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小沢事件の本質は、何度も繰り返されてきた「検察VS政治」の権力の戦い(ゲンダイ的考察日記) http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/553.html
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-entry-1214.html 2010/02/04(木) 21:55:08 今の検察は腐敗している なぜ私がそう断言するかというと、検察の裏金問題の経緯をつぶさに見てきたからです。 検察は長年、「調査活動費」の名目で年間数億円の裏金をつくり、幹部の交際費にあててきた。それは紛れもない事実です。本来なら幹部が総辞職し、使った裏金を返還すべきです。 ところが法務・検察は裏金づくりを否定し、02年4月、それを内部告発していた大阪高検の三井環・公安部長を口封じ逮捕しました。これほどひどい職権濫用は検察史にも例がありません。 大半の新聞やテレビは真相を知りつつ検察批判を手控えてきました。極めて重要な情報源である検察の機嫌を損ねて、ネタが取れなくなるのを恐れたからです。その結果、検察は自らの悪事を封印することに成功した。 今回の小沢幹事長に絡む事件では、検察リークが露骨な形で行われています。被疑者の供述内容や、「陸山会」口座の資金移動など検事にしか分からないことが連日詳しく報道されている。 リークの目的は「小沢=悪」の印象を植えつけ、彼を失脚させることです。私は小沢氏が良い政治家とは決して思いませんが、帝人事件のように検察の思惑で政治が動かされるのはゴメンです。 小沢事件の本質は、明治以来何度も繰り返されてきた検察権力VS政治権力の戦いです。 問題は、現場の記者たちにそうした構造が見えていないことです。彼らの多くは検察の腐敗に目をつぶり「小沢のような腐敗政治家を除去しないと日本の政治は良くならない」という特捜検事の独善的な正義感に染まってしまっています。 私も司法記者だったので分かるのですが、記者たちは他社との激しい競争の中で情報の飢餓状態に置かれている。そんなとき捜査情報を漏らしてくれる検事はこのうえなくありがたい存在で、無意識にその検事の気持ちに同調してしまう。 記者は検事と同じ思考をし、同じ価値観を持って一心同体化する。だから検察は容易に世論を誘導できるのです。 【小沢捜査を斬る!〜政党政治を壟断した検察の歴史 ノンフィクション作家・魚住昭氏著】より -------------------------------------------------------------------------------- メディアや自民党は、「シロであるとは言えない」とか「証拠不十分で起訴断念」などと伝えていますが、いまだに小沢さんを犯人扱いにしています。「何もやましいことはしていない(無実)―」、だから不起訴は当たり前。菅家さん事件をあれだけ取り上げていながら、よく言えたものです。「自分は無実だ」と訴えても犯人にされてしまう恐ろしさを知ったばかりなのに…。
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