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「中曽根のもみ消し要請」について…アメリカ側の受け止め方についての情報…大阪本社版社会面に掲載された記事。 http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/669.html
Apes! Not Monkeys! 本館 http://d.hatena.ne.jp/apesnotmonkeys/20100212/p1 2010-02-12 ■[政治・社会]ロッキード事件陰謀説、完全に終了しました Asahi.com 2010年2月12日 「ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書」(魚拓1ページ目、2ページ目) ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があったと報告する公文書が米国で見つかった。裏金を受け取った政府高官の名が表に出ると「自民党が選挙で完敗し、日米安全保障の枠組みが壊される恐れがある」という理由。三木武夫首相(当時)は事件の真相解明を言明していたが、裏では早期の幕引きを図る動きがあったことになる。中曽根事務所は「ノーコメント」としている。 (後略) ネット版の記事にはアメリカ側の受け止め方についての情報がほとんどないが、今朝の大阪本社版社会面に掲載された記事には次のような記述がある。 大使〔ホジソン駐日米大使〕は「日本政府の公式の姿勢とは異なり、自民党の指導者たちの多数は、関与した政府高官の名前を公表してほしくないのではないか」「日本政府の公式の要請を額面通りに受け止めるべきではない」と指摘。米政府としては「可能ならばこれ以上の有害情報の公開は避けるのが我々の利益」と結論づけている。 米司法省刑事局長の76年2月23日付文書にも、国務省が「関係者が公開されれば、日本政府は倒れ、その結果、より非友好的な政府になりそうだ」と心配している、と記載されている。 秘密扱いでの資料提供という結論は、こうした様々な検討を経た繊細な判断だった。 ある種の人びとは小沢一郎の疑惑についてもアメリカの陰謀を口にしたりしているが、その発想の原型となってるのがロッキード事件をめぐる陰謀説だ。ただでさえろくな根拠をもたなかった陰謀説に、これでとどめが刺されたということになる。
http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100213/1266057124 2010-02-13 才色兼美(ママ=備)中曽根康弘のロッキード事件「もみ消し要請」に疑念を抱いたホジソン駐日大使 ロッキード事件陰謀説、完全に終了しました - Apes! Not Monkeys! 本館 に、asahi.comには掲載されなかった部分が引用されているが、私はこの引用部分の前に書かれた部分に注目した。 「今後の展開に関する中曽根の推定*1は我々にはオーバーに思われる。三木の判断について中曽根が言っていることは、我々の理解する三木の立場と合致しない」 当時、三木武夫首相は、事件の真相解明を国民に約束し、中曽根氏はそれを支える立場にあった。国民の間で真相解明を求める声は高まっており、「日米安保の枠組みの破壊につながるかもしれない」という見方は誇張に過ぎるというのが大使の見解だったようだ。さらに大使は「中曽根自身がロッキード事件に関与している可能性がはっきりしない点にも注意すべきだ」として、要請の意図にも疑問を投げかける。 (朝日新聞 2010年2月12日付紙面より) つまり、ホジソン駐日大使は、中曽根が自らの事件への関与を裏付ける資料が提供されてはたまったものではないと考えているのではないかと疑っていたわけだ。 今回の報道は、「ロッキード事件陰謀論」を否定するものであると同時に、中曽根康弘への疑惑をますます深めるものでもあった。 Permalink | コメント(0) | トラックバック(0) | 19:32 *1:ロッキード事件で資料がアメリカから提出されると三木内閣が潰れ、選挙に自民党が負けて日米安保の枠組みが危なくなるという中曽根康弘の主張 http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20100212/1265985201 2010-02-12 本家からも「城内実ブログ観察エントリ」にリンク張ったよ34年前、中曽根康弘は田中角栄以上に怪しいといわれていた asahi.com(朝日新聞社):ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書 - 政治 ロッキード事件「中曽根氏がもみ消し要請」 米に公文書 2010年2月12日3時30分 ロッキード事件の発覚直後の1976年2月、中曽根康弘・自民党幹事長(当時)から米政府に「この問題をもみ消すことを希望する」との要請があったと報告する公文書が米国で見つかった。裏金を受け取った政府高官の名が表に出ると「自民党が選挙で完敗し、日米安全保障の枠組みが壊される恐れがある」という理由。三木武夫首相(当時)は事件の真相解明を言明していたが、裏では早期の幕引きを図る動きがあったことになる。中曽根事務所は「ノーコメント」としている。 この文書は76年2月20日にジェームズ・ホジソン駐日米大使(当時)から国務省に届いた公電の写し。米国立公文書館の分館であるフォード大統領図書館に保管され、2008年8月に秘密指定が解除された。 ロッキード事件は76年2月4日に米議会で暴露されたが、ロ社の裏金が渡った日本政府高官の名前は伏せられた。(以下略) (asahi.comより) この記事を読んだ第一印象は「やっぱりな」だ。 だって、34年前に私は中学生だったが、その頃世間では、「中曽根は角栄以上に怪しいけど、三木にくっついているから逮捕されないだろう」と噂されていたからだ。 私は当時から中曽根が大嫌いだったので、「中曽根こそ逮捕されればいいのに」と思っていた。中曽根派の大物だった佐藤孝行が逮捕された時にも、子分がやってて親分がシロのはずないなと思ったのだった。 そして、案の定中曽根は逮捕されなかった。もしかしたらアメリカへのもみ消し工作が奏功したのではないかと今回の記事を読んで思ったほどだ。 私の中曽根嫌いはその後も続き、中曽根が総理大臣になった時にもこれを許せないと思ったし、中曽根内閣時代の1983年の参院選で、朝日新聞が「田中曽根審判選挙」という見出しをつけた時にも、朝日は何をバカな見出しをつけてるんだ、中曽根は田中とつるんでいるから悪いんじゃない、中曽根自身が一番悪いんだと思ったものだ。そして、1985年に田中が倒れて中曽根が好き勝手やり始めた時には、言わんこっちゃないと苦虫を噛み潰したのだった。私はもちろん当時からレーガンもサッチャーも大嫌いだったが、彼らは外国の政治家だから、なんといっても一番嫌いだったのは中曽根康弘だ。 ロッキード事件の捜査がアメリカの陰謀だったなどという馬鹿げた議論は、当時は渡部昇一(現在では稲田朋美のパトロン)のような極右の専売特許だった。馬鹿を言っちゃいけない。田中角栄は三木武夫の政敵だったから逮捕されたのであり、中曽根康弘は三木武夫に取り入っていたから逮捕されなかったのだ。児玉誉士夫が口を割らず、「児玉ルート」の捜査が進展しなかったという要因もあるだろうが、先日来、宗像紀夫は容疑者が口を割らなかった事件だって検察は立件してきたと指摘している。なんといっても中曽根「風見鶏」の計算高さの勝利だったのではないか。 (新世紀人コメント) 幾つかの興味深い評論なので転載しました。 どうして今、この報道が出されるのでしょうかね? 既に多くの人が論じていますが、 それは頼りなく見えるオバマ政権ではあるが、その背景では米国の『建替え』が準備されつつあるだろう。米国がこのままではやってゆけない事は明らかであるからそうだろう。
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