26. 2010年2月02日 08:50:31 22殿。貴殿の主張に二点同意する。 まず、一点目。 『政治家は、権力を求める怪獣であり、権力を握れば本性を現し、暴れまわるモンスターに変身するものなのであることを忘れてはいけないのだ。』 もっとも、政治家だけには限らないと思うが...
フランス革命におけるロベス・ピエール、ロシア革命におけるスターリンを引くまでも無く、この世の中に起きた多くの革命は、妥協と打算と堕落によって『暴れまわるモンスター』へと変容し、『権力を求める怪獣』にこっぴどく裏切られた。 旧日本軍を中核とし、特高警察により維持された翼賛体制も例外ではない。 そもそも、開国以来、明治新政府の最大の関心は、欧米列強による植民地支配=帝国主義の荒波の中で、いかに国家の独立を維持するかという、所謂国体の護持にあり、具体的には天皇という国家装置を中核として組織されたレジスタンス運動であったと言えるだろう。 ところが、東条英機・板垣征四郎を首班とする陸軍関係者たちによって満州事変、日中戦争そして太平洋戦争へと国家破綻の道を突き進んだ。 ただし、阿修羅の読者はこの程度のことは自明のこととして語りもしないが... 二点目。 『革命は既存の法習慣を無効とするものであるからこそ革命』 と仰ったが、まさしくそのとおり。貴殿は正しい。 ただし、「法習慣」という耳慣れない用語を除くが... (※印参照)
@ 記者クラブという慣習の無効化 A 取調べ不可視という慣習の無効化 B 企業献金という慣習の無効化 C クロスオーナーという慣習の無効化 D 天下りという慣習の無効化 E 郵政民営化という既成事業の実質無効化 F 日米同盟というガイドラインの見直し G 検事総長の内閣信任制度創設 H 事業仕分け...それも特別会計への切り込み!!! I 外国人参政権付与...etc 以上、民主党政権による既存の慣習法の無効化ないし変更案件を若干例挙げてみた。 ところで、貴殿と当方の共通命題によれば『革命は既存の法習慣を無効とするものであるからこそ革命』であるわけだから、民主党は『既存の法習慣を無効とする』という命題の要件を満たしており、すなわち革命党であるということになる。 『民主党の議員や支持者にあれは革命であると発言する者を見かける』と貴殿は指摘するが、これは至極当然の主張がなされていたというだけのことである。 尤も、反民主・反小沢側から見れば、既得権益の簒奪者であり、赦し難い反逆分子ということになるが、史上最大の衆議院議席を獲得した民主党に反逆者のレッテルを貼ろうというなら、以下、貴殿の台詞をそっくりお返ししよう。 『法治国家の国民ではない。モンテスキューやホッブスを読めとは言わない。せめて公民の教科書ぐらいもう一度押入れから引っ張り出して読んだらどうだ?』 ※ 『法習慣』という語は、一般に供する用語では無いと思われる。貴殿が『法習慣』という語をどのような意味でお使いになったのか、定かにされていないため、当方は、『慣習法』という用語の言い損じではなかろうかと斟酌し、解釈させて頂く。 以下参考まで。ウィキペディア(Wikipedia)『慣習法』 ⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A3%E7%BF%92%E6%B3%95 『阿修羅で、小沢擁護をしている諸君はまったく基礎的知識、常識を持っていない。』とのご指摘、誠に痛み入る。 『良薬口に苦し』。阿修羅で、小沢氏擁護をしている諸氏と連帯し、更なる基礎的知識の獲得と、大いなる常識の研鑽に励んで参る所存である。
さて、阿修羅で、小沢氏擁護をしているみなさん。 折に触れて、日常生活の現場で発言していくことが、ネットを越えた力になると思います。 明日の日本を背負っていく若者や子供たちにこそ語っていかなければなりません。 純粋な心で世の中を見れば、自ずからと見えてくるものがあります。 親の目に見えていることを、わが子らに伝えていくという意志が、この世を変えると思います。 これこそ鳩山総理の『共生』の意味するところだと思います。 最後になりましたが、最低でも参院選までは民主党、そして小沢一郎氏を無条件に応援していかなければならないということは事実です。 ともに頑張っていきましょう。
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