメディアが権力から独立して監視機能を発揮するなんてことはできていないことは、はっきりしている。

 いかにすれば、その機能を回復できるのか、それを真剣に考えないといけない。

 大阪のイベントがその一つの機会になるように期待しています。

 (@小さな観覧車が左手に見えた「のぞみ」)

<関連情報>

■02・20 第21回 人権と報道シンポジウム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●主催 人権と報道関西の会・関西マスコミ文化情報労組会議(関西MIC)

日時:年2月20日(土)13:30〜17:00
会場:エルおおさか南館5階ホール
(地下鉄谷町線・京阪線天満橋駅西へ徒歩5分)
資料代:500円

パネルディスカッション
 松田 士朗 氏《元BPO統括調査役》
 岩崎 貞明 氏《「放送レポート」編集長》
 日隅 一雄 氏《弁護士》
 ●コーディネーター
 原 真 氏《共同通信記者》

 前回の2009年1月24日の「人権と報道シンポ」から今回のシンポの間に、自
民党から民主党に政権が交代するという出来事がありました。この民主党は、選挙の
際のマニフェストで、通信・放送行政の改革などを政策の一つとして掲げていました。
 そこで、これまでの通信・放送行政はどのようなところに問題があったのか、民主
党が掲げている通信・放送行政の改革はなにを目指しているのか、それによってどの
ような問題が起き、あるいは問題が解決するのか、などについて考えてみたいと思い
ます。また、放送業界は民放各社とNHKによる第三者機関「放送倫理・番組向上機
構(BPO)」を組織し、業界による報道被害の解決に努力してきました。BPOの
これまでの実績はどのようなものであったのかについても検証したいと考えています。
 これまでとこれからの報道問題を皆と一緒に考えたいと思いますので、一人でも多
くの方に参加していただけることを願っています。

主催:人権と報道関西の会・関西マスコミ文化情報労組会議(関西MIC)
問い合わせ:関西MIC 06−6316−7490

 

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コメント
 
01. 2010年2月20日 12:22:35
ヤメ蚊さんのブログは、ノーベル平和賞を受賞したAmerican Friends Service Committeeが、米軍基地縮小を訴えていることなど、伝えられているので、いつも注目している。
基地をその眼で外から見ても解る。悠々とした芝生に点在している一戸の家々。
クリスマスになると、ド派手にイルミネーションが飾られている。
近くの安アパートで、水道から水が流れるのが、一円玉が流れていくのと同じように見えて、水一滴無駄遣い出来ない沖縄県民。
沖縄の所得は、日本一低い。本土復帰時のデノミがどんなものだったかも、本州の人は知らない。
沖縄に暮らさぬ限り「米軍基地がある」ということが、自らの生活にどうかかわってるのか、中々解らない。基地を沖縄に閉じ込めておけば、本州の人達が実態を知らずに済む。だから、普天間基地を本土に移設することを政府は検討しない。
案はいくつも挙がっているのに、結局は地元の反対でダメになる。

なぜ、沖縄にだけ基地が集中しているのか。
その理由は、地政学的な理由なんかじゃあない。
マスコミは、それをこそ伝えて欲しい、と切に願う。


02. 2010年2月21日 01:31:50
01さんへ
なぜ、沖縄にだけ基地が集中しているのか。
その理由は、地政学的な理由なんかじゃあない。

B層にもわかるように教えてください。


03. 2010年2月21日 09:24:33
02さん
人にA層もB層もないし、もし分けるのなら、自身は絶対にB層に属していたい、と思っているので、そういう言い方は好きではないのですが……
上をより簡単に説明する、ということなら、

<沖縄に基地が集中する理由>
1)官僚・政治家・その他一部の日本人が、米国(すなわちCIAと始めとする軍産複合体)と手を組んで、みんなが一生懸命働いて払う税金の大部分を持ってちゃってることを隠すため。

2)外務省と防衛省が「米国」「防衛」に関する情報を一手に握ることで、
みんなの生命を一手に把握していることを隠すため。

……こんな感じで、いいのでしょうか?


04. 2010年2月21日 10:42:19
03追記

この話を、ロックフェラーやロスチャイルド、宗教団体がどーのこーの、という話に持っていけるのかもしれませんが、
私はこれまで一度も宗教を持ったこともない無神論者だし(というか、神様というのがもしいるとすれば、それは人間の心の中にある、即ち「いのち」を愛する気持ちのことだ、と思っている)、
ロックフェラーやロスチャイルドみたいな大金持ち、会ったこともなければ、お金も暇もないから世界一周旅行もしたこない、どこにでもいる只の凡人なので、
あくまで自身のこの眼で、この耳で、知っていること……すなわち自らの経験に基いて03を書いた、ということをご了承下さい。


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