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【主張】 石川議員 離党はけじめにならない 【産経新聞】 http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/354.html
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100212/stt1002120244001-n1.htm
根本的な問題は、資金管理団体「陸山会」の土地購入に関する事件をめぐり、小沢一郎幹事長が自身の不起訴を受けて幹事長職を続投していることにある。小沢氏が改めて潔白を主張し、説明も十分果たしたなどと開き直っている状況をどうするかが問われている。 石川被告の離党を「一定のけじめ」などと評価するのは見当違いである。「トカゲのしっぽ切り」にしてはならない。民主党と国会には、小沢氏自身のけじめを明確にし、真相を解明することこそが求められている。 離党は、党にとどまれば野党の追及の的となり、国会運営にも支障を来すという判断からだろう。一方、民主党執行部は石川被告の逮捕・起訴に何の措置もとらず、社民党などから異論が出始めていた。だから石川被告が自ら離党を言い出したのは、「渡りに船」だったのではないか。それを了承するだけでは、政権与党としてあまりにも無責任である。 今回の離党が小沢氏に波及するかどうかで、党内には小沢氏に近い議員と距離を置く議員の間で水面下の対立があるという。しかし個利個略でなく、政権与党として何が求められているかを深く認識すべきだ。 石川被告は起訴内容に関して「意図的な虚偽記載はない」と9日の会見で主張し、その後撤回するなど発言に揺れもみられる。離党をけじめと考えるなら、国会の参考人招致などに進んで応じ、自浄努力を示す必要がある。 行政刷新担当相に起用された枝野幸男氏は、就任前に「国民の理解と納得が得られなければ、けじめをつけてもらわなければいけない」と、小沢氏に出処進退の決断を促していた。10日の就任会見でも「立場が変わっても政治的スタンスは変わらない」と強調したが、「党内の問題について見解は答えない」とも語った。 石川被告ら現元秘書3人が逮捕、起訴されただけでなく、起訴事実も21億円余の巨額の虚偽記入という過去に例がない内容だ。 小沢氏の政治的・道義的責任は明白かつ重大なのに、これにほおかぶりしている点が民主党だけでなく政治への信頼を失っていることを、枝野氏はじめ政権関係者は重く受け止めてほしい。
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