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今更ながら、再確認してみたことがあります。全然、気にしてなかったけど。
検察って、行政府に所属しているんですね。つまり、政府の指揮下にあるはず
なんですよね、一応。
しかし、その人事制度から考えると、ここは政府の指揮が及ばない。
つまり、国民の主権が及ばない機関だってことに気づきました。
いままで、自民党政権の下で、すべての省庁が政治家をお飾りにして勝手に
振舞ってきましたが、所管大臣にその気があればコントロールできたはずです。
税務署なら財務省だし、社会保険庁なら厚生労働大臣、自衛隊だって防衛庁長官が
形式上はコントロールできるのです。ごく自然に。
しかし!。検察、警察は違う。ここ、法務省の管轄だと思いますが、実際には
できないでしょう。法務大臣がコントロールしようとしたら、正義の名の下に
マスコミ総出で大騒ぎになるでしょう。混乱は必至ですよ。
つまり、主権者国民のチェック機能が働かない(シビリアンコントロールって
いうのはこの場合違うかな?)唯一の機関がここ検察・警察なんですよ。
気がついてみると愕然としますね。彼らは、好き勝手ってことです。
で、いろいろな方が言っているように、検察のトップと警察のトップ
警察庁長官(これは国会公安委員長の指揮下?)と検事総長は政府が任命するのが
いいんだと思う。FBI長官とか、CIA長官って大統領が決めるんでしょ、きっと。
よくね、政府が検察を任命するんだったら、政府に甘くなったりするから
独立していた方がいいという考えもあると思いますが、それは違います。
今回の国策捜査でつくづく、分かりました。
少なくても政府は国民の信を得ているのです。それにしたがって行動することは
妥当であり、不正があると思えば政府はかえられます。でもね、今回みたいに
政府=国民に反して暴走してしまう方が余程恐ろしい。もう、止めようが
ないんです。確かに。
ですから、検察は政府の指揮下にきっちり入れること、そのために検事総長を
政府が任命することが必要だと思います。
思えば、このことも新政権のやってきて政治主導の一環ではないでしょうか。
P.S. 検察は政府に従うべきです。政府はは国民が選んだものです。
それに逆らう官僚って構図は、外務省でも財務省でもみてきました。
つまり、同じことなんですよ。検察も。
裁判所=司法は、当然独立しているべきですが。