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【ユーゴ紛争のように権力持つ者の「情報操作」に踊らされ、思考停止させられる民衆】悲しい国だね【雁屋哲の美味しんぼ日記】 http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/736.html
悲しい国だね 記事URL:http://kariyatetsu.com/nikki/1214.php
むかし、神は才能のある人間を早く自分の手元に上げたいので、美しい人才能のある人間は早死にをするのだ、と言われていた。 21世紀にもっとも恐ろしい武器となるのは情報である、と言う真実を雄弁に裏付ける本である、と米原万里氏はこの本を紹介する。 「本書では、メディアに乗せられた情報が戦争の趨勢に決定的な役割を果たす様が、ユーゴ内戦時、新興国ボスニアに雇われたアメリカの広告代理店の活躍を通して伝えられる。対セルビア戦を有利に展開し、国際的承認を勝ちとるまで、ボスニア政府首脳に言葉遣いから発言のタイミング、敵に不利な情報を流すためのネーミング(例えば「民族浄化」という語によってナチスを連想させる)など、手取り足取り指導して行く様が具体的に紹介されている。これでもかこれでもかと、セルビア武装勢力による残虐行為を世界中のメディアにばらまく一方で、ボスニア側による勝るとも劣らない蛮行は巧妙に伏せられ、先進国、わけてもアメリカの戦いには「人道と民主主義」とい名分があると世論に浸透させる。」 ここからが大事なので、きちんと読んで欲しい。 「偽情報であれ一面的情報であれ、大量に繰返し叩き込まれたそれは、事実以上の重みを持って人びとの意見を立場をコントロールしていく。」 「圧倒的に多数の人びとは自由なる意志に基づいて、己の意見や立場を決定していると無邪気に思い込んでいる。あたかも自身の意志で、さして必要もない商品を喜々として買い求め、インタビューに際しては、テレビキャスターや新聞の論調を反復する。(中略)それが情報操作の結果であるなんてつゆほども思わない」(本書471頁) 誠に、恐ろしい話である。高木徹氏はボスニアとセルヒアの戦いについて語っているのだが、米原万里氏はそれを現在の日本の状況に布衍して語っている。 今朝の毎日新聞の世論調査の結果によると、小沢氏の辞任を76パーセント人が求めている。 この検察のやり方は本当に恐ろしい。 小沢一郎氏が怪しいのは、10年も前のことからだろう。なぜその時にきちんと調べておかなかったのか。 悲しい国だね。日本って。
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