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どうする民主党 くすぶる「幹事長辞任避けられず」の見方 - 産経ニュース http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/904.html
どうする民主党 くすぶる「幹事長辞任避けられず」の見方 (1/2ページ) 産経新聞社とFNNの合同世論調査で、鳩山内閣の不支持率が支持率を初めて上回り、小沢一郎民主党幹事長の幹事長辞任を求める声は7割に達した。不起訴となったものの、小沢氏の進退が今後も焦点であり続けるのは確実だ。 「これだけボコボコにたたかれているのに、この数字なんだから問題ないよ」 民主党国会対策幹部は8日、報道各社の世論調査の結果をこう評してみせた。別の国対幹部も「内閣支持率が4割あるのはすごいことだ。政権への期待感は揺らいでいない」と言い切った。 民主党内から強気の声が出てくるのは、鳩山由紀夫首相や小沢氏の政治資金に関する問題で世論の批判が高まっても、内閣支持率と不支持率の差が小さい(3・3ポイント)ことに加え、政党支持率、今夏の参院選の投票先の調査で民主党が自民党を10ポイント以上も上回っているからだ。 ただこれは、自民党への期待が高まっていないだけで、現在の民主党のあり方が支持されているわけではない。首相や民主党が対応を誤れば、参院選にマイナスの影響をもたらすとの危機感は党内にある。 (2/2ページ) 民主党がこのまま自浄能力を発揮しないでいると、「党の信頼まで失われてしまう」(中堅)と懸念する民主党議員は少なくない。小沢グループのなかからさえも「続投は厳しい」と漏らす議員がいる。 そうしたなかで、党内では「小沢氏が参院選前に幹事長を電撃的に辞任し、支持率を上昇させる」というシナリオもささやかれている。「小沢辞任カード」を切ることが参院選対策になり、小沢氏の政権内での主導権維持にもつながるとの皮肉なシナリオだ。 今回の資金問題をめぐる世論の小沢氏への厳しい反応は、昨年の西松事件のときとそっくりといえる。小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告が昨年3月3日に政治資金規正法違反の疑いで逮捕されると、民主党の衆院選比例代表の投票先の数字は落ち込んだ。その後、昨年5月に小沢氏が代表辞任を表明すると、党勢は回復し8月の衆院選の大勝につながったのだが…。(坂井広志)
* 鳩山首相が小沢幹事長の続投を容認
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