★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80 > 268.html ★阿修羅♪ |
|
天皇建国神話を信奉する安倍、平沼らの超保守派。「真保守」から「創生『日本』」に改名。(日本がアブナイ!、2.11) http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/268.html
http://mewrun7.exblog.jp/d2010-02-11 今日、2月11日は「建国記念の日」だ。(**) 国民の祝日に関する法律によれば、「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」日であるらしい。 この日は、超保守派の人たちにとっては、超重要な祝日の一つで。今日も、日本会議系の政治家や識者、団体などを中心に、日本各地でお祝いの催しが開かれる予定になっているようだ。(-"-) <当ブログでは、日本の戦後体制を否定&戦前復古主義的な国家観を持つ人たちのことを「超保守派」と呼ぶ。安倍晋三氏、平沼赳夫氏、麻生太郎氏らが代表格で、自民党の議員に多い。> でも、正直なところ、一般国民の中には、この日が「建国記念の日」だと言われても、なかなかピ〜ンと来ない人も多いのではないだろうか?(@@) それも、そのはずで。これは、何か歴史的な事実に基づいて決められたものではなくて、日本書紀に記された建国神話に基づくものだからだ。^^; * * * * * ざざっと言えば、この祝日は、日本書紀の中に、カムヤマトイワレビコノミコトが、日本を統一して、日本最初の天皇になった(神武天皇)という建国神話が記されていることに由来していて。 <戦後、GHQによりいったん廃止されるも、保守派の政治家を中心に復活を望む声が強く、国会ですったもんだあった挙句、1967年に「建国記念の日」として改めて祝日として制定。> * * * * * mewは別に、この日が祝日であることに文句をつける気はないし。 また、mewは、いつも書くように、別に色々な思想の人がいても全く構わないのだけど。 * * * * * ただ、このブログで、超保守派の政治家を天敵視する傾向にあるのは、彼らの中に、自分たちの思想こそが正しいと、まるで宗教のように思い込んで、その思想に基づいた国家づくりをしたり、国民に彼らの思想を強制しようと考える人たちが、いまだに少なくないからだ。(ーー) 実際、彼らが自民党政権の中枢にいた頃には、どんどんと日本の軍事防衛や教育の政策を変えて行っていたんだが。そのような情報は、一般国民には、ほとんど知らされていなかったのが実情で。 現に、この建国記念の日に関しても、彼らの中には、日本の国民は全て、国旗を掲げて「紀元節」として祝うべき日だと主張している人が多いし。 もちろん、どちらが正しいorいいと思うかは、最終的に国民が決めるべきことだとは思うのだけど。 幸いに、昨年、念願の政権交代が実現して、超保守派が実権を握っていた自民党が大敗したことで、ほっと一安心というところはあるのだけど・・・。 その軸になっているのが、日本会議なる超保守団体であったり、同会議のメンバーでもある政治家たちなのだが。 『保守勢力の再結集を掲げる自民党国会議員を中心とした「真・保守政策研究会」は5日、自民党本部で総会を開き、会の名称を「創生『日本』」に変更することを決めた。名称変更について会長の安倍晋三元首相は終了後、記者団に対し、「『研究会』から『行動する議員の集団』に脱皮していくためだ。『保守』を取ったことに(特別な)意味はない」と強調した。 会合では、安倍会長が掲げる「戦後レジームからの脱却」や「社会主義的・全体主義的体質をむき出しにする民主党政権から一日も早く政権を奪還する」とする運動方針を採択した。会員も現職の国会議員だけでなく、先の衆院選で落選した議員らにも広げることを決めた。<産経新聞5日より>』 * * * * * mewは、今回、名称を「真・保守政策研究会」から「創生『日本』に変えると知って「え〜っ?」と思ってしまった。(゚Д゚) 彼らは、自民党政権時代から「保守」「保守」と。しかも、自分たちこそが「真の保守」なのだと、ひたすら言い続けているのだから、堂々と「真・保守」の名を掲げ、矜持をもって、活動すべきなのではないだろうか?(**) 安倍氏は、自分が首相だった時も、「美しい国づくり」などという耳障りのいい名称を掲げて、超保守思想に基づく国づくりを目指していたのだけど。 そして、今回も「創生『日本』」とかいう何を目指すのかわからないような美名(?)をつけて、活動を広げようとするとは・・・。mew的には、かなり「せこい」ことをしているような感じを受けてしまったのだった。(-"-) しかも、安倍氏は、相変わらず「戦後レジームからの脱却」(要は、日本の戦後体制や現憲法は認めないってこと)、「社会主義的・全体主義的体質をむき出しにする民主党政権」とか言ってて、本当に懲りない人だと、再認識させられるところがあったのだけど。 〜 〜 〜 〜 〜 〜 ところで、この総会には、05年に小泉郵政民営化法案に造反をして、自民党を離党した平沼赳夫氏も出席。4年半ぶりに、自民党本部を訪れることになったのだが。(・・) でも、平沼氏もさすがに、ひとりでは党本部を訪れにくかったようで。安倍氏が、同氏をわざわざお迎えに行ったようだ。^^; <お迎えのお写真はコチラ(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201002060021.html)・これを見ながら、こうして、平沼氏が堂々と党本部に来られるのも、敵対関係にあった小泉元首相が引退&中川秀直元幹事長の力が衰えたからなんだな〜と、しみじみ思ってしまったmewなのだった。(~_~;)> 『平沼氏は党本部近くの個人事務所で安倍晋三元首相の出迎えを受け、一緒に歩いて党本部を訪問。最高顧問を務める研究会総会では冒頭、「保守のみんなが連携し、民主党政権を打破しなければならない。勇気を持って自民党本部に来させていただいた」とあいさつし、拍手で迎えられた。<中国新聞5日より>』 平沼氏は『「二十五年を過ごした懐かしい場所に戻った」と感慨にふけった』様子だったとのこと。 この辺りのことは、改めて書きたいのだが・・・。 けど、実際のところ、自民党内には、同じ「保守」でも、伝統と文化を尊重しながらも、戦後体制を肯定して、自由民主主義を保守することを重視する、いわゆる「保守本流」派がかなり多いため、安倍氏らの「超保守派」は劣勢に回っていて、思うように政治活動 この「真・保守政策研究会」の会合も、かつては70人以上の議員が集まっていたのだが<賛同者も含めれば、100人以上いたとか?>、昨年の総選挙で、落選者が続出したこともあって、今年の総会には36人しか出席していなかったという。^^; それゆえ、安倍氏には、できれば、平沼氏に復党してもらって、一緒に自民党を超保守政党として立て直して行きたいという思いもあるようなのだが。<今回、あえて自民党本部で、会合を開いて、平沼氏に来てもらったのには、その意図も少しあったかも。> 平沼氏やグループのメンバーは、自分たちを追い出した自民党への不信感が強いことや、民主党など他党の議員を引っ張り込んで、保守勢力を中心とした政界再編の軸になることを目指していて、『会合後、「保守再生のため自民党と連携する」と強調したが、復党は「第三極をつくらないといけない」と否定。参院選前の新党結成に重ねて意欲を示した』という。<毎日新聞5日より> * * * * * また、この他にも、コチラ(http://mewrun7.exblog.jp/11503397)で紹介したよい国つくろう!日本志民会議」なる政治団体も、参院選までに新党を立ち上げることを この話になると、次々と書きたいことが出て来てしまうのだが。あまり長くなってはいけないので、ここで終わりにしたい。(・・) ただ、これからも、彼らの動きはしっかりとウォッチし続けて、このブログで伝えて行きたいと思っているmewなのだった。(@@) THANKS *1 『 真・保守政策研究会 役員名簿 2007.12.19 最高顧問 平沼赳夫 *2 『『東京都の山田宏杉並区長や、中田宏前横浜市長らが昨年10月に設立した「よい国つくろう!日本志民会議」が、5月まで各地を回って政策をアピールする「全国キャラバン」の第1回集会を7日、福岡市内のホテルで開き、市民ら約800人が集まった。 基調講演で上甲晃代表は「今の政治家に期待してはならない。参院選までに(賛同者を)1万人集め、国民の手による新党をつくりたい」と訴えた。 山田氏は「日本を立て直すには、経済的な競争力の低下や財政赤字などの穴を埋めなければならず、法人税引き下げや国家公務員の削減が必要だ」と主張。在日外国人参政権については「日本を解体しかねない」と反対の立場を示した。 同会議には山田氏ら自治体の首長18人と前職2人が参加している。今後、広島市や大阪市など7カ所で集会を開く予定。<共同通信7日>』 (南青山コメント)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK80掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |