投稿者 純一 日時 2010 年 2 月 03 日 12:56:48: MazZZFZM0AbbM
【今目前で起きていることは検察・官僚組織連合等によるクーデターである。『鳩山+小沢民主党 VS 検察+マスコミ』ではなく、『国民 VS 検察+マスコミ+既得権益集団』の構図と捉えることだ。
われわれ国民は参院選挙という民主主義の最後の審判を通じてこの「悪」を振り払わなければならない。負けたら、次は更なる『搾取』が襲ってくる。】
(以下、転載貼り付け)
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?m=0&i=0
10日の時事は、「鳩山由紀夫首相は2日午前、小沢一郎民主党幹事長をめぐる政治資金規正法違反事件に関し、記者団が「参院選も小沢幹事長の指揮で戦う考えに変わりはないか」と質問したのに対し、「今日までの小沢幹事長の活動を考えれば当然、選挙も仕切ってもらいたいと思っている」と語った。
同時に首相は「検察が捜査をしている最中だし、冷静に見守ることが一番大事だ」とも強調した。」と報じた。
これをどのように論評するか。
この国の中、フスマの向こう側には闇がある。
二冊の書籍を取り寄せて読み始めた。1冊は『検察 裏金づくり』もう一冊は『ほんとに検事の奥さんですか?』というものだ。
前者は、三井環元大阪高検公安部長が塀の中に放り込まれる顛末を書いた実録。後者は、それを妻の立場から記したものである。
ここに書かれる手口は、それは、微罪を探し、それをあたかも他の大きな容疑で包まれているかの如くにマスコミを通じて報じ、その被疑者に悪人のレッテルを貼り付け、社会から抹殺せんとするものだ。
今回は、陸山会の大久保秘書や石川議員が狙われた。手口は全く同じである。
検察は、裁量行政であり、どの事件を取り上げるかはその組織の裁量に任されている。
しかしながらその裁量に政治的企図が入るとき、それが国策捜査になる。
そもそもリークは国家公務員法守秘義務違反罪だ。
だが今般の石川議員の事件の際のリークはそれと分かるほど酷かった。
石川議員は、選挙区選出の国会議員であり、国民の代表者である。
それが、国会の開会三日前に逮捕され、国会審議にも出られない。
あげく小さな子供を持つ石川議員の女性秘書を9時間半も任意聴取したりする。
勿論、石川議員に不利な証言を得るためだろう。
殆ど人権侵害行為である。
任意も度が過ぎれば、告発される時もある。
小紙が最大の問題としたいのは所謂『リーク報道』である。
東京新聞の社会部長が、リーク批判』に答えて、という記事を書いている。
だが誰もこのような釈明を信じている者はいない。
例えば、金融機関の口座資金移動情報は、報道機関では絶対に取得できない。
取得できたとするなら、その記者は別の容疑で追われるはずだ。
しかし、その情報が事件にかかるものである場合、それが事実であるならまだしも、菅家さん事件のように無罪の人を糾弾した例もある。
一方、鳩山政権も「検察のリークは無い」との答弁書の閣議決定を行ったが、これもウソくさい。
情報を中央が統制し、その情報を恣意的に取り扱うのは中央集権国家の特徴であるが、未だ記者クラブの開放もなされないまま、旧態依然とした政治がそこにある。
民主主義とは、法治制度であり、国民の代表者が集まった議会で法律を創り、行政府がそれを執行する。
執行するにはそこにルールがあるが、それが守られない。
なぜなら、例えば検察の場合、起訴権を独占しており、誰も起訴する者がいないからである。
その独占権者が、自らリークという手段に出て、社会の中の一国民に被疑者の包装紙を被せる。
本当の容疑は微罪なのに、三つも四つもの重罪があるかのように報じられる。
それが三井環事件から透けて見える。
世間では検察のことを『最強の権力機関』というらしいが、憲法にはそう書いていない。
憲法には『国権の最高機関は国会』だと書いてある。
なぜこれを指摘するのか。
小紙には、この国の中に潜む闇、そしてこの国がなぜ経済成長できないのか、庶民の生活がなぜ良くならないのか、税金ばかりなぜ上がるのかが分かって来た。
またなぜに犯罪検挙率がわずか32%しかなく、重要犯罪検挙率でさえ50%を下回るのかその全貌が見えて来た。
国は、個人、家庭、企業、団体の上にある最大の共同体である。
その共同体に居住する市民が、力を合わせて国を盛り立てて行こうという意志をどう方向付けて行くかが国の重要な役割だが、白いものがあるとき真っ黒にされたり、恣意的な政治が行われれば、社会はその政治を信用しなくなり、国の活気は益々低下しよう。
さすれば、国はやっていけないと消費税などの増税に走る。
しかし、それで生産性が上がるわけがない。
国民は『搾取』されている被害者意識があれば、国に協力しない。
したがって生産性が上がらなくなる。
これはまさに、ソ連崩壊の原因と同じではないか。
ソ連崩壊の本当の原因は、中央集権の官僚制が行き詰まったが、その無謬主義が意味不明の生産性が無い労働を創造したからである。
我が国でも同じようなことが起きつつある。
無血革命を叫んだ鳩山政権も、なぜかそこにある官僚組織の暴走を止められない。
勿論、暴走ではないそれは正当な行為だ、という人もいるだろう。
しかし、間違い無く暴走している。
我が国の経済は現在リーマン・ショック後の病み上がりであり、今は経済を立て直さねばならない。
無駄を省き、その省いたお金を未来への投資や別の資源へと再配分しなければならない。
兆円単位の税金再配分には大きな抵抗が予想されるが、それと戦い、前進していかねば押し戻される。
今般の検察の狙いは、民主党の実力者周辺を狙い、進軍の足止めをすることにある。
その狙いとおり、石川議員の釈放請求は出されず、鳩山政権は「リークは無い」と鈴木議員に答弁した。
組織のトップを叩き、脅し上げる。
これが検察の企図だろう。
しかしながら、それは我が国の将来を暗澹たる闇に引きずり込むものでしかない。
悪魔と妥協すれば、その国の未来は無い。
我が国は、このままでは、ソ連のように崩壊への道を歩むかもしれない。
あまつさえ国の債務は1000兆円に迫る。
もう抜本的に今しなければならないのに、ここで躊躇すれば手遅れになる。
この国は、明治維新で1回、戦後で1回、借金をチャラにし、誰も責任を取っていない。
政府が吹き飛んでオワリである。
そうなれば、勿論、社会保障も吹き飛ぶ。まさに幻想だ。
ここにきて、鳩山首相の指導力に気抜けしたという巷間の話が拡大している。
ネットでは特に「リークはない」と決定した話が浸透している。
あるものをないと言ってはおしまいだ。
同時に、鳩山首相の曖昧な発言が国民の不評をかっている。言葉を慎重に選んでもらいたい。
明日4日、石川議員が起訴されるだろう。
そして最大の問題である「リーク」が残される。
平成の特高検察は、竹刀の代替に、メディアへのリークを使う。
この行為は許されざるものだ。
そして政治不信が広がれば、生産性が低下し、この国は二流国に落ちて行く。
だが我々日本人は、不撓不屈の精神の下、次期参議院選挙でこの暴力を排除しなければならない。
わたしたちは、自らの国が自らの意志で立てるよう確固たる意志を公設暴力団どもに表明する必要がある。
それはまた鳩山政権の一つの正念場かもしれない。
しかし、鳩山と小沢さえいなくなれば、民主党はホップが抜けたビールのようなものだから、後はなんとでも操れると踏んでいるだろう。
それはだが我が国がソ連崩壊に至る門を潜るのと同義である。
小紙はこう思う。
今目前で起きていることは『鳩山+小沢民主党 VS 検察+マスコミ』ではない。
是は正しくは『国民 VS 検察+マスコミ+既得権益集団』の構図と捉えることだ。
皆さん、負けたら、次は更なる『搾取』が襲ってくる。
しかし民主主義の最後の審判は国民がする。
その日は、今夏の参議院選挙だ。
クーデターは、国民の意志で振り払うしかない。
皆さんの御意見もお待ちする。
オリーブ ( 2010/02/02 18:55 )
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