投稿者 南青山 日時 2010 年 2 月 03 日 09:43:21: ahR4ulk6JJ6HU
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1442594/
なにやらほとんどのマスコミは、水谷建設からの裏献金の5000万円が事実のように書いている。
中には毎日新聞のように「水谷建設から5000万円の出金伝票が押収をされている」や「水谷建設が裏金を渡す時に同席をした人間から裏をとった」と書かれたものまである。
そもそも、押収をされた出金伝票、つまり証拠となりうると仮定をしても検察がマスコミ(司法記者クラブ)に見せるものだろうか。見せたらどのような処罰が待っているのやら。また、同席をしたとされる人間は、裁判が始まったら証人として出廷をするのであろうか。
東京地検特捜部も易々と手の内を見せるはずはあるまい。ようは世論をを味方に付けたくマスコミに情報が流れるのであろうか。であるならば、東京地検もかなり詰めが甘いという事になるのだがさてさて。
今日(2/2)の国会で、共産党の志位委員長が大きく吹いた。
「しんぶん赤旗」の記者が、中堅ゼネコン「水谷建設」の関係者から、小沢氏側に04年10月と05年4月に各5000万円、計1億円を渡したとする詳細な証言を得ています。と言うものである。
丁度事務の人間とPCで国会中継を見ていたのだが、その事務の彼女が「この話って先日、読売が訂正記事を書いた話と違うんですか」と聞いてきた。普段、事務所の人間とは政治の話はほとんどすることは無いのだが、彼女まで知っているとは。
その国会での発言の元となっているのが、「東京・港区赤坂の東京全日空ホテル(当時)で紙袋に入れた5000万円授受の直後に土地購入代金が支払われています。」という赤旗の記事であることはすぐにわかった。しかし証拠のない話、つまり民主党のメール事件と同じ間違いが起こる可能性を志位書記長は、考えていないようである。
つまり、先日もテレビで話題にのぼった全日空ホテルの話を堂々と国会の場で持ち出したという事ある。赤旗は、誰に渡したのかは書かれていない。ホテルの話のストーリーは手帳からである。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik09/2010-01-30/2010013007_01_0.html
この手帳は石川議員の05年の手帳であるが、他人の行動をわざわざメモをするというのも珍しい話である。
この全日空ホテルの話(手帳の日付の話は別としても)は、訂正記事が出ていたのはご存知の方も多いと思う。訂正記事には「水谷建設関係者は04年10月と05年4月の2回にわたり「裏献金」を渡したと供述しており、取り違えました。おわびして訂正します。」と書かれていた。
つまり水谷の話を信じたとしても、05年の4月の大久保秘書の話でしかないのであると同時に、石川議員の手帳からの話という非常に笑える話でしかないのである。
なんでこのホテルの話に疑問符が付くのか赤旗始め新聞社の方々はご存知が無いようである。朝生でも、「あんな人の多いところで裏金を渡すという方がおかしい。」と散々こき下ろされた話である事を志位委員長はご存知では無いようである。
毎日新聞の31日の記事では
この授受に同席したとされる人物が特捜部の調べに「水谷建設元幹部が大久保秘書に紙袋を渡すのを見た」と証言していることも新たに判明した。特捜部のこれまでの調べに対し、水谷建設元幹部は、04年10月に東京都内のホテルで、小沢氏の私設秘書だった民主党衆院議員、石川知裕容疑者(36)=同=に5000万円を、05年4月には同じホテルで大久保秘書に5000万円を渡したと供述したとされる。とあるつまり、この証言者は05年の4月に同席をしたと言っているのである。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100131k0000m040080000c.html
毎日新聞の1月26日の記事では、「ただし、水谷建設元幹部らは石川議員に渡したのは前年の04年10月で05年4月は小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(48)=同=に渡したと供述しており、メモの記載と食い違うため、特捜部は慎重に調べているとみられる。04年分の手帳は見つかっていないという。石川議員は水谷建設元幹部からの資金提供については全面否定しているとされる。」
http://mainichi.jp/select/today/news/20100126k0000m040131000c.html
つまり、手帳の日付や何も一切無視をして強引に、水谷の供述とされるものに合わせているという事である。
赤旗の記事を信じた志位委員長は、全日空ホテルで水谷建設の関係者と05年4月に大久保秘書があっていたと言っているのであろうか。であれば何故に大久保氏なのか石川議員なのか書けないのであろうか。
そもそも、この水谷建設の裏金の話は、よその報道によれば「最初の5000万は元会長が渡し残りの5000万は会社の人間が渡した」とされていたものが、「次は元会長が二度とも渡した」とされ、最近では「二度とも会社の人間が渡した」とされているのである。赤旗が小沢氏の説明が「説明が二転三転」と書いているのであるが、マスコミ自体が二転三転していることをご存知では無いようである。
志位委員長の「天の声を発し」と国会で発言をしたのには、流石にこの政党は「もうダメだ」と思った。この天の声は西松事件の公判でも明確に裁判所で否定をし取り上げ(採用)ていないのである。日本共産党のズレもここまでくると笑い話となってしまう。
しかし、こんなにわけのわからない記事が大量に作られる原因には、クロスオーナーシップの弊害や記者クラブの弊害なんてのが見えてくるわけで、ここは早々に改革をしていただかないと話にならないだろう。
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みんなの党「みんなで坂本龍馬です」に失笑
2010/02/02 20:11
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/353151/
「みんなの党は、みんなで坂本龍馬をやっています」。みんなの党の渡辺喜美代表が2日、衆院本会議の代表質問に立ってこう訴え、存在感をアピールした。ただ、国会議員6人の少数政党の悲哀か、議場はシーンと静まりかえる始末。「薩長連合、政界再編で維新開国を目指す。日本を隆盛国家に戻したい人は、みんなの党で龍馬をやろう」と呼びかけると、失笑まで漏れた。
それでも渡辺氏はひるまず「経済のパイを拡大することなく国民にバラマキを行うのは、タコが自分の足を食べて成長できると勘違いしているようなものだ!」とも絶叫。しかし、菅直人副総理・財務相は「渡辺氏には歴史の流れに逆行する勢力に取り込まれないよう期待する」と述べ、自民党とともに政府批判を展開する同氏に切り返していた。
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みんなの党は、みんなで龍馬をやって「斬り殺されたい」ようである。
斬り殺される前に、寺田屋から果たして何人が逃げ出すかこれは見物である。
枝野が補佐官ですか。民主党支持者の何割かは確実に後ろから弾を撃つやつだと思われていますから、無理じゃないのw
かなり枝野事務所に抗議の電話やメールをしているとも聞くしw
(南青山コメント)
「民主党のメール事件と同じ間違いが起こる可能性」を志位は考慮しなかったのだろうか。
赤旗の記者は優秀だから、無誤謬と思っているのだろうか。
ともかくこの人はここ一ヶ月(わずか!)の新聞、TVの報道の流れ、ネットでの市民や真正のジャーナリストの書き込みを目にしていないようである。
自分の行動半径数十メートル以内で見聞したことしか目に(脳に)入らない人なのだろう。
それでは政治家をやっている資格はないし、こんな人が委員長をやっている政党に未来はないだろう。
みん党の渡辺も、相変わらず自己陶酔しているようだ。
この人は、自分が総理か財務大臣になればすべての問題が解決するような妄想をTVで吹きまくっている姿を時々見かけるが、彼は長年政権政党にいたはずで、その間は何もしなかったのだろうか。
そんな無能な男が、ポジションを代えただけで突然有能になるはずがないというのが世間の常識だろう。
自民党といっしょで、なぜ長年にわたって与党政治家であったにもかかわらず、彼の意見がまったく取り入れられなかったのか、まずはその自己批判からはじめるべきだろう。
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