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陸山会土地購入疑惑の整理 【新・土佐日記】からの転載 http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/675.html
2010年 02月 05日 未だ現物取り寄せはしていないが(出来るのかな?)これまで出ている情報を元に理解できた範囲を整理しておこうと思う。 継続的に事務所を借りて家賃を払うくらいなら、いっそ自前で建てたほうが長い目で見れば安上がりになる場合もある。またゆとりのあるお金は、高利の定期にしたり、値上がりの見込める有価証券にして運用したり、と同じ流れで「土地」にしておけば、破綻続きの銀行に預金しておくより、遥かに安全で高利回りであるという考え方はけして常識の範囲を超えていない。だからどうせ必要である事務所やスタッフのアパートを自前の不動産で所有するのは普通の発想である。 僕ら商売人にはよくある話であるが、金の準備が間に合わずとりあえず経営者個人や担当者が立替払いをしておく。予算執行にしても、本来は役所のように予算執行命令後が理想であるが、現実には立替払いをしておいて、領収書で精算する事も多い。「この費用は経費として認めてもらえるかな?」と思っても先ずは支払いを済ませて、領収書を受け取り、経費として認められれば会社(組織)の負担で立て替えたお金が返ってくる。 同じく、大きな取引において、資金調達が間に合わない時は、立替払いで「つなぐ」事はよくある話である。資金調達が間に合わず不渡りを出したのでは本末転倒だし。支払いを待っている側の立場を考えれば、支払いを遅らせる事は信用をなくす事である。そんなときも経営者は立替払いをすることがある。 今回の話は、陸山会が3億5千万の土地を買うにあたって、銀行から4億円の融資を受けたと言う事だが、実は土地を買ったのは小沢さんの現金で、銀行の融資は間に合わなかった。僕らはナルホド小沢さんはつなぎで立て替えただけ。だから事実は小沢さんが先ず購入して、陸山会に売ったと書かなきゃ虚偽記載なのかよ?実質的には陸山会が土地を買ったのだから、つなぎの立替を書く必要は無かろうに。検察はいちゃもんつけているなと思ったわけだ。 郷原信郎氏が2004年の収支報告書に「小沢氏より4億円の借り入れ」は記載されていると、事実を示してテレビの生放送は騒然とした。誰も事実を把握しないまま、えらそーに講釈を垂れていた訳だ。 事実はこうだ。大筋は「銀行融資が間に合わなくて、小沢さんが立替払いをしていた。」でOKである。そしてその立て替えたお金は小沢さんの白いお金か、水谷の裏献金が混じった黒いお金かという憶測論議になったわけだが・・・ 2005年1月。ここで清算をする。小沢さん名義の土地が陸山会名義となる。(同時に銀行融資は陸山会名義?に移動。陸山会が返済していく事になる。※元々銀行から小沢さんが融資を受けるに当たっては陸山会の定期預金が担保になっている。)立て替えていたお金は直ぐに小沢さんに返却してもいいのだが、陸山会に預けたままになっていても本人が承知なら問題は無い。陸山会に貸し付けられていたお金は、2007年に小沢氏に返済される。(収支報告書に記録) これがお金の流れである。何がウソで何が虚偽なのか分からない。石川さんは小沢さんが4億を動かせる事を隠したかったとかの報道になっているが、陸山会は小沢さんから4億円借りたと書いているのだから隠しようもない。どのような(しかも意図的な)記載ミスが発生するのだろうか。公判を見守りたい。 (誰か、詳しい方、このような理解で間違いありませんか?)
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