01. 2010年2月07日 09:47:05 このビデオの中で、検察改革について岩上氏の検事総長の国会同意人事が議論あるがと質問した。それに対し三井氏は検事総長の国会同意人事だけでは十分でない。抜本的な改革は米国のように「検察官の公選制」の導入、だと指摘した。この三井氏の指摘は、いやおうなく検察官が国民の監視下に置かれることを意味するもので、抜本的改革の要を突いた重要な指摘だと思う。 さすが検察畑出身の三井氏である。 また、小沢氏について重大な懸念も表明した。 三井氏が小沢問題で、小沢氏側の検察対策をアドバイスしたのは小沢氏擁護のためでなく、三井氏の描く検察改革は小沢氏以外は出来ないと判断したためだと言う。その意味で不起訴決定前後辺りから見え隠れし出した小沢氏がおとなしくなってきた点が(検察改革するうえで)懸念材料だと言う。 この点は改革の動きに係わる重要な指摘だ。 私もこの点には気が付いていて、もし小沢氏が不起訴を検察との取引として行ったなら、三井氏が言う「けもの道」であり、それこそ裏金を取引材料にした自民・検察の悪夢の再現になってしまう。 検察官の公選制人事もさることながら、なにはともあれ小沢氏には検察改革の主導力を発揮してもらうため、裏取引で弱みを握られてないことを願うばかりだ。
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