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小沢一郎:不起訴≠朝青龍:責任引退という構図で刷り込む検察・マスコミ連合 (日々坦々)
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/578.html
投稿者 純一 日時 2010 年 2 月 05 日 05:13:53: MazZZFZM0AbbM
 

http://etc8.blog83.fc2.com/


小沢不起訴にまだ文句をたれるマスコミ

東京地検特捜部の記者会見は、4日午後6時すぎから始まった。(本来は4時から始める予定だった)

小沢氏の嫌疑「証拠足りず」と特捜部長

「公判廷で立証し、有罪判決を得るための証拠が足りなかった」。
 約60人の報道陣が集まった会見で、佐久間達哉特捜部長が小沢氏を嫌疑不十分と判断した理由についてこう説明すると、約1時間にわたって不起訴とした捜査の経緯などに質問が相次いだ。
 「(石川容疑者らとの)共同正犯に問うだけの証拠がなかった。そういうことに尽きる」

 手元に置いた資料に時折視線を落としながら、終始淡々とした口調だった佐久間特捜部長が一瞬厳しい表情を見せたのは、捜査が「(小沢氏に対する)狙い撃ちでは」と質問された時。「我々は様々な事件を捜査する過程でいくつも端緒をつかみ、複数の事件を並行して調べている。特定の政治家を狙っているわけではない」と語気を強めて反論した。
(2010年2月4日21時47分 読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100204-OYT1T01199.htm?from=main1


検察が不起訴(嫌疑不十分)でもマスコミはまだ犯罪者にしたてあげようという報道姿勢は正に今まで冤罪づくりに加担してきた反省もなく、いかに限りなく灰色であるかを、あの手この手で作り上げようとしている。

この件で政治が停滞し、回復の兆しの無い景気情勢の中で騒ぎ立て、最初からムリ筋の捜査を強行してきた検察に対する批判は皆無である。
既に小沢さんの不起訴の検察リーク情報が流れ、この一連の捜査に特捜部には説明責任があるはずである。

今回もテレビが入らない司法記者クラブのみの密室での会見であり、検察に飼いならされたフィルターを通し国民に知らされることになり、その報道は全て検察の意を汲んだ内容になっている。

またこの日に朝青龍の引退をぶつけてきたのも、今までの検察のやり方からは何故かすんなり頷けてしまった。
横綱審議委員会で引導を言い渡されたようだが、相手とも示談している案件をまた起訴するかどうかマスコミで煽り、計算したタイミングでこの日にさせたことは、普通の人なら偶然で片付けてしまうとは思うが、そこは検察・マスコミ連合を甘く見すぎである。小沢一郎:不起訴≠朝青龍:責任引退、なんで?という刷り込みである。

横綱審議委員は12人のうち6人がマスメディア関係者で、因(ちな)みにその6人は、内山斉(読売新聞グループ本社社長)、大島寅夫(中日新聞社代表取締役社長)、北村正任(毎日新聞社会長)、鶴田卓彦(元日本経済新聞社相談役)、福地茂雄(日本放送協会会長)となっている。(余談)

石川議員起訴の件では、ここでハッキリさせておかなければならないことは、石川議員を国会開会3日前に逮捕するにあたり、そこまで急な逮捕が必要だったのかどうか、ということを改めて検証する必要がある。

今回は収支報告書の「虚偽記載」で政治資金規正法違反の形式犯で起訴ということになった。それはまだ入り口という見方もあるが、http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/3ed4231136200a552900fe51120ac5a7

逮捕許諾要求提出を嫌がって3日前にどさくさ逮捕した。
何故、すぐに逮捕が必要でどんな違反があったのか、政治資金規正法の検察としての解釈をはっきりさせる必要があると同時に説明責任が検察にはある。

サンズイ(汚職)の贈収賄での起訴が難しくなった現在、この検察の宝刀とも呼ぶべき「政治資金規正法」の解釈を巡っては、元検事同士でも意見の分かれるところであり、単に記載漏れ次元のものも全て含めて「違反・逮捕・起訴」とするのは、免許不携帯でいきなり逮捕されるようなものだという意見もある。

総務省のHPを見てみると
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/news_seiji/pdf/seijishikinkiseihou_all.pdfT.

政治資金規正法の目的
政治資金規正法は、議会制民主政治の下における政党その他の政治団体の機能の重要性及び公職の候補者の責務の重要性にかんがみ、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため、@政治団体の届出、A政治団体に係る政治資金の収支の公開、B政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の授受の規正、Cその他の措置を講ずることにより、政治活動の公明と公正を確保し、もって民主政治の健全な発達に寄与することを目的としています。」としていて、基本的な考え方は「@ 政治資金の収支の公開とA 政治資金の授受の規正等」となっている。

要は、郷原さんが言われるようにhttp://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100201/212548/

「政治資金規正法が『政治資金の収支の公開』を求める趣旨・目的は、政治活動の資金が、どのような個人、企業・団体から提供されているのか、政治資金がどのような用途に支出されているのか、について国民に正確な情報を開示し、その情報に基づいて国民が有権者として主体的な政治選択を行うことであり、収支報告書の作成・提出はそのために行われるものだ。」
であることから考えても、それを拡大解釈する検察は、この法律をうまく使って、狙った政治家は有無を言わさず逮捕できてしまうことになる。


もう一つこの石川議員の逮捕に関連し、以前の日刊ゲンダイでhttp://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1202.html

民主党若手議員の話として「石川議員の逮捕にしても、事前に情報をつかんでいなかったというから驚きます。なんでも、逮捕の1時間前になって、法務省から一方的に報告を受けただけだったとか。法務官僚や検察から完全にナメられているのです。・・・」と、法務官僚にもなめられているという千葉法相の動きがどうも見えてこない。

「指揮権発動」の話題の時だけ注目されているが、国会議員逮捕に関しては、最高検から法務省の刑事課長、刑事局長、事務次官に上がり大臣に報告するのが原則であり、「刑事関係報告規定」「処分請訓規定」という部内規則がある。国民の代表としての国会議員を逮捕するということに関してより厳しくあるべきで、大臣の許可を得る必要があることが定められている。もし許可がなければ逮捕状の請求すらできなくなっている。
この手続きは事前にとる義務があることから、今回1時間前に報告したことになっているが、今まで政治家が逮捕される時は前日であったり、当日の朝であったことからも、1時間前ということはかなり法務省官僚から舐められていると言われてもしかたあるまい。
「可視化法案」にしても千葉法相が野党時代に、ご自身が中心となって提出したことがある法案であるはずだ。勉強会の次元で留めておくのは、確かに今の時点ではタイミングが悪いかもしれないが、もっと積極的に議論をしてアピールしてもいいはずである。
だから自分の選挙が心配で地に足が着いてないといわれてしまうのである。

昨年の3月3日の大久保秘書いきなり逮捕以来、マスコミ報道は検察の意図的捜査に協力するように検察リーク情報を垂れ流し続け、誤報ではなく捏造情報まで飛び出していた。国民はそうしたマスコミ報道のあり方に少しずつ疑問を持ち始め、確実にマスメディアが得意とする洗脳から解き放れてきている。

「週刊朝日恫喝事件」でも朝日新聞が必死で外部に漏れることを押さえた、ということも、今やツイッターによってリアルタイムに伝播して、後で何を言っても嘘くさく感じてしまい、言い訳でしか聞こえてこなくなる。
もうゴマカシが効かなくなっている。

今後、議論が必要なのは、まず「記者クラブ問題」である。

ここが、官僚統制情報の発信基地であり、マスコミと官僚がタッグを組み、新政権と対峙する前線基地・橋頭堡としての役割を担っている。

この前線基地に鳩山政権は戦略を持って戦っていかなければならない。

 

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コメント
 
01. 2010年2月05日 06:56:32
朝青龍は旧支配勢力が小沢の幹事長辞職,議員辞職を追い込むために,引退に追い込まれた。まさに,そうだ。2月4日に急転直下引退に追い込まれたことが何よりも証拠だ。協会の理事は旧支配勢力の牙城だ。

02. 2010年2月05日 07:36:07
相撲協会は、自民党利権の一つ。
朝青龍に今日引退しろと迫った人間が必ずいるだろう。

03. 2010年2月05日 07:40:32
せめて一社でも、今回の検察の暴走の本質を追及する新聞があってほしかったが、
残念なことに無理な話らしい。
昔、「テレビばかり見ていると馬鹿になるよ」と言われたが、
今は、「新聞を読んでも馬鹿になるよ」ということなのだろう。
マスコミの自滅行為を、マスコミ自体が気づく日は来るのだろうか?

04. 2010年2月05日 08:28:27
昨日の報道ステーションの冒頭では
小沢幹事長不起訴 → 朝青竜引退 と連続して写し、
今日の読売の一面ではこの2件でした。
(検察+マスゴミ+自民党が朝青竜に
 手入れ金を渡し、本日の引退をすすめた可能性も!?)

05. 2010年2月05日 08:53:21
読売に劣らず毎日もひどい、とくに社会面

06. 2010年2月05日 09:01:24
純一さんは、何時も鋭いですね。確かに朝青龍の引退劇(あえてドラマ)と、小沢辞職コールは、作られた物語と言えます。(作者)頭狂痴犬毒葬部・(監督)渡邉恒雄・(配役)腐れ先ず塵(生ゴミ)・(後援)米CIA・DIA・(協賛)CFRですね。全ての手段が彼らのものですから。まあ、タイミング良く、見事な刷り込みですよ。この件から、二つの考察が可能です。一つは、佐久間達哉が発言した内容から。「長期の取り調べ(約一年)は、よくあること」という自己否定から読み取れる、敗北宣言か負け惜しみ追加捜査(脱税でっち上げ)。二つ目は、小沢氏が米代理人二名と事前にあっていることから考えられる、CIAの関与の有無。こちらも、タイミングが良い。ここからは私の推定の域ですが、今回のドラマは政権交代したアメリカ内部の政治的対立・混乱・経済破綻によって、司令塔が機能せず、我が国の米従属派が独走してしまった。(従来通りの手法に固守した)。地検・メディアが、時代の変化(自国の政権交代とネット社会)を読み取れず、上げた拳を下ろせなくなった。こんなところでしょうか?さて、渡邉恒雄は、以前横綱審議会にも名前がありましたね。ネット社会は、裏の仕組みもバレバレですから、幕引きが見ものですね。強固に監視していけば、地検の全面降伏と渡邉の泣きっ面が見れるかも知れません。毎日楽しみです。石川氏の逮捕劇も、時間とともに糾弾されていくと思います。あと特捜部には、裁判に持ち込んで引き延ばし策だけしかカードありませんし。時間切れするには逮捕者若いですから、従来の手法では行き詰まりますし。(田中角栄を嵌めたようにはいかない)可視化法案が急がれます。これで、90%アウト。追加で、公務員人事見直しで10%。占めて100%浄化ですからね。時間はたっぷりです。爺さん

07. 2010年2月05日 09:34:27
あほかいなですな。

暴力事件起こした関取と、因縁つけられて改革半ばで
強制辞任させられようとしている人をごちゃ混ぜ。
これで、世論が辞任に向くんだったら、日本はとんでもない
国だな。ファシズムでないか。

小沢氏には、きっちり筋を通して欲しい。玉虫色とから一番良くない。
頑張って欲しい


08. 2010年2月05日 09:57:03
「小沢一郎:不起訴≠朝青龍:責任引退」

この「こじつけ」使えんのも今日か明日までだろ。
来週になったらみんな忘れるし。


09. 2010年2月05日 10:35:04
「語気を強めて反論した。」--そう書いて下さるように、と佐久間らに哀願されたのだな。
 暇になったんだから今こそ、チンピラ子ネズミ=小泉純一郎やケケ中等々旧政権の悪事の数々を、

証拠資料の隠蔽・捏造が未だ未だ貴様らのご主人さま様と合意に達していないのは分かるが、

「検察リーク」する段取りは未だ出来とらんのか。佐久間はサボるなよ。

記者クラブの脳弱どもが暇で干上がってしまうでよ。


10. 2010年2月05日 10:41:17
毎日新聞 2月5日付 14版 24面(社会面)の
情報を見極め 権力の監視を続ける 「検察リーク批判」に答える
と題した 社会部長小泉敬太 の記事は、読み物だな。
「・・・(検察への)取材は困難を極める。検察が情報を漏らすことは自らの首を締めるに等しい。
それでも記者たちは多数の関係者を取材し、資料を分析した結果を検察にぶつけ、裏付けをとろうと日々、取材を重ねている。その中で検察から事実の断片を確認できることもある。それに基づく報道が、結果的に検察の意図が働いたかのように見えるケースもあるかもしれない。
問題は、得られた情報が事実かどうか、そして報道する価値があるかどうかを冷静に見極めるメディア側の力量・・・」
なんだそうです。突っ込もうと思ったけど、むなしくなってやめた。
新聞は家庭欄と文化欄だけでいいや。

11. 2010年2月05日 10:44:25
次の輩の洗脳キャンペーンは、「灰色幹事長」がキーワードです。
ネットレジスタンス、検察の裏金、郵政米民営化、某カルト学会の犯罪暴露キャンペーンと行きましょう。

12. 2010年2月05日 10:58:07
故意墨の倅が、テレビで「朝青龍が自ら引退を判断したのに比べて、小沢幹事長の進退はひどいものですね」(このような発言)と宣っていた。
わかりやすいですね。
検察・自民の動きは、浦安のボラでも知っている。

所詮、こんな程度なんですね。
これでは、ネット世論に歯が立つわけがない。
「悪徳ペンタゴン 破れたり!」


13. 2010年2月05日 15:30:36
≫12.

朝青龍は、理事会で評決したら解雇6対5場所出場停止6となった。
その為休憩を挟んで再び評決したところ解雇が7となった。
それを朝青龍に伝えて「このままでは解雇になる」と自らの引退を迫ったのが真相とか。

「自ら引退を判断した」訳でもなんでもない。
退職金や功労金、引退相撲などの莫大な収入を選んだだけの話。

あとさきを考えもしないで喋ると恥をかくことになる。
口先三寸で世の中を欺いてきた男の息子だから無理もないが。


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