http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/715.html
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(回答先: アメリカは「戦犯・正力松太郎」に好意的だった。 （文芸評論家・山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』） 投稿者 亀ちゃんファン 日時 2010 年 2 月 18 日 18:31:30)
http://10e.org/netalog/kgb.htm
ＫＧＢ
ま〜いろいろと憶測の流れるだろうけど「ＫＧＢ」・・・。ちなみに「ＫＧＢ」ってのは『Ｋｏｍｉｅｔ Ｇｏｓｕｄａｒａｔｖｅｎｎｏｉ Ｂｅｚｏｐａｓｎｏｓｔｉ 国家保安委員会』の略ネ。特に深い意味はないけど、ＫＧＢについてアレコレと・・・。
●とりあえずどうやって出来たか？（経緯はツマランかったら飛ばしてネ）
今でこそロシアはロシアなんだけど、ちょっと前までは「ソビエト連邦：通称ＵＳＳＲ」だったたんデス。ちなみに正式名称はソビエト社会主義共和国連邦(Union of Soviet Socialist Republics)。そんでもって、更にその前は「帝政ロシア」。ＫＧＢの起源とも言えるモノは、その帝政ロシア時代の「秘密警察」だったって言われててマス。
詳しく書くと泣きそ〜になるんですけど、簡単に言うとその頃の帝政ロシアは「王政」を敷いていたので、その玉座を狙っていろんな「謀反」やら「クーデター」やらが計画されたんだけど、それを未然に防ぐために「秘密警察」が組織されたたんです。秘密警察は市民の間では「アフラナ」と言われて恐れられ、警察と言うよりは「民主主義を弾圧するための組織」みたいなカンジだったらしい。
それがレーニンの登場によって、帝政ロシアは崩壊して「ソビエト連邦」が出来ると、一度はこの秘密警察は廃止され、そのアフラナの要員だった人間は市民からの報復を恐れて進んで自ら「逮捕してくれ！」って言ったらしい・・・（市民に相当憎まれていたんでしょうネ・・・）。でもでも、アフラナが崩壊したと言っても所詮は皆さんのご存じのソビエトの誕生なので、やっぱり「反体制組織の弾圧」ってのは必須問題だったんデス。
そこで誕生したのが「ベーチェーカー」って組織。「全ロシア非常委員会、反革命・投機・サボタージュ・職権乱用と闘う非常委員会」って名前。この頃は「非常」って言われているだけあって、暫定的な機関だったみたい。この組織のトップになったのがジェルジンスキーって人で、その人のもとでこの組織は爆発的に大きくなって、のちに「ＧＰＵ」って改名されたらしい。
このジェルジンスキーって人は結構エライ人で、あのレーニンの葬儀を仕切ったのもこの人って言われています。のちにこの人も死亡してスターリンの時代になると、ジェルジンスキーの後がまにラブレンチー・パブロビッチ・ベリヤって人がなって、ＧＰＵも「ＮＫＧＢ」に改名されます。ようやくあの「ＫＧＢ」に近づいてきたネ・・・。正式に今のＫＧＢって名前になるのは１９５４年になってのコト。ちなみに「国家保安委員会」って言われてマス。今までのは「〜部」ってのが多かったけど、正式に国家の要所の一つとして認識されているのがわかると思う・・・。
ちなみに、ソビエトってのはこういうバッチを結構ことある毎に作ってたみたいネ。何周年記念とか・・・。あの将軍様の国も同じようなコトをしてますけど、社会主義の常套手段なんでしょうか・・・。
ま〜ものすごく簡単に書いたけど、実際はレーニンとスターリンの確執やら、民主主義弾圧やら、相当の血が流されているらしい・・・・。「粛正」って名の下に何人殺されたかは知りません・・・。ＫＧＢ設立の背景なんぞはツマランのでコレくらいにしてそろそろ本題を・・・。
アメリカのＣＩＡ、イギリスのジェームスボンドって言うかＭＩ５、ソビエトのＫＧＢはいずれも情報収集の為にスパイ活動をしているって言われてます。中でも一番すごかったのはＫＧＢで、ＭＩ５に至ってはＫＧＢのコトを「史上最大の秘密情報収集用スパイ機構」ってまで呼んでたくらいですから・・・。
スパイって言われると、多国間の活動のような気もするけど、国内の活動もかなり重要な仕事の一つ。特にＫＧＢは国内での活動に力を入れていて「ＫＧＢそのものこそソビエトなのである」って言う人がいるほど、国家との密接な関わり合いがあるマス。つまりは謀反者の粛正ってコト。「気に入らないヤツは滅する！」ってのが基本方針でしょうかネ？！
もともとソビエトは巨大な合体国家だから、日常からありとあらゆる監視をしないと、国家そのものを保っていけなかったんデス。その為に７万人に及ぶＫＧＢ職員があらゆる刊行物を監視し、全土に「密告者のネットワーク」を確立しました。そもそもソ連市民ってのは１６歳になると、身分証明書に相当する「国内旅券」ってのが発行されたらしい。コレなしでの国内移動ってのは違法として罰せられマス。コレによって、全市民の行動を監視していたと言われてたとか・・・。
勿論現在は違うと思う。ソビエトってのは、以前は世界最大の共産主義国家として君臨していたし、社会主義、共産主義ってのが国家が国民をコントロールするのが理想とされているからネ・・・。ちなみに、日本でも「社会党」とか「共産党」ってのが与党になったらこうなるんでしょうかネ？ガンバレ共産党！（別に共産党フェチってワケでもないんだけど、自民党キライだから・・・）
ちなみに、どのくらい神経をピリピリとがらせているか？のちょっと一例。ＫＧＢ本部の建物に入る際、まず許可をとってから入館の時に「入る時間」が許可証にスタンプされます。そしてビル内では８ｍおきに衛兵が立っていて、その際ごとにチェックを受けて「時間」がスタンプされマス。８ｍおきだよ！８ｍ・・・。出ていく時も同じコトをして、こんな秒単位の管理がされていたらしい・・・。勿論、「説明のつかない空白の時間」ってのは絶対に許されません！（多分ケされます・・・。）
（後略）
（新世紀人コメント）
ソ連の秘密警察は、帝政ロシアの秘密警察員達をかつての行いを問わない事と引き換えに新体制の為に活動させて使ったとの情報を読んだ記憶があります。
また、革命初期に赤軍は反乱軍から始まったので指揮官の将校が大変に不足していて白軍に苦戦した為に軍事委員のトロツキーは旧帝政ロシア軍の将校達を使って白軍を押し返して行ったわけです。その様な経過からソ連の赤軍組織は整備されていったとの事です。
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