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相変わらずバカ産経が吠えまくっている。
それにしてもここまで恥知らずな新聞があるものだろうか。
【主張】小沢幹事長聴取 異常事態の責任は重大 これからが検察の正念場だ
(産経ニュース 1/24)http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100124/stt1001240304001-n1.htm
見出しを見た途端思い出したのはこれ。
↓
「民主党さんの思うとおりにはさせないぜ。これからが、産経新聞の真価を発揮するところ」
総選挙直後、自民党大惨敗を受けての産経のtwitterでの呟きである。
その後反省・謝罪をしていたが、本音は変わらないままのようだ。
確かに検察の正念場なのは間違いない。
ここで負ければ、いずれ小沢の逆襲が待っているのは明らかである。
この事件では、現職議員を含む側近3人が逮捕された。聴取により自身もその当事者となった小沢氏の政治的・道義的責任は、より明白になった。
逮捕したのは地検特捜部である。
産経の言い分は、道を歩いていていきなりやくざに因縁をつけられた市民にその理由を説明しろと言うようなものである。
産経はやくざと一緒になって市民に絡んでいるようなものである。
もっとも産経だけではない。
マスコミ全体がやくざの応援をしている。
マスコミは小沢を責める前に、特捜部がやくざでないことを証明する必要がある。
最近やたらにテレビにでて検察擁護を展開している元特捜部検事達の一人に宗像紀夫元特捜部長がいる。
24日のサンデープロジェクトに出ていたその宗像紀夫弁護士が矛盾だらけの発言をしていた。
小沢に対する特捜部の姿勢を散々擁護し続けた宗像紀夫が郷原氏との討論の中で、佐藤栄佐久元福島県知事贈収賄事件を「検察のでっち上げ、わたしは絶対許さない」と明言してしまった。
宗像紀夫は佐藤栄佐久元知事の弁護人である。
そしてこの事件を中心になって取り調べた東京地検特捜部の検事が当時特捜副部長であった佐久間達哉である。
彼は今特捜部長として小沢追求の陣頭指揮をとっている。
「わたしは許さない」と言っている当の相手を擁護している奇妙さはさすがに本人も分かっているのだろう。
なんとも苦しそうな表情になっていた。
宗像は水谷建設の会長を偽証罪で喚問の請求をしたが、却下されている。
しかも、後に水谷の会長の口から、検察に言われたままの嘘の証言をしたと聞いていると公言している。
宗像は、あの時の水谷の会長の証言は偽証だったが、今度の5000万円を渡したという(刑務所からの)証言は嘘ではない、根拠のあることだろうと言う。
佐藤栄佐久収賄事件は地検特捜部副部長佐久間達哉のでっち上げであることは今では明白になっている。
第二審でも有罪判決がでているが、その理由は噴飯ものである。
「無形の利益供与」というものである。
金銭的な利益はなかったが、弟が土地を売れるように便宜を図ったのだという。
しかも水谷建設は後で、買った値段よりも高く転売している。
控訴審の判事達は素晴らしい想像力、創造力の持ち主達である。
ところでこの佐久間達哉の経歴をみると、検察庁・検察官の本質はどこにあるのかという素朴な疑問を抱かされる。
佐久間達哉(ウィキペディア)
検事・佐久間達哉は法務省人権擁護局調査救済課課長、法務省刑事局公安課課長、法務省刑事局刑事課課長、東京地方検察庁総務部部長などを歴任している。
検事というより法務官僚と言った方がいい。
長銀粉飾決算事件を主任検事として担当し、日本長期信用銀行の頭取経験者ら旧経営陣を次々と逮捕した。しかし、この事件は最高裁判所の判決により被告人全員の無罪が確定した。特別捜査部が手がけた大規模な経済事件において無罪が確定するのは極めて異例とされる
福島県知事汚職事件の控訴審では検察側の主張が次々と覆され、収賄容疑での立件にもかかわらず、判決で賄賂として認定された金額はゼロ円という異例の事態となった。
この判決は限りなく無罪に近いと評されており、東京地方検察庁特別捜査部で部長を務めた宗像紀夫は、「検察側の主張の中核が飛び、中身のない収賄事件ということが示された」と厳しく論評した。
(防衛施設庁汚職事件では守屋元事務次官夫妻を逮捕、妻のほうは処分保留で釈放。
家族や親しい人間を人質にとるのはこの男の得意技と見える)
一般的に特別捜査部の部長には特捜検察に長年在籍し捜査に精通した検事が任命されるが、佐久間は法務省での勤務が長く特別捜査部での在籍歴も僅かなため、近年ではやや異色の人事である。
検事としての実力不足は明らかである。
しかも日本長期信用銀行事件、佐藤栄佐久事件ともえん罪事件なのだ。
そして今度は小沢一郎を捕まえようとしている。
検察官としてはアマチュアレベルである。
検察官としてのプロ意識などカケラもない。
しかしこんな奴でも狙った獲物を(勝手に)起訴する権限を持っている。
一旦起訴されたら、たとえ最高裁で無罪になっても、そのときにはすでに政治的、社会的生命は致命的に破壊されている。
というより起訴された時点で決定的な被害を受けてしまう。
すでに、小沢が起訴されたら幹事長辞職、議員辞職を、と叫んでいる連中も多い。
佐久間達哉特捜部長は、羽毛田宮内庁長官、藤崎駐米大使などの官僚単独クーデターとは違って、強力な組織と権限を持っているだけに危険きわまりない。
佐久間達哉が、検事としての職業的良心もプロとしての能力も持ち合わせていないのは明らかである。
これまでにも何度か書いてきたが、検察庁による法務省支配の在り方を変えなければならない。法務省と検察庁を完全に分離することが絶対に必要である。
検事に必要なのは行政能力ではなく、法律の知識と運用力、そして何より職業人としての良心である。
最高裁判所の人事は実質的には法務省が仕切っているらしい。
その法務省は検察庁に支配されている。
検察庁の支配は最高裁判所にまで及んでいるのである。
99.9%というこの国の異常な有罪率も当然だろう。