投稿者 こーるてん 日時 2010 年 2 月 12 日 10:27:35: hndh7vd2.ZV/2
日本がアブナイ!
http://mewrun7.exblog.jp/12134884/
石川離党は、小沢ではなく民主党の意向では?
(前略)
石川知裕氏が、昨日11日午前中に、民主党に離党届を出して、
夕方、小沢幹事長がこれを受理した。(・・)
<党本部への離党届の提出は、代理人が行なったという。>
石川氏は、9日の会見では、議員辞職も離党もしないと語って
いて。小沢幹事長も、その必要はないという考えを表明していた
のだけど。
党内の一部に、離党を求める声が出ていた上に、野党が石川氏
の議員辞職勧告案の審議を強く求めており、それに応じないと、
予算審議に出席しないと言い出していたことから、事態を収拾する
ために、ケジメをつけようと考えた様子。
石川氏は、地元・北海道の帯広市で記者会見を行なって、
『「現在、国会では予算案審議の最中であり、熟慮の末に民主党に
対して、これ以上の迷惑をかけてはいけないと考え、本日(11日)
午前に離党を決断した次第でございます。しかし、議員としては」
「(私を信じて応援してくれる)地元の方々の思いを受け止めて
職責を全うしたい」』と述べていた。<FNN11日より>
* * * * *
相変わらず、何でも小沢氏の影響とリンクさせたいマスコミは、
小沢氏が圧力をかけたのではないか、党や自分を守るために
「とかげの尻尾きり」をしようとしたのではないかというような
形で報じようとしているのだけど・・・。
今さらとはいえ、何か悪意っぽいものを感じてしまって、
「おまえらは小沢を持ち出すしか能がないのか!」と、言いたく
たくなってしまうところがあった。(・・)
石川氏は昨日の会見でも、「小沢幹事長に判断を仰いだり、
連絡を取ったりしたことはない」と明言。
小沢氏も、記者団の質問に対して、何度も、本人の意思だと
説明している。
『マスコミをはじめですね、これだけの、いい悪いは別にいたし
まして、大きな騒ぎになったわけですから、そういう意味での、
本人が、これ以上、党や仲間の皆さん、また国民有権者の皆さんに
ご迷惑を及ぼしちゃいけないというふうに本人自身が決断したこと
でございますので、自分としてはそれを素直に受け取ってあげて
いいんじゃないかと、そう思います』<産経新聞11日より>
東京新聞12日には、逆に離党が遅れた要因として『「幹事長
周辺に離党させる必要はないというこだわりがあった」(若手)
との指摘が出ている』と書かれているほどだ。(**)
(略)
確かに、国会運営をできるだけスムーズに進めるためには、
石川氏が離党した方が、べターには違いないし。小沢氏も
党の幹事長としては、その方が助かる部分もあったかも知れない
けれど。
もし小沢氏が、石川氏の離党を望んでいるとしたなら、その後
にバタバタしないためにも、もっと早く手を打つことだろう。
石川氏が5日に保釈されて、9日に記者会見を行なうまでに、
関係者を通じるなどして、何らかの形で、彼に離党を促して。
9日の会見で、離党の発表をさせる方が、円滑にコトを運び
やすいからだ。(・・)
* * * * *
でも、mewは、今回の石川氏に関する小沢氏の言動を見て
いて、思いのほか、石川氏を守ろうという姿勢を強く感じる
ところがあるのだ。(@@)
mewは、小沢氏が、公の場で、これまで何度も、石川氏を
擁護する発言を繰り返すのを見て、チョット驚いているところ
がある。
昨日も、『彼が今、問われている責任というのは、国会議員の
職務、職責、権限に関連して、その責任を問われているわけでは
ありません。それから、起訴理由を見てもらってもお分かりの
通り、内容についても、不正なお金をもらったとか、脱税した
とか、そういう実質的な罪について責任を問われているわけでも
ありません』と力を込めて、主張する場面が見られたしね〜。
<発言部分は、産経新聞11日より>
また、『小沢氏は11日、党本部で、石川被告の離党届を代理
で届けた三井辨雄党北海道連代表に「(石川被告の)議員活動を
支えてやってほしい」と強調した』とのこと。<読売新聞11日
より>
また、石川氏と同郷ゆえ、彼の面倒をよく見ている鈴木宗男氏
とも、石川氏のことを何度も話をしているようで。
前日のムネオ日記にも『小沢幹事長は石川代議士のことを大変
心配し、思い、かばっておられた。小沢幹事長の心意気を感じ
ながら、やはり人間関係は大事だと、つくづく思うものである』
と書かれている。(**)
*****
実際、石川氏は、これから無罪を主張して裁判で戦って行こう
としているわけで。その裁判での石川氏の供述や判決の影響は、
小沢氏にも強く及ぶものだけに、小沢氏と石川氏は、一連托生に
近い関係なのである。(・・)
しかも、小沢氏が現段階で、石川氏の罪の可能性やその責任を
認めるということは、自分の責任問題に波及する可能性を広げる
ことにもなるわけだし。<「おまえも離党しろ」という声だって
出かねないしね〜。>
それに、厳しい検察の取調べに耐えて、ずっと小沢氏の関与を
否定し続けた石川氏は、ある意味で、かわいいと感じて、今度は
自分が守ってやりたいと思う部分も強いのではないだろうか?(・・)
<mewは、コトの真相はわからないけど。もし小沢氏が本当に
関与していなくても、ヒドイ取調べにめげて、「関与した」と
言ってしまう可能性だって十分あったのだし。もし実際は関与
していたとしたら、秘書として議員を守った「秘書の鏡?」だと
いうことになるのだし。(@@)>
(略)
他に書きたいことがいくつかあったのに。何だかマスコミの
報じ方にムッとして、思いがけず長々と小沢擁護論(?)みたい
なことを書いてしまったですぅ。^^;
ただ、mewは、もし民主党が、検察と戦うまで行かなくとも、
本当に今回の検察の強引な捜査の仕方や、マスコミの一方的な
(リーク)報道やバッシングの仕方に疑問を覚えているのなら、
党をあげて、自党の衆院議員である石川氏を守るべきだと思って
いたし。
一昨日の記事の最後でちらっと触れたように、自民党がよく
やっていたように、「とかげの尻尾きり」みたいにして、安易に
離党させる方法はとって欲しくないと思っていたのだ。(・・)
* * * * *
でも、こんな記事を見ると「何だかな〜」って思ってしまうん
だよね。
『9日の帯広市での記者会見では議員辞職も離党もしない考えを
表明した。
しかし、その日の夜には党幹部に離党の意向を伝えた。党内から
「離党の判断をされた方がいい。私ならそうする」(仙谷国家戦略
相)などの厳しい批判を受けたことも影響していると見られる。
石川被告は親しい議員と相談し、いったんは離党届の提出を12日
と決めた。だが、同日は衆院予算委員会の集中審議が行われ、野党
の追及を受けるのは必至であるため、前倒しした方が得策との
判断につながった。
一方、党内からは「石川被告は対応が甘すぎた。議員辞職か、
最低でも離党しなければいけないのは分かりきっていたことだ。
なぜ何日も党全体がこの問題に振り回されるのか」(中堅)との
批判が出ている。
小沢氏が例外的に処分を見送る方針を示したのも「自浄能力を
発揮できないとの批判にさらされた」との不満につながっている。
民主党は所属議員が刑事責任を問われた際、多くを除籍・除名
処分で対応してきたからだ。<読売新聞11日より>』
鳩山首相も、かなりクールな顔で、ちょっと突き放すかのように
「出処進退、自分自身でお決めになるべきだと思っております」と
言っていたしね。<TVで見た。>
* * * * *
まあ、民主党内には、「クリーン」大好きな政治家が結構いる
ようだし。<それ自体は、悪くないことだけど。>
それゆえに、尚更に、ダーティーっぽい小沢氏へのアレルギー
が強い人が少なからずいるわけで。たとえ今は同じ党の議員で
あるとはいえ、小沢氏の秘書だった人に対しても、いい印象を
持っていない人がいるのかも知れないけど・・・。
でも、今、彼らが政権与党になれた最大の要因が、小沢氏の
存在&手腕であったことは、誰しも認めることだろうし。
石川氏が、昨年の総選挙で、あの中川昭一氏に勝った時には、
「よく、やった」と賞賛した人も多かったはずで・・・。
そのことを忘れて、その場しのぎで自分たちの保身に走り、
「御用が済んだら、ポイッ」という感じでジャマもの扱いする人が
増えるようでは、遅かれ早かれ、自民党のようにバラバラ、
ボロボロの政党になってしまうのではないかと危惧してしまうmew
なのだった。(@@)
THANKS
(転写おわり)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
フォローアップ:
次へ 前へ
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの
引用、転載、リンクを許可します。
確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板