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≪「鳩山由紀夫を告訴する会」、「世論を正す会」、「真実を求める会」で検索した結果・・・・前編≫
(まえがき)
謎の市民団体である「鳩山由紀夫を告訴する会」、「世論を正す会」、「真実を求める会」について調べてみましたが、
ほとんどというかまったく情報・手がかりが得られません。
情報がまったく流出していませんし、案外、実体のないダミー団体なのかもしれません。
一つだけ真偽の程は別として、出てきたのが、統一教会と、そして日本会議です。
僕はTwitterを利用しないので、その効果は得られませんが、Twitterでこの件を調査したら何かヒントが出てきますかね?
もし、出てきそうならどなたか試してみていただけませんか?
今回(前編)は、最後尾の部分が肝ですので、長くてめんどくさいという人は最後の部分だけでも見てください。
◆ ◆ ◆
■「tantanmen」さんという方のブログ、花崗岩のつぶやき「世論を正す会」とは何者か - livedoor Blog(ブログ)
http://blog.livedoor.jp/tnakadat/archives/52529679.html
(以下、注釈※を加え、引用転載)
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【「世論を正す会」とは何者か】 2010年1月16日掲載
民主党の石川議員,大久保秘書が「証拠隠滅の疑いがある」として逮捕されました。
今朝ニュースを聞いていると、そもそもこの世田谷区の土地購入疑惑を告発したのは、「世論を正す会」なる市民団体なそうです。
ところがこの市民団体の報道はおろか、ネットで検索しても全く実態が不明です。
唯一報道しているのが産経新聞で、この市民団体が告発に踏み切った昨年11月4日に早々と次のように報道しています。
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>民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が、2004年(平成16年)に約3億4000万円で 土地を購入したにもかかわらず、
土地の所有権移転登記をした2005年(平成17年)の政治資金収支報告書 に記載していた問題で、
「世論を正す会」を名乗る団体が2009年11月4日、
政治資金規正法違反(虚偽記載) 罪で、陸山会の事務担当だった小沢氏の元秘書で民主党の石川知裕衆院議員と、
陸山会 の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告ら を東京地検に告発した。<
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小沢幹事長の説明責任を問う声が多いのですが、告発した市民団体なるものの実態をどこも報道しないのは何故なのか?
匿名の告発なのでしょうか?匿名の団体なるものがこの世にあればの話ですが。
しかし、マスコミは事ある毎に国民の知る権利を強調します。「世論を正す会」についても報道すべきです。
産経新聞は、かつて「マスコミの誤報を正す会※」なるものを報道しています。
この「マスコミの誤報を正す会」の代表は、外交評論家の加瀬英明氏※、事務局長は藤岡信勝拓殖大教授※。
メンバーには、元産経記者の高山正之※も含まれます。
名前の類似性と言い、産経の報道と言い、おそらくこの二つの団体は無関係ではないのでしょう。
自民党の勉強会に呼ばれた石川議員の元秘書※や、東京地検の関係者を含めれば、ミッシング・リングは完成するわけですが、
スコミが報道しない理由は、その背後に何か大きなものが動いているから、と推測する他ありません。
◇ ◇ ◇
※「マスコミの誤報を正す会」・・・・
「マスコミの誤報を正す会」の記者会見に行ってきました
http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/379359/
「マスコミの誤報を正す会」産経だけが報道
http://dj19.blog86.fc2.com/blog-entry-156.html
チャンネル桜 番組紹介『マスコミの誤報を正す会 記者会見』
http://www.ch-sakura.jp/programs/program-info.html?id=1504
日本文化チャンネル桜---安倍晋三(清和会)、山際澄夫(山口県)、志位和夫、他
人権擁護法案や外国人参政権、夫婦別姓、女系天皇即位を可能にする皇室典範改定などをはじめとする政策や、
それらに賛同的な諸団体・人物に対しては、概して批判的。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%8C%96%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E6%A1%9C
※加瀬英明・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E7%80%AC%E8%8B%B1%E6%98%8E
http://www.kase-hideaki.co.jp/
東京生まれ。外交評論家。助川 明という筆名を使用する場合もある。≪「日本会議」代表委員・東京都本部会長≫。
史料に基づいた日本語の文献を英訳してネット上に公開する「史実を世界に発信する会」の代表委員を務める。
「新しい歴史教科書をつくる会」の賛同者。
同会の分裂で、八木秀次らが設立した日本教育再生機構の代表委員となったが、
「新しい歴史教科書をつくる会」の新たな教科書発行元として自らが役員を務める自由社を紹介するなど、
教科書発行問題では「新しい歴史教科書をつくる会」に近いと見られている。
世界基督教統一神霊協会(統一教会)の政治団体である「国際勝共連合」主導で、
1979年2月24日に結成されたスパイ防止法制定促進国民会議の発起人に名を連ねるなど、≪統一教会・勝共連合と関係が深い≫。
統一教会傘下の日刊紙「世界日報」にも頻繁に執筆。
1990年11月には、
父(※戦前・戦後外交官として活躍した加瀬俊一)との共著「昭和が燃えた日―私の昭和史」を光言社(※統一教会の出版部門)から出版した。
※藤岡信勝・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%97%A4%E5%B2%A1%E4%BF%A1%E5%8B%9D
http://fujioka-nobukatsu.blog.so-net.ne.jp/
北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。
現在、拓殖大学日本文化研究所教授。
≪「新しい歴史教科書をつくる会」を設立、発起人≫。現在副会長。元々は共産党員で、湾岸戦争を機に保守派に転向。
「自由主義史観研究会」代表。「新しい歴史教科書をつくる会」における数々の内紛を主導した疑いがある。
※高山正之・・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B
http://ueda-seminar.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_4aa9.html
東京生まれ。東京都立九段高等学校を経て、1965年、東京都立大学法経学部法学科卒業後、産経新聞社に入社。
≪警視庁クラブ≫、羽田クラブ詰、夕刊フジ記者を経て、≪産経新聞社会部次長(デスク)≫。
定年後、2001年〜2007年3月まで帝京大学教授を勤める。
現在、「週刊新潮」誌上で「変見自在」、「テーミス」誌上で「日本警世」、「VOICE」誌上で「日本の事件簿」を連載中。
※金沢 敬(石川知裕議員の元・私設秘書)・・・・
小沢一郎を利用する人々〜高橋嘉信(現・自民党岩手4区支部長)&金沢 敬(元・石川知裕議員の私設秘書)の卑しい正体〜 Roentgenium
http://www.asyura2.com/10/senkyo77/msg/607.html
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■園田義明さんという方のブログ、<小沢土地購入問題>注目の、「世論を正す会」記事集 - 園田義明めも。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2010/01/14/4810986
(以下、注釈※を加え、引用転載)
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【「世論を正す会」記事集】 2010年1月14日掲載
何故か朝日新聞だけが報じていないなぁ。
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2009/11/4 日本経済新聞 夕刊 17ページ 303文字
小沢氏の陸山会、虚偽記載の疑い、団体が告発状
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が政治資金収支報告書に記載した土地取引の時期が事実と異なるとして、
「世論を正す会」を名乗る団体が4日、陸山会の当時の会計担当者ら3人について、
政治資金規正法違反(虚偽記載など)の疑いで、東京地検に告発状を提出した。
小沢氏の事務所は「当時の担当者が、所有権移転の登記の成立日に計上すべきだと考えて処理した。
規正法の法律解釈で誤りがはっきりすれば、適正に処理するよう検討したい」としている。
告発内容によると、陸山会が2004年10月に東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入したのに、
同年の収支報告書に記載せず、05年の報告書に記載したなどとしている。
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2009/11/4 毎日新聞 夕刊 11ページ 458文字
虚偽記載:容疑で石川議員ら告発−−小沢氏土地問題
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体による土地購入を巡り、政治資金収支報告書に虚偽記載があるとして、
「世論を正す会」と名乗る団体が4日、当時の会計事務担当者だった同党の石川知裕衆院議員(36)ら3人を
政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で東京地検に告発したと発表した。
このほか告発されたのは、当時会計責任者だった小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)=別の同法違反の罪で起訴=ら。
同会が配布した「告発事実の要旨」によると、
小沢氏の資金管理団体「陸山会」は04年10月に不動産会社から東京都世田谷区の土地を約3億4000万円で購入したが、
05年1月7日売買と不動産登記したうえ、04年分の収支報告書に記載せず05年分の報告書に虚偽記載したとしている。
また土地購入の原資について「陸山会が保有する4億円の定期預金を担保に小沢氏が金融機関から借り入れた4億円を原資としているが、
定期預金が突然発生しているのは不自然」と指摘している。
石川議員や小沢氏の事務所は「責任者がいないので対応できない」などと話している。
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2009/11/4 共同通信 372字
石川議員らの告発状提出 小沢氏団体の不動産問題
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会(りくざんかい)」が2004年に購入した土地の代金を
翌年の収支報告書に記載していた問題で4日、政治資金規正法違反容疑(不記載など)で
04年当時の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら3人に対する告発状が東京地検特捜部に提出された。
提出したのは「世論を正す会」と名乗る団体。特捜部は内容を検討し受理するかどうか決める。
ほかに告発されたのは、
元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書大久保隆規(おおくぼ・たかのり)被告(48)=別の規正法違反罪で起訴=と、石川氏の後任事務担当者。
告発状などによると、東京都世田谷区の476平方メートルの土地について、
陸山会は04年10月、都内の不動産会社と売買契約を締結し約3億4千万円で購入。
金額を04年の報告書には記載せず、05年1月の所有権移転登記に合わせて05年の収支報告書に記載した。
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2009/11/5 東京読売新聞 朝刊 35ページ 510文字
陸山会土地取引で告発状 虚偽記入容疑で石川議員ら3人対象
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、実際には2004年に購入した土地を、
翌年に購入したように政治資金収支報告書に記載した問題で、
「世論を正す会」と名乗る団体が4日、当時、陸山会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら3人について、
政治資金規正法違反(虚偽記入など)容疑で東京地検に告発状を提出した。
ほかに告発対象となったのは、
陸山会の当時の会計責任者で、西松建設からの違法献金事件で起訴された公設第1秘書の大久保隆規被告(48)ら2人。
告発状では、同会は04年10月に世田谷区の土地を約3億4000万円で購入したにもかかわらず、
同年分の収支報告書の資産の欄に取得した土地を記載せず、取得代金も翌05年分の収支報告書に計上し、虚偽の記載をしたとしている。
告発状は、同会が4億円の定期預金を担保に金融機関から借りた4億円を土地の代金に充てたと説明していることについて、
「定期預金の原資となった収入が記載されておらず、極めて不自然」とも指摘している。
小沢幹事長はこれまでの記者会見で、「売買と登記の時間がずれ込むことはままある」などと述べるにとどまり、収支報告書の訂正は行われていない。
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2009/11/17 東京読売新聞 朝刊 34ページ 288文字
政治資金報告書の土地取引巡り 陸山会担当者告発を受理/東京地検
◆陸山会土地取引問題
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」(東京都港区)が、
実際には2004年に購入した土地を、翌年に購入したように政治資金収支報告書に記載した問題で、
東京地検特捜部は、当時、同会の事務担当者だった石川知裕衆院議員(36)ら3人に対する
政治資金規正法違反(虚偽記入など)容疑での告発状を受理した。
「世論を正す会」と名乗る団体が4日に提出していた。
一方、小沢氏は16日夕、民主党本部で行われた定例記者会見で、告発について
「(公設第1秘書の逮捕・起訴で)書類も通帳もすべて特捜部に押収されているが、我々は法に触れるようなことはしていない」と述べた。
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2009/11/18 産経新聞 東京朝刊 25ページ 190文字
小沢氏団体への告発状受理 東京地検
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が、
平成16年に約3億4000万円で購入した土地を翌年に購入したように政治資金収支報告書に記載していた問題で、
「世論を正す会」を名乗る団体が陸山会の事務担当だった小沢氏の元秘書で民主党の石川知裕衆院議員(36)ら3人に対し、
政治資金規正法(虚偽記載など)違反罪で提出した告発状について、東京地検が受理していたことが17日、分かった。
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2009/12/18 共同通信 579字
小沢氏側に新たな疑惑 特捜部が捜査
小沢一郎氏の公設第1秘書、大久保隆規(おおくぼ・たかのり)被告(48)の起訴から初公判までの9カ月近い空白は、
衆院選への影響を避けるためともみられるが、
この間に被告や小沢氏をめぐる新たな疑惑が浮上、東京地検特捜部は慎重に捜査を続けている。
小沢氏側に対し、重機械土木大手「水谷建設」(三重県)の関係者が
「2004〜05年に計1億円を渡した」と特捜部に供述していたことが11月に発覚。
授受に立ち会ったのは、当時小沢氏事務所でゼネコンの窓口だった大久保被告と、秘書だった石川知裕衆院議員(北海道11区)とされる。
小沢氏関連政治団体の政治資金収支報告書に該当する記載はなく、政治資金規正法に触れる可能性もある。
関係者は、岩手県内のダム工事の下請けに参入するため、業者選定に影響力があった小沢事務所に現金を提供したとしているが、
事務所側は否定している。
小沢氏の資金管理団体「陸山会」が04年に約3億4千万円で購入した土地代金を、翌年分の収支報告書に記載していた問題も表面化。
支出した年の収支報告書に計上するよう定めた規正法に違反するとして、
「世論を正す会」と名乗る団体が石川議員や大久保被告を特捜部に告発した。
小沢氏側は、4億円の定期預金を担保に購入資金を調達したと説明しているが、
預金の原資は不明で、特捜部が水谷建設から提供されたとされる現金との関連について調べている。
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2009年12/21 共同通信 765字
「4億不記載」本格捜査へ 石川議員の立件可否検討
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が、2004年に購入した土地の代金を翌年の収支報告書に記載していた問題で、
陸山会が収支報告書に記載のない資金で代金を賄っていた疑いが強まり、
東京地検特捜部は21日までに、政治資金規正法違反容疑で本格捜査に乗り出す方針を固めたもようだ。
不記載額は4億円に上るとみられる。
特捜部は事前に別の資金を調達して賄った可能性があるとして、
04年当時に陸山会の事務担当だった石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=を、
年明けの通常国会開会までに任意で事情聴取、立件の可否を検討する。
石川議員をめぐっては、
「水谷建設」(三重県桑名市)が小沢事務所の影響力を期待して04〜05年、計1億円の現金を渡した疑惑に関与した疑いも浮上。
特捜部はこの疑惑についても、議員本人に詳しい説明を求めるとみられる。
陸山会は東京都世田谷区の476平方メートルの土地について都内の不動産会社と売買契約を締結し、
04年10月29日に約3億4千万円で購入。
小沢氏側はこれまで、この土地代金の原資について「4億円の定期預金を担保に小沢氏名義で金融機関から借りた4億円を充てた」と説明していた。
ところが関係者の話では、陸山会は04年10月29日に金融機関から融資を受けたものの、
不動産会社に土地代金を実際に支払ったのは、その前だったという。
04年分の収支報告書によると、前年からの繰越金を含む「収入」は約7億3千万円で、借入金4億円を差し引けば約3億3千万円。
土地代金と定期預金の原資には計約7億4千万円が必要で、4億円以上が調達され、収支報告書に記載されていないことになる。
この土地取引をめぐっては、04年ではなく05年の収支報告書に土地の代金を記載したとして、
「世論を正す会」と名乗る団体が11月、規正法違反容疑で石川議員ら3人を特捜部に告発している。
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2009/12/23 共同通信 647字
不記載4億、資金源隠しか 小沢氏の関連団体経由
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」が
2004年、政治資金収支報告書に記載されていない4億円に上る資金を土地購入費などに充てたとされる疑惑で、
この資金が小沢氏関連の複数の政治団体を経由し、購入直前に陸山会に流れていたことが22日、関係者への取材で分かった。
資金の原資は不明だが、東京地検特捜部は「資金源隠し」だった可能性もあるとみて、
陸山会で当時事務担当だった石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=を年内に任意で事情聴取する方針を固め、
石川氏側と日程を調整している。
政治団体からの提供資金は「寄付」として収支報告書に記載しなければならないが、陸山会の04年分の報告書には該当する記載はない。
登記簿などによると、陸山会は都内の不動産会社と、東京都世田谷区の畑476平方メートルの売買契約を締結し、
04年10月29日に約3億4千万円で購入。現在は小沢氏の秘書の寮が立っている。
購入代金について、小沢氏側は「4億円の定期預金を担保に、小沢氏名義で金融機関から借りた4億円を充てた」としている。
しかし、実際は4億円を借りる直前に、土地代金の支払いを済ませた上に、
04年ではなく翌05年の収支報告書の支出として記載していた疑いが浮上。
「世論を正す会」と名乗る団体が11月、政治資金規正法違反容疑で石川氏ら3人を特捜部に告発している。
石川氏をめぐっては、水谷建設(三重県桑名市)が小沢氏側に04〜05年、計1億円の現金を渡した疑惑に関与した疑いもあり、
特捜部はこの疑惑についても、石川氏本人に詳しい説明を求めるとみられる。
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2010/1/3 MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/100103/crm1001030703001-c.htm
【疑惑の濁流】「小沢一郎 vs 検察」因縁の対決再び?「裏献金」と不動産問題の謎 - MSN産経ニュース
民主党の小沢一郎幹事長を、「政治とカネ」の問題が再び直撃している。
昨年3月に公設秘書が逮捕されて民主党の代表辞任を余儀なくされたものの、8月には悲願の政権交代を達成し、権力を手中に収めた小沢氏。
ところが10月以降、資金管理団体の土地取引に絡む問題や1億円の裏献金疑惑が相次いで発覚したのだ。
小沢氏が政治の師と仰いだ田中角栄、金丸信両氏と金庫番秘書を「政治とカネ」で摘発してきた東京地検特捜部。
小沢氏と特捜部との“因縁の対決”が再び幕を開けるのか。
接待攻勢
「○○殿、○○殿」。
ネクタイを頭に巻いたほろ酔いの中年男性は、振り袖姿の「半玉(はんぎょく)」と呼ばれる芸者見習いの若い女性の手を握り、
源氏名にちなんで、何度もこう呼びかけたという。
平成15年。場所は東京・向島の高級料亭。男性は小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規被告(48)だと関係者は証言する。
大久保被告は11年から小沢氏の秘書を務め、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の会計責任者も務めた“金庫番秘書”。
昨年3月、陸山会などが準大手ゼネコン「西松建設」からダミーの政治団体を通じ、違法な企業献金を受け取ったなどとして、
政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴された人物だ。
関係者によると、大久保被告をこの料亭で頻繁に接待していたのは、重機土木大手「水谷建設」(三重県桑名市)の幹部だった。
水谷建設といえば、18年に巨額脱税事件で特捜部に摘発された会社だ。
実刑判決が確定し、服役中の元会長、水谷功受刑者(64)がゼネコンの下請けを専門とする全国屈指の「サブコン」に急成長させたことで知られる。
水谷建設関係者の話では、
年間400億円もの売り上げを誇るようになった背景には、水谷受刑者の持つ政界や闇社会への幅広い人脈があったとされる。
その手法は、不正な経理処理で捻出(ねんしゅつ)した裏金を政界にばらまいて公共工事を受注するというものだったといい、
業界では「平成の政商」とも呼ばれた。
水谷建設幹部は、大久保被告を接待する際、周囲に
「今やっている大事な仕事のために接待しなければならない大事な人。機嫌を損ねたら大変なことになる」と話していたという。
当時小沢氏の私設秘書で、大久保被告の部下だった民主党の石川知裕衆院議員(36)=北海道11区=が接待に同席することもあったという。
一体、水谷建設は何のために、小沢氏の“金庫番秘書”たちに接待攻勢をかけていたのだろうか。
「小沢ダム」
「政権交代」で盛り上がった昨年8月の衆院選。その直前の7月、東京地検特捜部の検事が、三重県津市の三重刑務所を訪れた。
検事がわざわざ足を運んだのは、ある重要人物に面会するためだった。その人物こそ、水谷建設元会長の水谷受刑者だった。
「平成16年10月と17年の春ごろ、小沢さん側に5千万円ずつ計1億円を渡しました。
小沢さんの秘書だった大久保さんと石川さんから要求されました」
関係者によると、水谷受刑者は検事にこう供述したという。
カネの趣旨について尋ねると「胆沢ダムの下請け工事受注の成功報酬でした」と語ったとされる。
胆沢ダムとは、小沢氏の地元、岩手県奥州市にある岩石や土砂を積み上げて造る国内最大級のロックフィルムダムだ。
国土交通省の発注で、総事業費は2440億円にも上る。
水谷建設は計34億円分の下請け工事を受注していた。
このうち、水谷受刑者が言う「小沢氏側に現金を渡した」時期と重なる16年10月には堤体盛立第1期工事を、
17年3月には原石山材料採取第1期工事を請け負った。
供述通りならば、接待攻勢も資金提供も狙いは小沢氏の地元にある大型公共工事にあったことになる。
小沢氏側が胆沢ダム工事の受注について影響力があったことが推測できる話は、
昨年12月に東京地裁で開かれた大久保被告の初公判で明らかにされた。
検察側が法廷で読み上げた西松建設盛岡営業所長の供述調書。
大久保被告が所長に
「おたくが取った胆沢ダムは小沢ダムだ。今後もそのことを忘れないで協力してくれないと困るよ」と言われたと記されていた。
ただ、「水谷供述」はあくまでも水谷受刑者の言葉だけであって、「裏献金」疑惑は現段階では事実と固まってはいない。
小沢事務所と石川事務所は「そうした事実は一切ない」としている。
ところが、「裏献金」疑惑が浮上した昨秋、小沢氏側をめぐる別の問題も表面化した。それが不動産問題だ。
「単純ミス」
東京都内でも閑静な住宅街として知られる世田谷区深沢。この地区に小沢氏名義の不動産が2軒ある。
1つは、深沢6丁目にある小沢氏や家族が住む自宅だ。
昭和60年に1619平方メートルの土地を購入し、翌61年に414平方メートルの木造2階建ての住宅を新築した。
もう1つが深沢8丁目にある476平方メートルの土地だ。小沢氏の自宅からは約700メートルと近い。
登記の名義は小沢氏だが、陸山会の「資産」として政治資金収支報告書に記載されている。
2階建ての家屋2棟が建てられ、小沢氏の秘書の寮として使われているという。
陸山会は16年10月、8丁目の土地を約3億4千万円で都内の不動産会社から購入したが、
支払った代金は同年分の収支報告書に記載せず、翌17年分の収支報告書の「事務所費」に含めて支出計上した。
これが、「その年におけるすべての収入、支出を記載しなければならない」と定めた政治資金規正法違反(虚偽記載)罪にあたるとして、
「世論を正す会」と名乗る団体が昨年11月、
陸山会元会計責任者の大久保被告と、元会計事務担当の石川氏ら3人を特捜部に刑事告発した。
小沢氏は、問題が発覚した10月の会見で「事務方の単純ミス」と言い切ったが、
“ミス”では片づけられない不自然な点がいくつも浮かび上がってくる。
登記日の“ずれ”
複数の不動産関係者などによると、土地購入のいきさつはこうだ。
不動産会社が問題の8丁目の土地を売りに出したのは16年4月ごろ。
地元の大地主が所有していた周辺一帯の土地を不動産会社が買い取り、分割して売り出したのだという。
同年9月ごろに小沢事務所から「購入したい」と連絡があり、10月5日に売買契約が結ばれた。
その際、小沢事務所から手付金1千万円が支払われ、同29日までに残りの代金を支払うことで合意したという。
不動産会社側は29日の残金決済の日に、登記の移転手続きも行う方向で準備を進めていた。
ところが、直前になって石川氏から「登記日を年明けの1月7日にしてほしい」と連絡があったという。
このため、29日に東京・永田町の銀行支店で不動産会社、同会側の立ち会いのもと残金決済が行われ、代金支払いが完了したが、
所有権移転登記については「請求権仮登記」とするにとどめたという。実際に登記されたのは同会側が望んだ17年1月7日だった。
小沢氏は会見で
「売買と登記の時間がずれることはある。登記をして権利は確立するので、事務方は登記に合わせてやったと思う」と釈明したが、
専門家の見方は違う。
ある不動産関係者は
「午後に決済を行い、法務局への手続きが間に合わない場合は、所有権の移転登記が1日遅れることは多々ある。
しかし、数カ月も遅れることはまれだ。何か特別な意図があるとしか考えられない」といぶかしむ。
“謎の5億8千万円”
さらに不可解なのは、
土地代金約3億4千万円の調達をめぐり、陸山会が小沢氏の複数の関連政治団体間で複雑な資金操作をしていることだ。
小沢氏側は「4億円の定期預金を担保に銀行から小沢氏名義で借りた4億円を充てた」と説明しているが、
これまでの関係者への取材で判明した取引実態からは、この説明はウソだった疑いが強い。
石川氏は昨年末、特捜部の任意の事情聴取を受け、土地代金について、
「運転資金が足りなくなり、小沢氏の個人資金約4億円を充てた」と供述したという。
実際、陸山会の口座には、残金決裁が行われた29日の1、2日前に簿外で用意した小沢氏の個人資金とみられる約4億円が
複数の関連政治団体を経由するなどして入金されていた。
29日午前、陸山会が土地代金を振り込んだ直後、
陸山会の口座には、さらに複数の関連政治団体から計約1億8千万円が入金されていたとされ、
銀行で4億円の定期預金を組み、これを担保に4億円の融資を受けたのは同日午後だった。
このため、小沢氏の個人資金が土地代金に充てられ、関連政治団体からの1億8千万円が定期預金の原資の一部になった可能性が高い。
定期預金を担保にした借り入れは、簿外の小沢氏の個人資金を隠すためだった疑いがある。
これら、政治団体などからの入金はいずれも収支報告書に記載がなく、
計約5億8千万円について、不記載の疑いが浮上している。
石川氏はなぜ、収支報告書に記載しなかったのだろうか。そして、この資金の原資は一体何なのか。
土地取引が行われた16年10月は、水谷受刑者が供述した「1回目の資金提供」と同じ時期だが、これはまったくの偶然なのだろうか。
また、陸山会は19年、小沢氏本人に4億円を支出していた疑惑も発覚。
小沢氏からの借入金の返済とみられるこの資金も、収支報告書に記載はなかった。
特捜部は年明けに、16年の不記載について、石川氏を政治資金規正法違反容疑で立件する方針だが、
不透明な資金の原資についても解明を進めている。
■故意か、事故か・・・・産経新聞が一面トップで小沢一郎を「小沢容疑者」と報道 - 日刊サイゾー
http://www.cyzo.com/2010/01/post_3703.html
(以下、注釈※を加え、引用転載)
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【故意か、事故か・・・・産経新聞が一面トップで小沢一郎を「小沢容疑者」と報道】
「反小沢」を掲げる産経新聞が大阪版の22日朝刊1面トップで、
民主党の小沢一郎幹事長を誤って「小沢容疑者」と表記していたことが分かり、国会内で大騒ぎになる一幕があった。
問題の記事は、東京と大阪の両版とも1面トップに掲載されたもので、
見出しは「小沢氏の立件視野」「4億円不記載認識か」「石川容疑者、偽装認める」というもの。
東京版では「小沢氏」への差し替えが間に合ったが、大阪版では間に合わなかったようだ。
記事は冒頭で、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件について、
衆院議員の石川知裕容疑者が、4億円近い土地代金を支払ったあとに4億円の融資を受けたのは、
土地代金の原資を隠すための偽装工作だった、と供述した旨を特報。
さらに
「特捜部は、小沢氏が融資までの一連の行為に関与したことなどから、
政治資金収支報告書に原資を記載しない意図を認識していたとの見方を強め、小沢氏本人の立件を視野に捜査を進めているもようだ」と、
新聞・テレビで初めて、小沢氏の立件を打ち出した記事だった。
記事には石川容疑者の供述内容が詳細に書き込まれている。
例えば、偽装工作や虚偽記載の動機については
「小沢先生が大金を持っていることを表に出すのはよくないと考えた」「収支報告書は小沢先生の了解を得て提出した」とし、
一方で「石川容疑者は、小沢氏が偽装工作の意図を知らなかったと主張している」ともある。
問題の記述はこうした石川容疑者の供述を紹介した後で、以下のように記されている。
「しかし特捜部は、小沢氏が土地代金に個人資金を充てたと主張しながら、
偽装工作の一つである不必要な融資の関係書類に署名していることを重視。
小沢容疑者が虚偽記載を認識し、収支報告書の提出を了承した疑いが強いとみている」
同記事は産経新聞のWEB版でも、22日午前2時56分から3時間ほど小沢氏の容疑者呼称が続き、おわびのうえで訂正されていた。
これを知った国会内の民主党議員たちは
「スタンスが違うまでなら許せるが、逮捕もされていないのに容疑者呼ばわりするとは何事か」とカンカン。
産経政治部の記者を呼び出し、真意をただす一幕もあったという。
しかし、事情を知らない政治部記者は「それは社会部の記事なので・・・・」と困惑の表情を浮かべるばかり。
果たして、これは確信犯なのか、うっかりミスなのか。
少なくともこの一件で、民主党が「vs.検察」に「vs.産経」を加え、敵対姿勢を硬化させたことは間違いなさそうだ。
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■日刊ゲンダイ 赤っ恥!!日経、読売 大誤報 年も日付も違うのに 2010年1月26日掲載
http://yonaoshitai.potika.net/blog/190.html
トンデモない大間違いだ。
日経新聞・読売新聞の25日夕刊など※が「石川議員、手帳にホテル名」という見出しでデカデカと報じた記事は、誤報だった。
記事の内容は、
「東京地検特捜部が押収した石川議員の手帳には、
水谷建設の元幹部らが5000万円を渡したとする04年10月15日の欄に、授受の場所とされるホテル名が記されていた」というもの。
石川議員は、現金の授受を否定しているが、
「特捜部はこの手帳の記事を、水谷建設の当時の幹部と面会したことを示す証拠と重視している」なんて書いていた。
ところが、手帳は「04年」ではなく、「05年」のものだったのだ。しかもホテル名が記載されていた時期も4月だったという。
どこをどう見たら「水谷側の供述による現金授受の日付と一致」するのか、理解に苦しむ。
日経・読売の両紙は、26日付朝刊に、ひっそりと訂正記事を掲載。記事と見出しの当該部分を取り消すという。
読売は「石川議員側関係者によるものでした」としている。
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※以下、読売などが都合良く消した誤報(政治的意図をもった捏造?)記事と、訂正後の、時事通信の記事ですが、
≪≫部分を比較するとわかりやすいと思います。
「南青山」さんという方が、阿修羅に投稿された記事を読むと、25日に出た記事の時間を見ると、さらに詳しい動向が見て取れます。
詳しくは、下記URLで。
http://www.asyura2.com/10/senkyo78/msg/656.html
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2010/1/25/14時53分 読売新聞
石川議員の手帳にホテル名、「水谷」面会裏付け?
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、
東京地検特捜部が押収した元同会事務担当者の石川知裕衆院議員(36)の手帳には、
中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)の元幹部らが石川容疑者に5000万円を渡したとする日の欄に、
授受の場所とされるホテル名が記されていることがわかった。
逮捕された石川容疑者ら3人は25日に10日間の拘置満期を迎え、特捜部はさらに拘置延長を請求。
東京地裁は2月4日までの拘置を認める決定をした。
特捜部は水谷建設からの現金授受や小沢氏の関与などについて、石川容疑者らを追及し、全容解明を目指す。
拘置の延長が認められたのは、石川容疑者のほか、同会の元会計責任者で小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規被告(48)、
石川容疑者の後任の事務担当者だった池田光智容疑者(32)。
水谷建設の元幹部らは、特捜部に対し、陸山会が土地を購入した≪2004年10月29日に先立つ同15日≫に、
東京都港区のホテル内の喫茶店で5000万円を石川容疑者に手渡したと供述。
その次の銀行営業日である同18日に、
石川容疑者が陸山会の銀行口座に同額を入金し、土地代金に充てられた4億円の一部になっていたことが判明している。
≪関係者によると、特捜部が押収した手帳には、10月15日の欄に、このホテル名が記されていた。
石川容疑者は現金の受領を否定しているが、特捜部はこの手帳の記載を、
10月15日に石川容疑者が水谷建設の当時の幹部と面会したことを示す証拠の一つとして重視しているとみられる。≫
小沢氏は23日の特捜部の事情聴取で、
「収支報告書の作成については秘書に任せ、報告を受けたことはない」と虚偽記入容疑への関与を否定し、
水谷建設を含むゼネコンからの資金提供も「不正な金は一切受け取っていない」と説明した。
石川容疑者ら3人の拘置延長が認められたのを受け、国会法の規定に基づき、
内閣が衆院議長に、石川容疑者の拘置期間を延長したことを通知する。
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2010/1/25 時事通信※
手帳にホテル名記載=石川議員、「裏献金」の現場 - 05年分、捜索で押収・東京地検
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、逮捕された衆院議員石川知裕容疑者(36)の手帳に、
中堅ゼネコン水谷建設(三重県桑名市)元幹部からの「裏献金」の授受現場とされるホテル名が記載されていたことが25日、
関係者の話で分かった。東京地検特捜部が家宅捜索で押収した。
≪記載があったのは、元幹部が別の秘書へ現金を渡したと供述した2005年分の手帳で、
石川容疑者が「受領」した04年分は見つかっていないという。このため特捜部は、供述と手帳の記載との関係を慎重に調べている。≫
関係者によると、水谷元幹部は特捜部の事情聴取に対し、04年10月に石川容疑者へ、
05年4月に公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)へ、
それぞれ現金5000万円を東京都港区の全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)内の飲食店で渡したと供述した。
特捜部が押収した石川容疑者の05年分の手帳を調べたところ、
授受があったとされる4月中旬の日の欄に「全日空」と記され、人の名字も併記されていた。
同じ名字の人物は、小沢氏の関連政治団体職員にいる一方、ホテルの営業担当職員にもいるとされる。
政治団体職員は授受への同席などを否定しているという。
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◇ ◇ ◇
※時事通信・・・・
戦前の≪国策通信社≫であった同盟通信社は終戦後、戦争責任でGHQに解体されるのを避けるため、1945年11月解散、
共同通信社との2社に分割した。
主に経済ニュースを民間企業向けに配信する部門と、
「世界週報」(同盟時代の「同盟世界週報」)をはじめとする出版業務を引き受けたのが時事通信で、
一般報道部門は共同通信社に移った。共同通信とは異なり、設立当初から株式会社組織である。
1949年には日本商業通信社(もとは1887年発足の東京急報社)と統合。
また、AP通信、ロイター、AFPといった海外の大手通信社とも発足初期のころより提携関係を結び、
戦後直後の混乱期の最中に海外情報の情報源としての役割を果たしていた。
共同通信社から国内ニュースの配信を受けていない新聞社にも、時事は国内ニュースを配信している。
設立の経緯から、同盟通信社の母体の一つである電通の大株主となっており、役員を派遣している。
2001年に電通が東京証券取引所に新規上場したときには、保有していた電通株の一部を売り出し、
その売却益が東京・銀座に新本社を建設するための原資となった。
以前は筆頭株主であったが、近年は財務上の理由から株式の売却を進めており、2008年6月に、その座を共同通信社に譲っている。
■「kyo」さんという方のブログ、やや飛ばし気味?毎日の小沢資金報道|永田町異聞 2010年1月5日掲載
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10427197137.html
(以下、注釈≪≫を加え、引用転載)
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【やや飛ばし気味?毎日の小沢資金報道】
小沢一郎に関する今日の毎日新聞の記事※をもとに、ちょっぴり意地悪なお遊びをやってみよう。
事実は同じでも書きようによって、読者へのまるで違ったメッセージとなる。
※
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100105ddm041010114000c.html
まず、事実と思われるのはこうだ。
≪「世論を正す会」を名乗る団体が昨年11月4日、
小沢一郎の元秘書で民主党の石川知裕衆院議員ら3人を、政治資金規正法違反で東京地検に告発し、11月17日までに受理された。≫
告発の内容は、小沢幹事長の資金管理団体「陸山会」が、
平成16年、約3億4千万円で 土地を購入したが、
16年の政治資金収支報告書 に記載せず、所有権移転登記をした翌17年の報告書に記載していた。これは虚偽記載にあたるというものだ。
この土地は東京都世田谷区深沢の小沢邸に近いところにある宅地476平方メートル。
現在、小沢氏の秘書たちの寮が建てられている。
この件で、東京地検特捜部は石川議員に任意で事情聴取した。来週中にも在宅起訴するとメディア各社は報じている。
さて、ここから毎日新聞記事に登場してもらおう。
≪この記事の情報源は「関係者」ということになっている。何に関係している人なのかは明らかにしていない。
「毎日新聞の調べ」ではなく、検察関係者かどうかもわからない。しかし、検察以外から、事情聴取の内容が漏れるのもおかしな話だ。≫
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(毎日新聞記事、)
>関係者によると、石川氏は「小沢氏の指示で土地取引を行った」と説明。
土地購入前後に小沢氏関係の複数の政治団体を介在させるなどして陸山会に集約した約5億円について
「うち4億円ほどは小沢氏から借り、残り1億数千万円は陸山会など政治団体が元々保有していた資金」と話しているという。<
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どうも分かりにくいが、
陸山会が小沢氏個人から4億円を借り、自己資金の1億数千万円と合わせて、5億円超を陸山会の口座に集め、
その中から土地購入代金を拠出したということのようだ。
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(毎日新聞記事、続き)
>特捜部は、土地購入前後に動いた約5億円のうち、陸山会など政治団体の保有資金ではなかった約4億円について、
小沢氏から陸山会への貸付金として収支報告書に記載すべきだったとして、同法違反容疑に当たるとみている模様だ。<
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ようやく、特捜部の名が出てきた。筆者が注目するのは最後の「模様だ」である。
ふつうなら、「同法違反容疑に当たるとみている」で十分だ。さらに「模様だ」を付けるのは、よほど記事の内容に確信が無い証拠である。
おそらく、これに関し特捜部は何も語っていないだろう。記者自身の推測だから、「模様だ」と付けて、逃げを打っている。
毎日新聞の記事をもとに、この検察取り扱い案件を以下のように書き直すことも出来る。
以下、筆者の勝手な記事。
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「鳩山由紀夫を告発する会」を“名乗る”団体に続いて、
代表者も所在地も会員数も明かさない奇妙な告発グループが今度は小沢一郎氏の元秘書らを告発した。
「世論を正す会」と名乗る団体である。背後関係は全くもってわからない。個人か団体かも不明だ。
小沢一郎氏が自ら4億円の資金を政治団体「陸山会」に貸し付け、
秘書たちの寮の建設用地として、小沢邸近くの土地を陸山会が約3億4千万円で購入した。
その後、寮がその土地に建てられ、秘書らがそこで生活している。
この購入資金をめぐり政治資金規正法違反の疑いがあるというのが「世論を正す会」と名乗る団体の告発理由だ。
土地を購入した平成16年ではなく、登記した平成17年に政治資金収支報告書に記載したのが虚偽記載だとしている。
昨年11月4日に、東京地検に告発し、早々に受理されたところをみると、検察に顔が利く人物が絡んでいる可能性が高い。
司法記者クラブのメンバーも、案外この人物を知っているのではないか。
「鳩山由紀夫を告発する会」も同じ人物が関与しているかもしれない。
東京地検特捜部は元秘書、石川知裕衆院議員から事情聴取し、在宅起訴する方針のようだ。
毎日新聞によると、石川氏は東京地検特捜部に「虚偽記載は私の一存でやった」と政治資金規正法違反容疑を事実上認めているという。
(勝手な記事、終わり)
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〜略
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≪参考≫04年の収支報告書に記載されていた!小沢氏から4億円借入したことが!
http://alcyone.seesaa.net/article/137719869.html
http://fujifujinovember.blog26.fc2.com/blog-entry-16.html
(以下、引用転載)
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920 名前:無党派さん[]
投稿日:2010/01/08(金) 03:04:13 ID:SvfTl7Vh
> 小沢幹事長は「参考人」として聴取へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100107-00000732-yom-soci
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak32/msg/584.html
これ2004年の土地取引で小沢氏からの4億円の現金が使われ収支報告書に4億円借入の記載が無かったと報道されていた分だよね?
調べてみたらちゃんと04年の収支報告書に4億円の借入を小沢氏から行っていたことが記載されている。
報道内容と全く違いますよ?
もしかしてマスコミは嘘報道してる?
そして返済は05年に2億円、06年に2億円となってる。(借入残高の推移で判断)
これって総務省のHPで収支報告書を閲覧しようとすると過去3年分しか見れないことを承知でマスコミは嘘報道をしたのだろうか?
そして陸山会は大久保秘書逮捕のときに強制捜査されて過去の帳簿類は全て没収され、
2004年度(平成16年度)の収支報告書等は一切ない状況である。
それを承知で検察は嘘リークをしたのであろうか?、そうであるのなら悪質極まりないと言える。
2004年度 陸山会収支報告書 162ページ(247)
(注:PDFファイルである)
http://www.soumu.go.jp/main_content/000047155.pdf#page=162
普通に探すと無いが、政治資金関連資料で探すと10年前まで官報が閲覧出来るのだよ。
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■市民団体 草莽愛知実行委員会-ウェブリブログ 2009年11月18日掲載
http://buster21.at.webry.info/200911/article_19.html
(以下、一部引用転載)
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略〜
この『世論を正す会』が東京地検に告発状を提出したと日経新聞社が報道したのは今月の11月4日でした。
NIKKEI NET(日経ネット):小沢氏の「陸山会」、土地取引で虚偽記載の疑い 団体が告発状
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091104AT1G0400U04112009.html
それからまだ13日しか過ぎていない段階で、告発が受理されたというのは、異例な早さであると思います。
鳩山由紀夫首相に対しても、今回の小沢一郎幹事長にしても、
その名称がほとんど知られていない団体が東京地検に告発状を提出し、それが受理されて捜査が開始されています。
また、鳩山首相の時も今回も団体の所在やその責任者をマスコミは報道していません。
更に新聞が報道しなければ必ず取り上げる週刊誌などでも一切報道されていません。
これはこれまでは余り例がなかったことです。
この告発した団体が記者会見を開いたような形跡もなく、不思議な展開であると誰もが感じているはずです。
〜略
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■検察の「正義」(田中良紹の「国会探検」) 2010年1月6日掲載
※THE JOURNALの編集部については信用していないが、今回はあくまでも田中良紹氏の記事の内容を紹介。
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2010/01/post_204.html
(以下、注釈≪≫を加え、一部引用転載)
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【検察の「正義」】
略〜
しかし、この事件で日本政治が受けた傷は余りにも大きい。
竹下総理の退陣後、総理になる筈のない政治家が次々総理になり、そして消えていった。政治が漂流を始めたのである。
自民党政治に欠陥がなかったとは言わない。
しかし、竹下内閣が税制改革、安倍晋太郎氏が政治改革、そして藤波孝生氏が地方分権を政権の課題とする事が予定されていた。
それが一気に崩れてこの国は行き先が見えなくなった。
世界が冷戦後の新たな枠組みを模索している時、日本だけは混迷の中をただ彷徨っていたのである。
≪去年3月に、西松建設事件で小沢民主党代表の秘書が逮捕された時、
リクルート事件の主任検事だった宗像紀夫弁護士が日本記者クラブで講演し、検察の捜査手法に疑問を呈した。
その時「検察の暴走を止められるのはマスコミしかない」と発言したが、
そう言いながら「しかし現役の時にマスコミは本当に都合が良かった」と宗像氏は言った。≫
これまで検察とメディアが「都合の良い関係」で共に作り上げてきた事件は枚挙に暇(いとま)がない。
代表格を一つ挙げればロッキード事件である。
≪ロッキード社から日本の政界に流れた55億円の工作資金のうち解明されたのは田中角栄元総理が受領した5億円に過ぎない。≫
それを「総理大臣の犯罪」と囃し立て国民の目を真実からそらさせたのはメディアである。
人身御供となった田中角栄氏は「闇将軍」となって日本政治を「裏支配」した。
当時の新聞とテレビは田中角栄氏を総理に選んだ日本の民主主義の未熟さを大いに嘆いて見せたが、
嘆かなければならないのは日本の民主主義を歪めてきた検察とメディアの「正義」の方ではないか。
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■「三毛猫」さんという方のブログ、みけの雑記帳 Doctors Blog 医師が発信するブログサイト 2010年1月25日掲載
http://blog.m3.com/mikenozakkicho/20100125/1
(以下、注釈≪≫を加え、一部引用転載)
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【いつの間にか被告発人になっていた。】
略〜
≪もともと政治資金規正法違反の疑いで告発したのは、「世論を正す会」なる団体で、告発されたのは、小沢さんの秘書さんたちでした。
この時点で小沢さんは告発はされていませんでした。
ところが、その後、「事実を求める会」なる市民団体が小沢一郎さんに対する告発を東京地検に行ったらしいのです。
新聞の説明では、「事実を求める会」というのは、新聞記者のOBなどが結成したようです。
いつの間にか被告発人になってしまっていました。何なんだろう、こういう市民団体って。元新聞記者が入っているっていうんです。≫
これは、<民主党>vs<検察+大マスコミ>
素人目には、はっきりとそう見えます。
原口総務大臣が、マスコミのクロスオーナーシップ禁止を言い始めているから・・・・でしょうか。
事務次官による記者会見の廃止など、官僚とマスコミが接触するのを制限した民主党は、マスコミのご機嫌を損ねていたんでしょうか。
それが検察リークをそのまま書いていると批判されて、そのうちクロスオーナーシップ禁止と言われて、堪忍袋の緒が切れたってことでしょうか。
勝手に想像さしてもらいますけど、
明治時代以来続いてきた官僚の霞が関王国を倒そうとする民主党に対する、官僚の猛烈な抵抗と、
組織メディアの伝統を壊されたくない大マスコミ
(例えば、記者クラブ問題、クロスオーナーシップ問題、そしてマスコミにも官僚が天下っている事実…)の抵抗と、その二つの利害が一致して、
小沢一郎という官僚組織打破の象徴的存在を潰す為に、いろんな市民団体を作って告発させている・・・・
検察は阿吽の呼吸で告発状を受理している・・・・
と、こういうこととちゃいますかねえ・・・・
「説明責任」がどうのこうの、って言っているけど、
検察+大マスコミが自分たちの目的を達成するためには、
小沢一郎さんがどんなに記者会見をオープンにして説明したって、「説明が足りない」と言い続けるに違いありません。
だって、小沢さんに説明責任を果たしてもらうことが目的じゃないんだから。
検察が国会議員を逮捕するんだから、何か確信を得ているに違いない、
だから小沢一郎さんも悪いことをしているに違いない、という検察への絶大なる信頼なんて、私はとても持てません。
検察という強大な権力をもった組織は、裏金は使うわ、事件を捏造するは、で、それでも誰も責任とりませんからね。
そして、検察官をやめたあとは弁護士として活躍もできますし、上の方へ行くとかなり民間企業に天下っているらしいですから。
ひとりひとりの検察官の正義感は知りませんが、組織としての検察なんて、あまたある官僚組織と同じだと私は思っています。
ということで、そういう過去の事件をちゃんと勉強する為に、
福島県の佐藤元知事がでっちあげられた事件、リクルート事件、ロッキード事件、この3つをこれから勉強しようと思います。
そんなに暇なんか、ちゃんと仕事せい! って?あ、仕事もちゃんとしてます、もちろん。
でも、世の中のことも知っておかないと、真の民主主義は成り立ちませんからね。
新聞や地上波テレビのような、商業主義メディアでは、もう世の中の本当のことはわからない、って思います。
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■『鳩山由紀夫を告発する会』の代表って誰?また国策捜査(?)が行われるんでしょうか? - Yahoo!知恵袋
http://www.asyura2.com/09/senkyo72/msg/613.html
(以下、引用転載)
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質問日時:2009/7/3
『鳩山由紀夫を告発する会』の代表って誰?また国策捜査(?)が行われるんでしょうか?
Yahoo!ニュースに「鳩山由紀夫を告発する会」を名乗る団体が告発したというニュースがあります。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/political_fund/?1246594717
ところで、この『鳩山由紀夫を告発する会』って具体的には、誰が代表を務める組織なんでしょうか?
また、どういった活動をしている組織なのでしょうか?
政治資金規正法違反の疑いで告発された関連では、
千葉県知事の”森田健作”
http://www.news.janjan.jp/government/0904/0904091228/1.php
新しく国家公安委員長になった”林幹雄”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000050-mai-soci
などの自民党関係者がいます。
その告発した人たちは
「森田健作氏を告発する会」 代表:井村弘子(習志野在住)
宮崎 学氏、と名が挙げられ、下記のリンクのように具体的な活動内容やプロフィールが分かります。
『森田健作氏を告発する会』
http://morikenaccusers.blog42.fc2.com/blog-entry-1.html
『宮崎 学』氏
http://miyazakimanabu.com/profile/
ところが、『鳩山由紀夫を告発する会』の詳細が分かりません。
また自民による国策捜査(?)が行われるのでしょうか?
衆院選を控えて、政治関連の報道が多くなってきている中、
これからの日本を考えていく上で、正しい判断をしなければいけないと思っています。
そのためには、正しい情報をもとに判断しないといけません。
しかし、小沢代表の秘書が逮捕されたことが”国策捜査”の疑いがあるという情報が多いことからも、
マスコミ報道の真実性に疑わしい部分を多く感じています。
下記リンクのような麻生、二階の疑惑関連は報道せず、民主の献金問題ばかり報道されているので、余計に疑念が増すばかりです。
麻生太郎もダミー団体・迂回献金の疑い
http://yaplog.jp/ichijihinan/archive/217
二階俊博経済産業相の大型疑惑
http://yaplog.jp/ichijihinan/archive/272
みなさんのこれら一連の報道に関しての情報、ご意見をお聞かせいただければと思います。
[補足]
ちなみに、民主党を支持しているわけではありません。あくまでも中立の立場からモノを見て判断したいと思っています。
(おそらく、国民の大多数も同じ立場にいると思います)
現時点の情報では自民の方がブラックな情報が多いにもかかわらず、
マスコミ報道では民主ばかり叩かれている気がするので、個人的には、マスコミと自民の癒着を疑っています。
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■「capitarup0123」さんという方のブログ、「鳩山由紀夫を告発する会」のお笑い 2009年11月1日掲載
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-10378018595.html
(以下、注釈≪≫を加え、一部引用転載)
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「鳩山由紀夫を告発する会」のお笑い
略〜
この間、新聞の記事を読んで笑ったのは、鳩山さんの政治献金のニュースだろうか。
東京地検が捜査している。
≪そもそもの発端は、「鳩山由紀夫を告発する会」による東京地検への告発とのこと。
ところが、この「告発する会」、マスコミに告発状も流していないらしく、代表者もどこの誰かも分からない。
とはいえ、東京地検の方は当然告発状を受けてやってるはずだから、代表者が誰かも分かっているんだろう。
東京地検は、その「告発する会」の代表者の身辺調査をしたんだろうか。≫
例えば、鳩山さん、民主党の追い落としを狙う自民党あるいは公明党、
さらには小沢さんの秘書、大久保さんに「自供」させられなかった当の東京地検の誰かさんの関係者だったら、どうなるのだろうか。
≪東京地検の検事さんらは税金を使って捜査をやっているわけで、
国民から見てどこの誰かも分からない「告発する会」の言い分をそのまま認めて捜査し、
その捜査内容をマスコミにリークする、ってやってもいいんだろうか。≫
つまり、東京地検、加えてマスコミは、国民から見てどこの誰かも分からない「告発する会」の匿名性は守って、
鳩山さん側の匿名性はいっさい無視しているわけだ。
こういうやり方って正当なのかなあ?
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■「バード」さんという方が、植草事件の真相掲示板に投稿した文章 2010年1月17日掲載
http://ameblo.jp/capitarup0123/entry-10378018595.html
(以下、一部引用転載)
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略〜
【捜査の開始は、正体不明の団体「世論を正す会」の告発による】
検察など捜査機関は、勝手に捜査は始められない。
捜査の開始は、ある百科事典では、
捜査機関が、「犯罪があると思料するときに」開始されるが、その端緒は、
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@告訴
(告訴権者が、検察官または司法警察職員に対し犯罪事実を申告し、犯人の処罰をもとめる意思表示をすること)、
A告発
(犯人または告訴権者以外の第三者が検察官または司法警察職員に対し、犯罪事実を申告し、犯人の処罰をもとめる意思表示をすること)
B自首
(罪をおかした者が、犯罪事実または犯人が捜査機関に発覚する前に、自らすすんで捜査機関に犯罪事実をつげて処分をもとめること)
C検視
(変死体についてその死亡が犯罪に起因するかどうかを明らかにするため、死体の状況をしらべること)
などさまざまであり、新聞記事や風評でもよい。
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と書かれている。
今回の「小沢政治資金虚偽記載疑惑」捜査は、正体不明の団体『世論を正す会』による告発から始まったようだ。
「永田町異聞」 2010年01月05日
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-10427197137.html
これ(URL)によると、東京地検特捜部は、代表者も所在地も会員数も明かさない奇妙な告発団体の告発を、早々に受理して、
今回の「小沢政治資金虚偽記載疑惑」捜査を開始した、ということである。
この正体不明の『世論を正す会』告発による「小沢政治資金虚偽記載疑惑」という犯罪性の希薄な「疑惑」の捜査ばかりが大きく報じられているが、
国会議員数名が告発した「かんぽの宿不正売却未遂疑惑」というもっと重大な疑惑の捜査はまったく報じられない。
鳩山捜査もそうだが、小沢捜査も、始動から不当であるようだ。
【意図的なリーク情報が流されて、強制捜査、逮捕に至った】
そして、小沢一郎氏の元秘書の国会議員ら、小沢氏周辺の3人が逮捕された。
さらに、裁判所は16日、石川議員や大久保秘書ら3人の勾留を今月25日まで認めることを決めました。
そしてまた3人の容疑者は、容疑を認めていると、次々と報道されている。さらに彼らの供述内容が、次々と報道されている。
昨年3月3日に逮捕された小沢氏秘書の大久保隆則容疑者(当時)が逮捕直後から容疑を認めているなど、
種々の供述が報じられたが、実はそれらの供述はなかった。
そして公判は3回目にして検察の主張否定の方向に進行している。今回もこの3人は容疑を認めていないはずである。
大手マスメディアと検察そして裁判所が、グルになって、小沢一郎氏およびその周辺を悪者イメージに貶めようとしていることは明らかである。
【マスメディアが指令の場である】
元検察官の郷原信郎氏によれば、
大手マスメディアが情報を先行して流して、検察官と裁判官がそれに引きずられているようだ。
だとすれば、大手マスメディアは、検察からのリーク情報がなくても、自ら勝手にリーク情報を偽造して報道しているということになる。
情報戦で最も重要なのは、情報を発することである。
この三者が連携していることは間違いないが、その連携の指令塔は、マスメディア近辺に存在すると見られる。
マスメディアが、リーク情報や供述情報を勝手に流して、検察と裁判所を引っ張っているのが真実のようだ。
マスメディアが流す情報自体が、シナリオとなっていくのだと、見られる。
つまりマスメディアが実質的に指令を発する場になっているのだ。
【大手マスメディアと検察そして裁判所の具体的実態】
副島隆彦氏によると、
大手マスメディアとは、テレビ6社(NHKを含む)新聞5社の、アメリカの手先どもである。
具体的には、読売・日テレの渡辺恒雄(ナベツネ)、氏家斉一郎(うじいえせいいちろう)(日テレ会長=84歳の老害コンビ)、
そして宗教団体のTBS・毎日、崩れかかっている日枝 久(ひえだひさし)のフジ・産経、朝日新聞の舟橋洋一(ふなはしよゆういち)、
日経新聞の会長の杉田亮毅(すぎたりょうき)(小泉のポン友、鶴田前会長を謀略で陥れた)らである。
それに、みのもんたと、毎日新聞の岩見隆夫など、その多数である。
検察とは、検事総長(検察のトップ)の樋渡利明(ひわたりとしあき)や、特捜部長の佐久間達哉(さくまたつや)らであろう。
裁判所とは、最高裁裁判官の、竹崎博允、那須弘平、近藤崇晴、竹内行夫らであろう。
したがって、これは悪徳ペンタゴン=利権集団の国民に対するクーデターである。
〜略
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■民主党衆議院議員 岡田かつや 発言・報道 2009年7月3日掲載
http://www.katsuya.net/opinion/2009/07/0973-2.html
(以下、注釈≪≫を加え、一部引用転載)
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岡田 克也幹事長/定例記者会見要旨 2009年7月3日(金)
★会見の模様は民主党ウェブサイトでもご覧になれます。
300k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2009/20090703okada_v300.asx
56k
http://asx.pod.tv/dpj/free/2009/20090703okada_v56.asx
※Roentgenium:以下、今回とり上げている問題部分のみ抽出。
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略〜
■鳩山由紀夫を告発する会:代表者の名前すら明らかでなくきわめて無責任。特定の意図を感じる。
【記者】
鳩山代表の個人献金の問題について、任意団体が東京地検に告発状を提出したようだが、それに対する受け止めをお聞かせ下さい。
【幹事長】
「鳩山由紀夫を告発する会」ですね。この代表者のお名前はご存知ですか。
代表者の名前すら明らかにしないでメディアにこういう案内状を送ること自身が、私は極めて無責任であるし、
特定の意図を持っていると言われても仕方がないと思います。
告発の中身は鳩山さんが記者会見で述べられたことそのものであって目新しことはありません。
何か新しいことがあって告発しているという印象を与えようとしているとは受け止めますが、私は意味のあることではないと。
特定の意図が感じられるペーパーだと思っています。
一生懸命この問題を大きくしようと意図している方がどこかにおられるのだろうと思います。
〜略
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■「RSS(XML)フィード」さんという方のブログ、日本はどこへ by イザヤ2 2009年9月8日掲載
http://tetsuro999.blog.eonet.jp/default/2009/09/post-5dd9.html
(以下、注釈≪≫を加え、一部引用転載)
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【「報道とメディアを考える会」とかいうグループ】
「報道とメディアを考える会」というグループが作成した番組の動画をいくつか見ました。
@室蘭の白鳥大橋が鳩山代表の道路利権で出来ている、と主張する番組
A福岡県八女市上陽町の朧大橋は、
住民の緊急搬送として地元が強く要望しているのに、民主党の管直人や岡田克也が政争の具にしてしまった、と主張する番組。
他にもありますが、この2つがメインのようです。どちらも、明らかに民主党の幹部をイメージダウンさせようとする意図が見えます。
「既存の大手メディアは意図的な偏向報道を行っている」と主張していますが、
このグループのほうがあからさまに“意図的な偏向報道”を行っています。
民主党の人間を全く登場させない“欠席裁判”で、およそ民主主義とは程遠い番組です。
出演しているのは、谷山雄二郎という俳優。主に海外で活動しているようです。
http://www.yujirotaniyama.com/
をみましたが、よほど民主党、特に鳩山・小沢が嫌いなようです(旧来の自民党支持者には、そういう人が多いですが・・・・)。
で、肝心の「報道とメディアを考える会」の世話人は、「mico fujiyama」となっていますが、正体不明です。
報道とメディアを考える会
http://mediawatch.cocolog-nifty.com/blog/
ブログの日付を見ると、開始が2008年2月。ちょうど道路特定財源の暫定税率をめぐって、与野党で激しく攻防していたときです。
そして、最終更新が2009年8月2日・・・・。これはどう考えても民主党と敵対するグループでしょうね。
私の勘では、自民党の若手グループではないかとおもいます。
≪このグループは、7月に『鳩山由紀夫を告発する会』などというグループ名で、東京地検に告発書を出しています。
グループのリーダーや実態は不明です。≫
結局すべて凋落する自民党の最後のあがきだったのでしょう。
8月2日以降ブログが更新されなかったのは、きっと自分達の選挙情勢が厳しく、時間がなくなったのでしょう。
そして落選、消滅・・・・こういうことなのでしょう。
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※Roentogenium:Youtubeで「報道とメディアを考える会」が垂れ流している動画がたくさんありますが、
代表的なものを紹介。登場人物は、谷山雄二郎という俳優です。
YouTube - 党首は不動産王! 小沢一郎衆院議員の豪華マンション一挙世界初公開
http://www.youtube.com/watch?v=E-ActmY7fCU
後日、後編を作成次第、投稿します、つづく。