投稿者 クマのプーさん 日時 2010 年 2 月 15 日 12:56:01: twUjz/PjYItws
http://netallica.yahoo.co.jp/news/111195
米国人を感情的にさせている「一枚の写真」
2010/2/15 10:00
●米運輸長官 米国車のシェア盛り返し狙う本音むき出し発言
トヨタ自動車の大規模リコール(無料の回収・修理)問題だが、日本と米国では相当、受け止め方が違うようだ。
日米メディアの報道内容が全く異なっているのである。日本では今のところ、経済記者中心のテーマにとどまっているのに対し、米国ではシティーニューズ(社会部)の記者や政治記者までが追及し、報道。さながら、感情的問題に発展している。
2月1日付のニューヨーク・タイムズ紙1面に掲載された記事と写真を見た人は「怖い」と驚いたに違いない。
写真は昨年8月28日午後6時35分、カリフォルニア州サンディエゴ郊外のハイウエー125号で起きた事故で一家4人が死亡し、大破したトヨタのレクサスES350セダンの無残な姿を写していた。
同紙は、妻と子2人を乗せて運転していた非番の同州ハイウエーパトロール隊員マーク・セイラー氏が運転中パニックに陥り、911番(警察・消防・救急)にかけた際の、息が詰まるような電話の叫びを伝えている。
「レクサスに乗っている。125号を北に向かっているが、アクセルが引っかかるトラブルだ……ブレーキがかからない……交差点に近づいている……掴まって祈れ」
この事故がアクセルペダル関連の不具合が原因だったのか、は分からない。しかし、同紙は「この悲劇が、それまでに2000件のアクセル不具合の苦情を受けていたトヨタに調査を行わせた」と伝えている。記事も写真もネット上で見られるので、この事故が与えた影響は計り知れない。
同紙は、この問題に関する苦情は悲劇が起きる7年前の2002年から寄せられていた、と伝えている。他にも死亡事故が起きていたというのだ。そして、史上最大のリコールに追い込まれた。
ラフード米運輸長官はトヨタのリコール対象車は「運転をやめるべきだ」と発言した。米自動車市場はゼロサムゲームだから、トヨタのピンチはGM、フォードのチャンス。「日本叩き」のムードを盛り上げて、米国車のシェアを盛り返し、雇用と景気の回復を狙う本音むき出しの発言だ。
(日刊ゲンダイ2010年2月12日掲載)
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