投稿者 南青山 日時 2010 年 2 月 15 日 23:22:09: ahR4ulk6JJ6HU
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1461166/
大手と言われるマスコミがこぞって、検察のリーク情報で記事を書きながら「検察のリークはない」と言う。
なんで、お前が「検察のリーク情報で記事を書きながら」と断定で言えるのかとお叱りを受けそうであるが、これには理由がある。1月25日に放映をされたテレビタックルの中で、産経で首相官邸キャップ、外務省キャップなどを歴任をした山際澄夫氏が、「誰だってリークはする」と検察リークを擁護し正当化をしているのである。
ようは、「マスコミはリーク情報で記事を書いてんじゃないの?」という質問に、開き直って「誰だって(つまり検察だって)リークはする」と言ったのである。挙句に30日には、産経の大記者氏は、「だれだって間違えるよ!検察が間違えてもいい!」とまで言っているのである。
これは、どういうことかと考えると、「偽情報を検察が流して、それを記事にして公判で覆った場合に、検察だって間違える事はあるよ」と予防線を張っているのであって、正当化が出来る話ではないのである。
そんな中、紙面を割いて、東京新聞社会部長・佐藤敦のように『リーク批判』に答えてと、記事を書いたりもしている。ようは、知る権利に保証の為にリークはあるし正当化をしたいという事なのであろうか。知る権利の保証を聞いているのではなく、リーク情報はあるかないか、またそれは、公務員の犯罪にあたらないかを購読者は聞いているのである。
また、「リークあり得る」と視聴者からの質問に答えたNHK担当者が「私見を話すとは何事かと解雇をされたり」と、今回の小沢氏の事件は、とにかく、「めちゃくちゃ」な状態であることは確かなようだ。
共同の記者であった魚住昭氏もリークに関して語っている。
http://uonome.jp/read/852
今月の5日には、読売の社会部長・溝口も記事にしている。この読売も過去にリーク情報を得ていた事は、元検察の方からも語れれて、いる。
もっとも印象に残ったのは、1月10日のサンプロでの毎日の岸井発言であろうか。「検察の顔色読んで裏取ってる(で本当かどうか決めてから書いてる)」という迷言まで飛び出したのである。
twitter上では、「検察からのリークはない」という発言にフリーランスのある記者には、「あほぬかせ」とまで言われているのである。
西松事件では、検察から出入禁止を言い渡された東京新聞でさえこの有様である。検察の立場もしくは、司法記者クラブという立場と一線を画し、何ゆえに昨年の3月から執拗に小沢氏に狙いをつけたのかを明確に記事にした大手マスコミは一社もない。
昨年の3月には、朝日新聞の不買が起こり(読売と産経は最初から論外)、購読者がかなり東京新聞に移ったとも聞く。その東京新聞でさえ「知る権利」の保障こそ民主主義の根幹などと逃げを打っているのである。
最近、よく2週間前〜1ヶ月前の記事を読み返す事が多いんのだが、その2週間前に書かれた記事(ニュース)と現在流されている情報(記事)の内容が微妙(本当は読み方によってはかなり)に違っていても、何のお咎めがないのである。
ようは、「小沢氏=悪人」のイメージ作りに各テレビ局の報道番組は、走っているのである。しかし、イメージの植え付けだけの情報が、そのまままかり通って良いものなのかと疑問を覚える。
大前研一氏が、サンプロへ出演をしなくなった理由をYouTubeで語っているのだが、元東京地検の宗像氏も番組の中での話とCM中の話が違うではないかと郷原氏に指摘をされたのを思い出す。
http://www.youtube.com/watch?v=ucUPqYwgKgg&feature=player_embedded
こんなマスコミを、いつ迄も有権者が見逃しておくはずはない。現実に東洋経済に、「再生か破滅か 新聞・テレビ 断末魔」という記事が出ている。ようは、政権交代が起きた事で、大手マスコミの立ち位置の「おかしさ」に気がついたのである。正確に言うと昨年3月の西松事件でやり過ぎた事に気がつくべきであったのだ。
http://www.toyokeizai.net/shop/magazine/toyo/docs/tachiyomi/t_9900111019.html
東洋経済に、産経は「嫁入り前の身支度中」と書かれていたのだが、「誰がこんな右を向いた、産経」を嫁に迎えるのだろう。それとも、右を向いた連中をクビにして身支度をするということなのだろうか。
どちらにしても企業献金を全面禁止にして、クロスオーナーシップを禁止・取調べの全面可視化・取調べでの弁護士の同席を認め・記者会見の完全オープン化ができたなら、かなり公平な捜査と報道が出来るようにはなると思う。
反対をするマスコミは、間違いなく支持はされないだろう。なぜなら、マスコミも地検・警察も信用を完全に失っているからである。
しかし、それは自ら招いた結果でしかない。
(南青山コメント)
惨刑に脂肪フラグが立ったようだが、慶賀の至りというほかない(どこが引き受け手になるのだろうか、まさかゴミ売りの子会社になるとか)。
それはさておき、検察リークは、これまではマスゴミ、デマゴミの飯の種だったが、どうやらもろ刃の剣だったようだ。
建て前上か何かは知らないが、マスゴミ連中は「リークは存在しない」と言わざるを得ず、そうなると何かとつじつまが合わなくなる。
「何ゆえに昨年の3月から執拗に小沢氏に狙いをつけたのかを明確に記事にした大手マスコミは一社もない。」
これは非常に重要な、ある意味マスゴミ関係者にとっては背筋が凍りつくような指摘なのではないか。
なぜかというと、「執拗に小沢氏に狙いをつけた」のは検察であり(もちろんいまのところ筆者の推測にすぎないが)、マスゴミはそれに乗っただけなのだから、その質問には答えようがないのだ。
つまり、これは、一連の記事、情報は、すべて検察のリークの垂れ流しであり、マスゴミの主体性などどこにもなかったということがばれてしまいかねない問いかけなのだ(あらゆる新聞社が執拗に小沢に狙いをつけたのだから)。
ことの真相はロッキード事件のようにいずれ明らかになるだろうし、その時マスゴミは断罪されるだろう。
それがいつになるのか、ほとぼりがさめた頃になるのか(立花隆にとっては痛手だったが)、明日にでも明らかになるのか、それは定かではない。
マスゴミの人々は、いまも枕を高くして眠れない日々が続いているのではないか。
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