いわゆる無党派の候補者を勝手連的に応援するということならこれまでもあった。だが共産党公認の候補者を勝手連的に応援する動きなどは、おそらくこれまで皆無だったろう。その空前絶後(ちょっと大げさすぎるか)ともいえる勝手連が、今夏の参院選で日本共産党公認の東京選挙区予定候補者である小池晃氏を応援するというのだ。========================================
http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-February/002866.html
[CML 002917] 小池晃さんを応援する市民勝手連 Q を立ち上げよう!
紅林進です。
下記呼びかけを転載させていただきます。
<小池晃さんを応援する市民勝手連Qを立ち上げよう!>
来年7月に参議院選挙が予定されています。東京選挙区の定員は前回から1つ増えて5議席です。
鳩山由紀夫民主党主導政権が誕生して3ヵ月が経ちます。長く続いて自公政権を選挙によって引きずり降ろしたことは、非常に大きな意味があります。しかし、国民の大きな期待にもかかわらず、鳩山政権への支持率は50%を割り始めました。八ッ場ダムの中止や日米密約の調査、無駄な予算の点検・削減など、自公政権では為
し得ない努力を重ねてはいますが、他方では沖縄の普天間基地の移設問題や後期高齢者医療制度廃止の先送りなどだけでなく、ガソリン税の暫定税率の維持など「マニフェスト」違反が相次ぎ、小沢一郎幹事長の横暴さが目立ち、支持離れを生んでいます。
新しく生まれた可能性を活かして、国民の要求を実現するためには、下からの市民運動を盛り上げることが何よりも大切です。そして国会のなかでもその国民の声を最後まで一貫して貫く議員が必要です。
民主党は小沢一郎幹事長が過半数確保を至上命題にして、12月5日の都連の大会で3人目擁立を決定しました。改選の現職(蓮舫氏と小川敏夫氏。ともに2004年東京選挙区(定数4議席)で当選)に加えて女性候補の擁立を狙っています。蓮舫氏は困惑しているという情報もあります。自民党は複数立候補を断念して1人
に絞って必勝の構えです。公明党は選挙区を東京と大阪だけにして衆議院総選挙での太田昭宏代表落選の雪辱を図っています。社民党は、民主党の意向が読めず動きがありません。07年の前回東京選挙区(定数5議席)で当選した川田龍平議員の周辺は、内紛の後遺症で足踏みし、本人は12月1日にみんなの党に入党し、支持者から批判の声があがっています。
そうした中で、日本共産党は、現職の小池晃氏(比例区選出)を東京選挙区に鞍替えすることを公表しています。
こうして、現在の時点では、憲法第9条を守り、第25条を活かすことを真正面から掲げている候補は小池氏だけです。労働者派遣法の抜本的改正も喫緊の課題です。核廃絶の国際的動向を進めるためには、日米安保条約にきっぱりと反対しなければなりません。小池氏は国会でこれらを明確に主張してきました。
首都5議席の一角に何としても革新の旗を立てなくてはいけません。共産党のいわゆる基礎票だけでは当選することはできません。そのためには、私たちは「小池晃さんを応援する市民勝手連Qを立ち上げることにしました。名前の「Q」の意味は、首都で次つぎに勝手連が創られることを想定・期待しているからです。「A」とするのはおこがましいからです。AからZでは足りないくらいの市民勝手連が創られ、その熱気のなかで小池氏の勝利を祝おうではありませんか。
2009年12月21日
小池晃さんを応援する市民勝手連Q準備会
呼びかけ人・幹事
穴田維雄 東埼地域中小企業労働組合特別執行委員
伊藤滋雄 中野勤医協労働組合(東京医労連)元執行委員長
岡本磐男 東洋大学名誉教授
柴田義松 東京大学名誉教授
平岡 厚 杏林大学准教授
松田健二 社会評論社社長
呼びかけ人になろう!
小池さんを応援する人
名前を公表してよい人
名前は公表しないが応援する人
はがきでご連絡をください。
<市民勝手連Q準備会の集り>
2月21日(日)午後5時〜7時
東京医療問題研究所(中野駅下車、徒歩10分、中野共立病院向かい、青葉調剤薬局)
東京都中野区中野5-47-10
地図http://www.toiken.co.jp/yakyoku/frame_yakyoku.html
お話:吉田万三さん(元足立区長)
最近の政治動向と参院選挙の課題
小池晃さんも話される予定です。
☆連絡先:東京都文京区本郷2-6-11 301
--------------------------------
http://list.jca.apc.org/public/cml/2010-February/002878.html
[CML 002929] Re: 小池晃さんを応援する市民勝手連 Q を立ち上げよう!
紅林様、皆様
小池晃さんを応援する市民勝手連の立ち上げ企画、ご案内頂きありがとうございました。
勝手連の趣旨、大賛成です!
私としても、ぜひ参加したいと思っています。
非共産党系の市民運動の側から、明確な共産党候補を支援する、ということは、これまでほとんど前例がないのではないでしょうか。(その逆、つまり共産党(系団体)が非共産系候補を応援することが実現したり、あるいは実現させようとして失敗したことはありますが、、、)
党派の壁を越えて、市民の目標追求のために行動する、という意味で、本当に画期的な取り組みだと思います。
「なんとなくリベラルな無所属市民派」と共産党候補が競合することがこれまでは多かったと思いますが、政策面で共産党候補のほうが一致点が明らかに多いのであれば、共産党候補であっても応援する、ということは当然だと思います。
これを機に、共産党系の人と非共産党系の人が一緒に選挙に取り組むことで、両者の心理的な壁を低くする役割も果たしてほしい、と期待している所です。
ただ一か所、「はがきでご連絡ください」となっている所が気になります。
これだけメールの普及した現在、参加の窓口となるメールアドレスも、MLも存在しないというのは、広がりを欠く原因になると思うのですが。
気軽に参加できる「勝手連」のメリットを生かすためにも、PCや携帯での参加を容易にしたほうがいいと思います。
お手数ですが、受付アドレスなどは存在しないのでしょうか?
引き続き、よろしくお願いします。
末次 圭介