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日本の最高指導者は鳩山由紀夫首相になっているが、外交・経済・行政政策など国家の重大事を動かす「闇将軍」は小沢幹事長だ http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/883.html
中央日報 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125512&servcode=A00§code=A00
韓国では大統領に相当する「生きている権力」と言える。日本の最高指導者は鳩山由紀夫首相になっているが、外交・経済・行政政策など国家の重大事を動かす「闇将軍」は小沢幹事長だ。 同氏が自宅で催した新年会には過去最大となる166人の民主党議員が殺到し、胡錦濤・中国国家主席と会う際には約600人の訪問団が随行するパワーを見せつけた。それでも東京地検特捜部は23日、このように「生きている権力」を東京都内のホテルに呼び出し、4時間半にわたる事情聴取を行った。同氏を容疑者として扱った検察は「事情聴取で、黙秘権を行使できる」と告げた後、捜査を進めた。 検察官は聴取後、小沢氏から2通の調書にサインしてもらった。夜になって聴取を終えた小沢氏は記者会見を要請し、もう一度身の潔白を訴えた。しかし、こうした訴えでは検察の捜査を防ぎにくいとみられる。その理由は、事実上、東京地検・特捜部に歯止めをかけられる上部組織や官僚がいないからだ。形式上には法務大臣が検察総長を通じて指揮権を発動することはできる。しかし、検察の独立性を傷付けるという非難などを懸念し、一度使われた前例があるだけだ。 結局、東京地検の政治家への捜査は100%独自に行われるわけだ。検察の人事も検察内部の原則によって決まる。検察を統制するため、総長ら主要幹部に対する国会での任命同意の手続きが必要だという議論もあったが、慣例の壁にぶつかり実現できなかった。それで、政治家への捜査に聖域があるべき理由もなく、あってもならない、という国民の合意が作られたのだ。 このようにして尊重された東京地検特捜部の独立性は、金権政治が広がる日本政界の悪習と戦う原動力になった。小沢氏の「政治的父」とされる田中角栄元首相を退任直後に監獄に送ったのもここだった。だから小沢氏は自身の周辺をそれなりに管理してきた。潔白も訴えている。しかし、東京地検特捜部は小沢氏の資金管理団体が建設会社から賄賂(わいろ)を授受した情況の証拠を確保している。 今後、小沢氏との関連性を必ずや立証付け、同氏に対して法的措置を取るという方針だ。小沢氏が逮捕を免じることはできても、結局、略式起訴または在宅起訴は避けにくいというのが大方の見方だ。こうなれば7月の衆院選への負担から、今夏以前に幹事長を辞任するかもしれない。天下の小沢氏も、違法な政治資金を根絶させるという日本社会の同意と支持の前では一介の容疑者にすぎないのだ。 生きている現在の権力よりは、主に前政権の人物の不正に、検察の刃が向けられる韓国の風土では、一度くらい考えてみてもいい部分だと言える。
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