投稿者 南青山 日時 2010 年 1 月 29 日 05:22:02: ahR4ulk6JJ6HU
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1434730/
何やら、読売の飛ばし記事がネット上で火がついている。25日の昼過ぎに流れた記事であり自分も26日にブログに書いた。
http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1432064/
正直に言って、異常な状態にマスコミが陥っているのであろう。先日の参議院の予算委員会で自民党・西田昌司らが小沢氏の土地について質問をしていた。その中で、「政治資金で不動産の購入をしている議員はいるのか」というものがあった。
総務省からお役人がシャシャリ出て「小沢議員だけであります」と答えている。ところが、2007年には、自分も小沢氏以外に3議員が不動産を所有をしているという事実は知っていた。
つまり、総務省への届けでではなく地方の選管への届けでで見えづらくしているのである。では、誰が不動産をもっているかというと、自民党・町村信孝とみんなの党・江田憲司である。
町村は、サンプロで「政治献金で不動産を買うなんて話は未だかつて見た事も聞いた事もありません」 「わたしなんか金の出入りは3回目を通している」と述べている。
神奈川県広報平成20年9月12日 216ページ(江田憲司)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/11/1108/kouhou/200809/G043-8.pdf
平成18年度分 町村信孝(信友会)
http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/000020990.pdf
ようは、参議院の予算委員会で自民党・西田と森が小沢氏を嵌める質問をして官僚が手を貸したと言う事でしかないのである。
では、ここで何が問題なのかと言うと、表面に出て「まずい」時には、総務省ではなく地方の選管へ届けることで見えづらくなってしまう事が問題なのである。
本日28日の参議院の予算委員会で総務省の原口大臣が明確に述べている。複数の議員の方が不動産を所持をしていた事実もある。とw
昨年3月に大久保秘書逮捕の翌日には早々と小沢一郎の民主党代表辞任を求めたマスコミであるが、ようは、ねずみ一匹出てこない公算が非常に高くなったわけで、このままいったらマスコミの報道のあり方が問題になるのは目に見えている。
毎日のように書くのだが、つまりはクロスオーナーシップの禁止と記者クラブの弊害と官僚答弁の禁止問題もブログやtwitterの中で多く語られはじめている。
ただ東京地検特捜部とマスコミを批判しているわけではなく、根底にある原因に目を向け始めていると言うことにマスコミも特捜部も気がついているのであろうか。
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小沢問題に血道を上げる自民 町村
(自分も政治団体資金で物件新築)
http://gendai.net/news.php?m=view&g=syakai&c=020&no=44445
●アンタが言えた義理か
予算ホッタラカシで鳩山献金、小沢問題の追及に血道を上げる野党・自民党。利権とカネまみれだった過去を棚に上げ、久しぶりの晴れ舞台とばかり国会でエラソーに話す姿にはウンザリだ。なかでも見逃せないのは町村信孝・元官房長官だ。
「小沢幹事長に、政治倫理審査会や予算委に出て説明をするように勧めるべきだ」。25日の衆院予算委で鳩山首相にこう迫った町村。前日のテレビ番組でも、小沢の資金管理団体「陸山会」による不動産取得について「自分のお金で、自分の名前で登記すればいいんですよ。何で政治資金団体というものをわざわざ通すのか」なんてシタリ顔だった。
ところがだ。この男、自分も小沢と“同じこと”をやっているのだ。町村が代表を務める資金管理団体「信友会」は01年、北海道江別市の不動産(建物)を1000万円で取得。登記上の所有者は町村にした。しかし、収支報告書をみると、この建物は01年12月の新築なのに、取得の時期がズレている。さらに、この物件は07年に町村本人に600万円で売却されているのである。
「収支報告書を読む限り、町村は1000万円の政治資金で自分名義の建物を新築。その後、400万円安く“買い戻した”と見られてもおかしくはありません」(政界関係者)
町村事務所は「建物は運転手の事務所に使っていた。07年の改正政治資金規正法で、政治団体が不動産を持てないと分かり売却した。売却価格が下がったのは減価償却した」と説明している。
「信友会」はほかにも、政治資金で東京・六本木の高級会員制クラブ「ヒルズクラブ」の年会費(25万円)などを払っている。「何で政治資金団体というものをわざわざ通すのか」という言葉。ソックリお返ししたい。
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読売を始めマスコミがが大々的に誤報を出しながらその訂正記事は、「ひっそり」と言うよりも「敢えて目に付かない」ように小さく書く。であれば、誤報記事と同レベルのページに同レベルのスペースを割いて記事にするべきである。
そんな基本的な事も考えず地検からの情報を垂れ流すマスコミと特捜部に違和感を感じていることに気がつかないのであれば、潰れる状態に陥いても致し方ないというだけのことである。
今回の誤報記事や土地の購入が小沢氏だけではないことは、あっという間にネット上を駆け巡り、政治に興味のない自分の息子でさえ知っていた。
これは何を意味するか考えて見た方がいいだろう。今まで政治に興味を持たなかった人間でさえ、今のマスコミと東京地検からのリーク報道に違和感を覚えてしまったという事である。
昨年三月に、西松事件での報道の異様さを感じ、そして今又土地に絡む問題の報道のされ方に違和感を覚えているのであって、特に今までマスコミ批判をしていなかった人たちの間からかなりの数のマスコミに対する不信の声が上がるようになっているのである。
先日も書いたのだが、田中角栄氏のロッキードの時代であれば、新聞とテレビ・ラジをしか情報を得る事は出来なかった。だから、東京地検は「正義」と成り得た。同時にマスコミもずうずうしく「真実を報道する」という嘘もつけたという事である。
今は、もうそんな時代では無いという事を東京地検も大手マスコミも気がつく時期にきているのである。
読売の誤報に関してはヤメ蚊さんが詳しく書いてあります。
http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/3d05b01383ee11fbdd5fcc5385627f88
(南青山コメント)
なるほど、西田議員の質問の背後には、官僚の奸計があったということか。
しかし、いまはこの記事でも書かれている通り、たとえマスコミ(デマゴミ)が全面協力しようが、そのような姑息なことは通用しない時代なのである。
「今回の誤報記事や土地の購入が小沢氏だけではないことは、あっという間にネット上を駆け巡り、政治に興味のない自分の息子でさえ知っていた。」
このことの意味は大きい。
昨日、AppleからiPadの発表があったが、twitterの登場と合わせて、人々を取り巻く情報環境が大きく変わろうとしている。
情報が一気に浸透するというだけではない。
これまで官僚やデマゴミが一手に握っていた膨大な情報とその発信能力を、受け手の側、言い換えれば国民一人ひとりが持ち始めているということだ。
ここ阿修羅はもちろん、多くのブログ、twitterがいまや、官僚やデマゴミが必死で隠そうとしていることを、いとも簡単に暴き立て、その情報を隅々まで浸透させていく。
官僚もマスメディアも、そのことの重大性に気づいていないようである。
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