02. 2010年1月27日 16:18:01 許されない。 許される訳が無い。移転結論を5月まで引き延ばしたのは何のためだったのか。 昨年暮れの段階で「1月の民意を見て。」と鳩山首相は明言していたではないか。 つい最近まで鳩山首相は民意重視を言っていたではないか。 衆選の折にも民主党の皆さんは国外移転を主張して当選したではないか。 それらがウソ偽りであったとしても、直近の名護市長選では受け入れ反対を表明した候補を推薦して当選させたではないか。 平野氏はこれらの経緯をどう説明するのか。 そもそも「民意を斟酌しない」とか「法律的に民意に拘束されない」とかの発言が本心であるのなら5月まで結論を引き延ばす理由はどこにあるのか! 沖縄県民や国民を欺き愚弄する何物でもない。 一番の責任は鳩山首相にある。 まず第一に、組織体としてこのような重要問題のコンタクトや意思統一をせずに重要幹部の勝手気ままな発言を許していることの責任である。 第二に、いつものことだが「最後は私が決めます」と言いながら優柔不断を繰り返して自らの政治決断を避けていることである。 そもそも、口を開けると「皆さんの理解を得て・・・・・・。」などと申すが、沖縄県民を含めた国民とグアム住民を含めたアメリカ側の理解を同時に得る結末とはいかなる手段を以って可能なのか? 私には首相が時間稼ぎをしながらどちらかがが折れてくれるのを待っているとしか思えないのである。 このような難しい問題は、日和見では解決不可能でしょう。 いろいろな条件や損得を考えて何か働きかけでもしているのですか? 初心忘れるべからずです。 原点に戻りましょう。 これまでの経緯から言って、普天間は国外移転が筋道です。 民主党政権に変わったのが無血革命との認識が首相に御ありなら、それに見合った政治をしてほしいものです。 普天間の国外移設がアメリカとの摩擦を生み、それが沖縄基地問題の広がりを見せ、アメリカからの自立と自国防衛の問題へと発展してやがて自立心を持った日本人として国際社会の中で活躍できる筋道だってあるはずです。 何もしないところからは何も生まれないでしょう。 今回だけではありませんが、重要閣僚の勝手気ままな発言や行動は鳩山首相の優柔不断と指導性の無さが原因です。 鳩山内閣にはもっと思い切ったことをして欲しいものです。 そのために我々は民主党に投票したのですから。 ガッカリさせないでくれ!
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