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真紀子、沈黙やぶりついに始動!? 擁護一転、小沢に反旗 (zakzak : 2/18) http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/782.html
「政策に関与する場がない」という党内不満に後押しされたものだが、同会を廃止したのは小沢氏率いる党執行部のうえ、有志議員には反小沢系の面々がズラリ。党内では「求心力が低下した小沢氏への反旗含みの動きでは」という見方も広がっている。 「昨年の西松事件では、真紀子氏は率先して『小沢氏は代表を辞める必要はない』と擁護していた。ところが、土地購入事件では一貫して沈黙し、『気持ち悪い』とまで言われた。今回の行動は見過ごせない」
真紀子氏らは17日、党独自の政策立案機関として「党政策研究所」を創設するよう、鳩山由紀夫首相と小沢氏に強く申し入れた。これに対し鳩山首相は沈黙し、小沢氏は「(各省の副大臣が主催する)政策会議をきちんと機能させれば済む話ではないか」と述べ、否定的な考えを示した。 昨年9月の政権交代後、民主党は「政策決定の政府一元化」を掲げて政策調査会を廃止。これに代わり、各省ごとの政策会議を設置したが、党内では「まったく機能していない」「中長期的な政策を協議するため、党に機関を設けるべきだ」という不満がうっ積している。 このため、小沢氏は今月、各省政務三役や党副幹事長らが協議する「コアメンバー制度」(仮称)の設置を検討するが、「政府の政策決定にまで、幹事長室の影響力を強めるもの」(小沢氏周辺)で、真紀子氏らの構想は大きく異なる。 幹事長室とは独立した党政策研究所を創設して、その下に法案審査に当たる「政策審査委員会」や、社会保障、経済、外交といった長期的テーマに関する「基本政策委員会」を設置するもの。まさに、真紀子氏らによる「最高実力者への直談判」とも「反旗」ともいえる内容なのだ。 加えて、ともに構想をまとめた玄葉光一郎衆院財務金融委員長や生方幸夫副幹事長らは党内屈指の反小沢派。玄葉氏は「民主党七奉行」の1人でもあり、文芸春秋のインタビューで、「小沢さん1人に頼らなくてもやっていける体制を作り上げなければいけない」などと、「脱小沢」を唱えている。
真紀子氏は総選挙直前の昨年8月、夫の直紀参院議員とともに民主党入りしてから、目立つことを避けてきた。 当時、民主党には閣僚経験者が13人しかおらず、外相や科技庁長官を務めた真紀子氏は有力な閣僚候補に数えられていた。実際、後援会内では「重要閣僚で起用される」という話が広まっていたのだ。 ところが、鳩山内閣の閣僚名簿に名前はなく、真紀子氏は衆院文部科学委員長に就任しただけ。 「小沢氏が、父の田中角栄元首相を『政界の師』と尊敬していたこともあり、目立たない委員長ポストは不本意だったはず。ただ、民主党入党から間もないうえ、夫の直紀氏が参院選新潟選挙区(改選数2)で党公認を求めていたので、我慢していたのだろう」(民主党ベテラン秘書) しかし、昨年末には直紀氏の公認がほぼ内定。一方、小沢氏は今年に入り、資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反件で公設秘書ら3人が逮捕・起訴された。世論調査で7割以上が「幹事長辞任」を求めるなど、求心力低下がささやかれている。 民主党中堅議員の1人は「事件の最中、真紀子氏が沈黙していることを不思議がる声はあった。角栄氏以来の関係もあり、『最後に助け舟を出すのでは』とみられていたが、結局動かなかった」と話す。
長く、角栄、真紀子親子をウオッチしてきた政治評論家の小林吉弥氏は「小沢離れや反旗ではないだろう」といい、こう分析する。 「玄葉氏らには『脱小沢』という意識があるかもしれないが、真紀子氏と小沢氏はそう簡単に仲違いする関係ではない。父親の影響もあり、真紀子氏は自民党時代から議員立法に熱心だった。党政策研究所などを通じて国会活動の幅を広げたいのではないか。 うがった見方をすれば、小沢氏サイドが党内の『政策に関与したい』という空気を読み、反小沢派の意見も取り込むために、真紀子氏を送り込んだのかもしれない」
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