投稿者 明るい憂国の士 日時 2010 年 1 月 28 日 16:19:11: qr553ZDJ.dzsc
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10444671124.html
小沢再聴取見送りでひとまず休戦か
永田町異聞
2010年01月28日(木)
【転載開始】
昨夜、共同通信が「小沢氏の再聴取、見送りへ」というニュースを加盟各社やネットへ流した。
この記事で筆者が注目したのは次の二ヵ所だ。
「東京地検特捜部は27日までに、小沢氏に対する2回目の事情聴取を見送る方針を固めたもようだ」
「聴取に再度踏み切った場合、政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮したとみられる」
共同通信記者が夜回り取材で、検察幹部からそういう感触を得たようだが、これまでのように「関係者」を使わず、「特捜部」としているところは、ハラが据わっている。
加盟社のうち、各地方紙はそのまま掲載しているようだ。産経新聞は筆者が見た限りでは、ボツにしている。
面白いのは日経新聞だ。共同の記事をこう書き変えている。
「東京地検特捜部が小沢氏に対する2度目の事情聴取を見送る方針を固めたことが27日、関係者の話でわかった」
取材発信元の共同が堂々と「検察」を主語にしているのに、配信を受ける日経は、リーク隠し用語「関係者」を用いて、逃げをうっている。
泊まりの社会部デスクが、そのほうが無難だと考えて書き直したのだろう。共同記事にある「政治的影響」のくだりもカットされている。
それでも、この記事を一面でそこそこに扱っているところをみると、検察の捜査が転機にさしかかっているという直感が働いているのかもしれない。
ライバル社、時事通信も、今日の未明になって同じ内容のニュースを伝えた。無視できず、「後追い」したと見える。
「政治的影響が一層大きくなることへの懸念も考慮」という共同通信の見方は当たっているかどうか分からないが、検察としては「小沢聴取」というセレモニーを挙行できたことで、ひとまず休戦したいということかも知れない。
朝日、読売、毎日はいまのところ、この件に関しては無視を決め込んでいるようだ。
ところで、あれだけ強硬なポーズをとっていた検察が、なぜここへきて大人びた気配を感じさせるようになったのか。
荒っぽい捜査手法に幻惑されて、「二回目、三回目の小沢聴取は避けられないでしょうね」とテレビ常連の評論家やジャーナリストはコメントしていたし、小沢逮捕を取りざたする先走りメディアの悪乗りぶりも目立っていた。
検事総長への民間人登用や、取り調べの可視化など、最も危険な考えの持ち主である小沢一郎を叩きつぶしたいという思いは検察にあるだろう。しかし、やり過ぎると組織の利益を損ねる場合もある。
小沢側も、検察側も、聴取を機にひとまずファイティングポーズをゆるめたということではないか。
検察には、いくつかの心配ごとがある。18日に出所した元大阪高検公安部長、三井環氏が、検察の調査活動費にかかわる裏金問題を国会で追及すべきだと、民主党サイドをけしかけている。報道陣へのリークを国家公務員の守秘義務違反だとして問題にする動きもある。
むろん、小沢追放に失敗したら、近く任期切れとなる検事総長に民間人登用などという、最悪の結末を招く恐れもある。
「私は、捜査が公正さを欠くようなことをしているとは思っておりません。公平公正な捜査に、今までもそのつもりだったが、今後も協力していく」
小沢氏が25日の記者会見でそう語ったことと、「再聴取見送り」の検察方針は、無縁というわけではあるまい。
【転載終了】
《コメント》
これって、ネットの勝利。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
フォローアップ:
次へ 前へ
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK78掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの
引用、転載、リンクを許可します。
確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK78掲示板