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「受注額少ない。談合で他の工事を」胆沢ダム業者ら証言(朝日新聞) http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/380.html
http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY201002020222.html 「受注額少ない。談合で他の工事を」胆沢ダム業者ら証言(1/2ページ)
総事業費2440億円の胆沢ダム工事が、一連の小沢氏側への捜査で注目されたきっかけは、昨年3月の西松建設による違法献金事件だ。西松建設の共同企業体(JV)は2006年3月、ダム工事の一部を95億5千万円で落札した。西松建設側は、この受注を小沢氏側への献金の成果と受け止めていたとされる。 この落札直前の同年2月。西松建設のJVは、宮城県内のダム本体工事も27億2500万円で落札していた。当時の経過に詳しい建設関係者は「この二つの落札には因果関係がある」と指摘した。「西松建設は、胆沢ダムの受注額が少ないため、談合で他のダム工事をとらせてもらうことになった」 この関係者によると、宮城県内のダム工事の入札が締め切られる直前の05年末になって、他の大手ゼネコンの代わりに西松が落札することが決まったという。これは、東北地方の談合組織の仕切り役だった大手ゼネコン「鹿島」元幹部も認めたとされる。この談合組織は06年ごろまで続いていた。 ゼネコン東北支店の元幹部は「一つの工事で利益が上がらなかったり、赤字をかぶったりしたら、他の工事の受注でそれを埋め合わせるという調整はあった」と話す。 胆沢ダム工事をめぐっては、ゼネコン各社が小沢事務所に対し、受注希望を伝えていたと、複数のゼネコン関係者が証言している。 ---------------------------- http://www.asahi.com/national/update/0202/TKY201002020222_01.html 「受注額少ない。談合で他の工事を」胆沢ダム業者ら証言(2/2ページ) 陸山会の土地取引事件では、胆沢ダム工事を下請け受注した中堅ゼネコン「水谷建設」元役員らが、04年と05年に計1億円の裏金を小沢氏側に渡したと供述しているため、特捜部が土地代金の一部に裏金が含まれている可能性があるとみて調べている。 大型公共工事の中でダム工事は、「完成まで長年カネがつき、追加工事も生じるので業者にはおいしい商売だ」(宮城県幹部)とされる。 近年は公共事業の削減が続いているため、相対的に「うまみ」が増しているという。東北地方ではこの10年間で公共事業が約6割減少。その一方で産業転換が進まず、建設業に携わる人の割合は高止まりしている。このため、ダム工事の受注業者になれるかどうかが死活問題だという。 鹿島幹部は「小沢事務所とは何も関係ない。談合など法に触れることはありません」としている。(橋田正城、乗京真知)
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