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「小沢辞任すべきが7割」の世論調査はマジメに受け止めない方がいい (ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo80/msg/149.html
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1224.html 2010/02/09(火) 21:22:30 [小沢一郎ネタ] 「小沢辞任すべきが7割」の世論調査はマジメに受け止めない方がいい なぜ小沢幹事長は辞任しなければならないのか 民主党の議員はもちろん、国民もマジメに受け止めない方がいい。各メディアが伝えている「小沢幹事長は、辞任すべきが7割」という世論調査結果のことだ。ハッキリ言って、こんなものは自作自演、マッチポンプのたぐいの話である。 年が明けてからの1カ月間、大マスコミ挙げての「小沢イコール悪玉」キャンペーンは異常も異常。検察リークをうのみにした「水谷建設からウラ献金1億円」という真偽不明の情報をタレ流し、「やましいカネ 隠蔽か」「カネの流れ 深まる謎」と、小沢疑惑を煽り続けた。これでは小沢幹事長に厳しい数字が出るのも当然である。 「風を吹かすこと(リーク)は検察の常套手段。少しずつ情報を流し、狙った人物を大悪人に仕立て上げる」 捜査が不起訴に終わっても、イメージ的な制裁効果は十分。狙い通りの世論調査の結果に、大マスコミは「不起訴でも厳しい国民の視線」「土地購入資金なお不透明」と、再び小沢幹事長を辞任に追い込もうと、書き立てている。一連の動きを自作自演と言わずして何と言えばいいのか。 小沢が潰れて損をするのは国民 「今回の小沢事件は『官僚支配VS.政権交代』の戦いです。この国は、霞が関の官僚たちが政策を通じて議会を、人事を通じて裁判所を牛耳ってきました。官僚組織が実質『立法』『行政』『司法』の三権を握った歪んだ国家、民意とは乖離(かいり)した社会でした。自民党時代に小沢氏はその実態をイヤというほど味わったから、民主党政権でブッ潰そうとしている。いま小沢氏が辞めれば、明治以来の官僚支配にまた戻ってしまう。損をするのは国民なのです。小沢氏のエネルギーを利用しなければ、国民はいつまでも民主主義を勝ち取れないのです」(政治評論家・本澤二郎氏) 大マスコミも官僚組織と一蓮托生、おんぶに抱っこでウマミにあずかってきたから、小沢幹事長を潰したいのだ。そんな思惑に多くの国民が、まんまと引っかかってしまった。 この国に真の民主主義が定着するかどうかの瀬戸際なのに、真相を見抜いている国民が3人に1人程度とは、非常に危なっかしい、嘆かわしい事態である。 政権交代に導いた風に頼らぬ小沢選挙 大マスコミはおちょくられたことに気づいたかどうか知らないが、それにしても、国民の進歩のなさにも呆れてしまう。熱しやすく冷めやすい、上っ面ばかりを見て流されやすいのは、この国の国民性の弱点だ。 権力の意に沿った大マスコミの情報に流されて、政治決断まで左右されてしまう。そんな柳の枝のような民意をアテにし、風頼みだったのが以前の民主党だ。自民党に逆風が吹けばそこそこ勝てるが、政権を奪取するだけの当選者は確保できない。風向きが変われば、たちまちガタガタになってしまう。そんな頼りない組織をガラリと変えたのが自由党から参加した小沢一郎だった。 評論家の塩田潮氏がこう言う。 「蓄財」はすべて政治活動の一環 50年以上も続いた自民党王国の岩盤を崩すのが、いかに大変な事業か、誰が原動力だったのか、国民はもう忘れてしまったのか。自民党の金城湯池の四国や九州までひっくり返すなんて、小沢選挙抜きでは起こり得なかったことだ。 カネの問題でとやかく言われているが、地方の隅々まで下部組織を張り巡らせた自民党と違って、小沢幹事長は“蓄財”をなげうって何もないところから人材を発掘し、育成してきた。秘書の寮だって政権交代には不可欠で、自らの資産と数十人の秘書軍団を選挙に投入してきたからこそ、政権交代は実現したのである。単なる金権政治家とはそこが違う。国民がそこを分かってやらなければ、どうにもならない。 政権交代直後に小沢はNHKのドキュメント番組で、こう語っていた。 この国の国民性と民意をズバリ言い当てた言葉ではないか。検察権力や旧体制派のネガティブキャンペーンに惑わされ、自分たちが選んだ政権交代をたちまち否定するような民度では、この国に本当の民主主義が定着するのは当分、先の話だ。それだからこそ、ここは日本のためにも国民のためにも、小沢幹事長を絶対に辞めさせてはいけない局面なのである。 (日刊ゲンダイ 2010/02/09掲載) -------------------------------------------------------------------------------- 「小沢氏は不起訴になりましたが幹事長を辞任する必要はありますか?」と聞けば結果はまた違うものでしょう。 ジャーナリストの江川詔子氏はこう言っています。 小沢さんと大マスコミ。どちらがこの国のことを思っているか。バカじゃなきゃ分かるはずだと思います…。
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