投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 07 日 20:43:27: uj2zhYZWUUp16
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44580
「政治とカネ」より景気回復が国民の要求 2010年02月06日 掲載
野党自民の卑しい根性
検察の完敗に終わった民主党・小沢幹事長の政治資金疑惑。今後、問われるべきは検察の暴走であり、小沢の元秘書、石川知裕衆院議員の逮捕が果たして妥当であったか、などの検討だ。
5日保釈された石川は「今後のことは支援者と相談して決める」とコメントしたが、政治資金規正法違反で起訴された以上、有罪になれば、公民権停止になる。つまり、バッジを外すしかない。秘書時代の形式的なミスなのに、ここまでやるか、東京地検。しかも、背景にあるのは、検察の小沢潰しという“謀略”だ。国民もうすうす、こうした事態には気づいていて、あれだけ検察リークに乗っかった大マスコミでさえ、チラホラ、検察批判の記事を載せている。
おそらく、今後の矛先は地検に向かう。小沢疑惑は一段落。ようやく、政治はまともに動き出す。
これが国民の“感覚”だ。
それなのに永田町では恐るべき議論がなされている。自民、公明などの野党は「幕引き許さず」と息巻いているのである。
●自民党のパフォーマンスにはウンザリ
「秘書や元秘書の3人が起訴される異常な状態を謝るだけで済まそうとする小沢氏の倫理観は国民と致命的な乖離(かいり)がある。監督責任を問わなければならない」(大島理森幹事長)
「(鳩山、小沢と)政権トップ2人の元秘書ら5人が逮捕・起訴されたのは極めて異様だ。(小沢は)限りなくクロに近い灰色だ。(石川の起訴は)大きな疑惑の一部に過ぎない。脱税などの疑惑捜査はまだ続いている」(谷垣禎一総裁)
とまあ、こんな調子で、石川については議員辞職勧告決議案を衆院議長に提出。小沢の証人喚問も求めるという。5日の予算委員会でも菅元総務相が「土地購入の原資をめぐる小沢氏の説明が二転三転している」とネチネチ追及。川崎二郎国対委員長は「(石川への議員辞職決議案が)直近の本会議に上程できるように議運は最大限の努力をして欲しい」と吠えまくっていた。
自民党の議員たちは6日から街頭に立ち、小沢批判のアジテーションをやるという。石破政調会長は「この政権の異様さ、恐ろしさを国民に伝えていかねばならない」と力んでいたが、ハッキリ言って、この感覚には驚いてしまう。
検察が1年がかりで調べ上げ、メディアも一斉追及した結果の「不起訴」に噛み付こうとしていることだけではない。たとえ、小沢が真っ黒だったとしても、自民党が小沢を批判する笑止。選挙目当てのパフォーマンスでコブシを振り上げ、怒鳴り、吠え、正義漢ヅラする卑しさ、うさんくささ。国民はもうウンザリなのである。
●腐ったDNAの自民党に何が言えるか
国民は自民党がどういう政党だったかを知っている。
「検察が見立てたように、小沢氏が公共事業で天の声を発し、ゼネコンから裏献金を受けていたのだとすれば、この政治手法はまさに自民党・田中派のDNAではないですか。自民党は、生い立ちからして、財界の要望を受けている。政官財ががっちり組むことで、政治の安定を目指したのです。その過程で癒着、腐敗が生じ、ついに国民が政権交代を実現させた。新政権は、癒着を断ち切るために政治主導を掲げ、政策決定の過程をオープンにしようとしている。そうしたら、金権体質の旧体制が小沢氏を攻め立てている。こういう構図だから、自民党の小沢批判は滑稽なのです。自民党は生い立ち、歴史から見ても、金権政治を追及する資格はありません」(法大教授・五十嵐仁氏=政治学)
加えて、少なくとも小沢は「これじゃあまずい」と自民党を飛び出し、改革に動き出したのである。ここが、腐ったまま自滅しつつある自民党と決定的に違う。小沢にやられて、悔し紛れにキャンキャン吠える自民党を見ていると、呆れるというより、哀れである。
●この際、一度消滅した方がいい
こうしたことは外国の学者にも見透かされている。米テンプル大教授のジェフ・キングストン氏は「これまで50年間はるかに悪質なことをやってきた政党が、新しい与党を有罪だと告発しても与党に返り咲くことはできない」(中国国際放送)と看破した。さらに「日本の有権者は日本が直面している問題に対し、政治が何をできるかを見たがっている。自民党は利己的な目的追求のために国の権益を危険にさらしていると見られないようにすべきだ」。
選挙目当てのネガティブキャンペーンやくだらないパフォーマンスはいい加減にしろ、ということだ。外国人の学者ですら、こう言うのだ。
自民党は「政治と金の集中審議だ」「小沢の証人喚問だ」とゴネているが、そうこうしているうちにどんどん、予算の成立は遅れてしまう。国民が望んでいるのは、新しい政治による新しい景気対策だ。国が変わるというメッセージである。これが最大のデフレ対策になる。薄汚いスキャンダルを連発し、国民からノーを突き付けられた「昔の政党」自民党の出る幕ではないのである。
政治ジャーナリストの野上忠興氏もこう言う。
「国民は自民党の追及に辟易(へきえき)していますよ。政権転落後、民主党の政策に対して、何のアンチテーゼも出せていないし、自民党が政治と金を追及してもシラケるだけ。自民党は何をやっているんでしょうね。この調子だと、自民党は大変なことになりますよ。トンチンカンな執行部に見切りをつける離党組が相次ぐかもしれない。すでに大物の名前が挙がっている。自民党は消滅危機です」
その大物とは舛添や鳩山邦夫だそうだ。腐ったDNAを持つ自民党は、この際、消滅した方がいいのかもしれない。
(新世紀人コメント)
腐ったDNAは意外にも長命なんだよ。「腐った」という表現よりも「曲がった」の方がいいだろうな。
みんなの党が第二自民党なんだ。これが崩壊自民党の亡命先なんだよ。
それにもう一つの亡命先すなわち第三自民党が今日、九州福岡で旗揚げしました。
どうしてこんなに複雑な動きをするのかだって?
それは国民のニーズが広がっている事と、自民党の悪イメージを出来るだけ消したいからなんだ。
みんなの党の一つだけだとそれが第二自民党ではないかと疑われる。
だが、もう一つあれば、二つともに自民党残党の疑惑をかけられる可能性が割れてしまって夫々が二分の一にも満たなくなってしまうのだ。
恐らく二つの組織は夫々の独自性を強調し、互いに対立を演ずるかもしれない。
まあ、見ものでしょうよ。
このグループの東京での会合については週刊朝日に載っていたが、それには民主党の前原さんも出たんだって。前原さん遠慮せずに”党首”のなってあげればいいじゃあないですか。民主党を脱党して。
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