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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu208.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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権力者批判をするべきジャーナリストが、対権力の構造のなかで、
あからさまに小沢さんの側について言論活動を展開している。
2010年1月26日 火曜日
◆「裏献金授受」の“証拠”石川容疑者の手帳押収 1月26日 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000027-sph-soci
小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、「水谷建設」関係者が供述した「裏献金授受」のホテル名を書き込んだとみられる元私設秘書の衆院議員・石川知裕容疑者の手帳が東京地検特捜部に押収されていたことが25日、関係者への取材で分かった。
特捜部は、手帳の記載が、水谷建設関係者が供述している東京・赤坂の全日空ホテル(現ANAインターコンチネンタルホテル東京)での5000万円の授受を裏付ける可能性があるとみて、調べを進める。
東京地裁は25日、石川容疑者、小沢氏の公設第1秘書・大久保隆規(48)、元私設秘書池田光智(32)の両容疑者の拘置延長を2月4日まで認める決定をした。
◆収支一覧を小沢氏に報告、池田元秘書が供述 1月26日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100125-OYT1T01480.htm
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で、元私設秘書の池田光智容疑者(32)が、同会を含む関連政治団体5団体の政治資金収支報告書の収支の一覧表を小沢氏に見せていたと、東京地検特捜部に供述していることが、関係者の話でわかった。
池田容疑者は2007年、同会の口座から4億円を引き出し、小沢氏に渡したとも供述しているが、同年分の支出総額として記載された額は1億円余。小沢氏は自ら受け取った資金の支出が収支報告書に記載されていないことに気付くことができた可能性がある。
池田容疑者は石川知裕衆院議員(36)から同会の事務担当を引き継ぎ、05年分以降の収支報告書の作成を担当。07年5月頃に4億円を同会の銀行口座から引き出しながら、同年分の収支報告書に記載しなかったなどの政治資金規正法違反の疑いで逮捕された。池田容疑者は、4億円を小沢氏に手渡したと特捜部に供述している。
関係者によると、池田容疑者は、収支報告書の提出前後、同会のほか「誠山会」、「民主党岩手県第4区総支部」など、小沢氏の計五つの関連政治団体について、それぞれの収入総額、支出総額と翌年への繰越額を記した一覧表を作成。小沢氏に示して、各団体の資金状況を説明していたと、特捜部に供述している。
池田容疑者が作成した07年分の収支報告書に記載された支出総額は、4億円の支出を記載しなかったため、約1億1500万円にとどまっていた。同容疑者の供述通りだと、小沢氏は、陸山会から支出された4億円の資金を池田容疑者から受け取りながら、この4億円の支出が反映されていない支出総額を見ていたことになり、4億円の支出の不記載に気付くことができた可能性がある。
小沢氏は23日、特捜部の事情聴取を受けた後の記者会見で配布した文書で、「各団体の収入支出と残高の概要について報告を受けることがあったが、収支報告書の内容を一つ一つ確認したことはない」としている。
◆反検察の言論人は概ね出揃った感じかな 1月19日 切込隊長GLOG
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/01/post-468f.html#more
毎度おなじみの鳥越俊太郎氏も 「今回、私たち世論は操作されている!」と微妙に根拠のない話をされたりしておりますが、勝谷誠彦氏は「やるんだったら国会に対して逮捕許諾権を請求して堂々とやればいい」程度にトーンダウンしており、なんだろうなと思います。従来からの民主党寄りな微妙ヤメ検の郷原信郎氏は、日経BPで不思議な論説をしておりました。全体的に、検察の強引さに対する批判がメインに入っているという点で、トーンが似通っているのが非常に興味深いところですね。
一方、肝心の捜査は鹿島へのガサで出た物証の確認と関係者証言からあわせて、前回の大久保氏の逮捕とやっぱりリンクさせた感じで胆沢ダム受注に関する金銭の授受という方向へ流れていってます。捜査の進展にしたがって、陸山会の4億円授受についての反検察的言論の潮が退いていったのは特徴的でございますね…。
「小沢擁護で世論が盛り上がれば、検察は黙る」という思惑でジャーナリストや犯罪者が騒いでいる部分もあるかとは思うのですが、実際に鳩山政権の支持率が急落している状況を見るに、一朝一夕には状況は変わらんだろうし、小沢さん本丸の事案で小沢逮捕、なんてのも実際に視野に入りつつあるのかもしれません。
最終的にしょぼい罪状であっても、逮捕起訴という流れができてしまえば政治的には死んでしまうので、このあたりがまさに正念場なんだろうなあという感じはしますね。いっそ、慶應義塾病院にご入院されるという形の脱出口も、今回は何ヶ月でも待てるので議員辞職とセットでの手打ちという話になるのかもしれませんねえ。
しかし、検察批判を繰り返している人が、例えば資本主義者だとか無政府主義者だとかいうのならまだ分かるんですけど、権力者批判をするべきメディアやジャーナリストが、権力対権力の構造のなかで、あからさまに小沢さんの側について言論活動を展開しているというのは実に不思議なポジショニングだなあと思うわけですけれども。このあたりはまた後日。
(私のコメント)
民主党や小沢擁護派は世論の動きに期待したようですが、小沢幹事長に対する批判は強まる一方だ。国民は政治とカネの腐敗に怒りが頂点に達してきている。昨日のたけしのTVタックルでも原口大臣や森議員など袋叩きにあっていましたが、原口大臣の小沢べったりの態度は政権をとる前には反小沢だったはずだ。
小沢一郎は田中角栄や金丸信などの金権政治家の直系の弟子であり、民主党は小沢一郎に乗っ取られて昔の自民党のような政党に変わってしまった。民主党議員たちが小沢幹事長を批判しないのは不思議なのですが、一人の豪腕政治家に恐れおののいている。
スポーツ報知や読売新聞の記事にもあるように、小沢一郎から調書を取った後は物的な証拠を次々リークして、小沢一郎はまんまと検察の罠にはまったようだ。大久保秘書は筋金入りなのでしょうが他の二人の秘書は次々と自供しているようだ。民主党はこのような検察のリークにいらだっているようですが、後は法務大臣の指揮権発動に期待するしかないでしょう。
「株式日記」でも民主党や小沢一郎に期待した面がありますが、原口大臣や細野副幹事長の変心に見られるように権力を持つと民主党の政治家も変わってしまう。鳩山首相も小沢幹事長を切っていれば生き残れたのでしょうが、今となっては手遅れだ。小沢一郎は民主党が政権を取った段階で役割が終わったのであり、民主党は彼を切るべきだった。
小沢擁護論を書き続けてきたブログなども今後どのような展開を見せるのか楽しみですが、本来の民主党支持者なのなら小沢金権政治は批判して行かなければ行けないのに検察批判に回ってしまっている。これでは贔屓の引き倒しであり夏の参院選挙では民主党は勝てないだろう。党の中枢が腐りきってしまったのだから今のうちに取り除けば勝てるかもしれない。
問題なのは佐藤優、田原総一郎、大谷昭宏、鳥越俊太郎、郷原信郎、魚住昭と言ったジャーナリストは小沢擁護と検察批判を繰り返していますが、もはや少数のジャーナリストがテレビで叫んでみても世論は動かないと言う事だ。私も以前に検察批判を書いてきましたが、自民党も民主党も同じ穴のムジナであり金権政治で腐りきっている。
小沢一郎は中国や韓国の手先となって外国人参政権を強引に押し通そうとしている。小沢一郎の鶴の一声で議員立法を禁止したり、陳情を幹事長に一元化したり、一年生議員を政権に参画させないなど権力を一元化して独裁化に走ろうとしている。事務次官の廃止なども小沢幹事長の意向なのだろう。
このようなやり方は間違っているのであり、政務官が連日走り回っていますが、これが政治主導の政治なのだろうか? せっかく官僚組織があるのだから細かな仕事は官僚に任せて政治家は方針を出すだけでいいのではないかと思う。自民党政治では官僚に丸投げしていましたが、事務次官や局長がやるような仕事を3人の政務官がやっていたら政府が機能しなくなる。
つまり官僚と大臣との間に溝が出来てしまって、情報が素早く大臣にまで届かなくなってしまっているようだ。官僚と距離を置こうという気持ちはわかりますが、大臣からの指示がなくては官僚組織は動かない。ハイチの大震災に対しても鳩山政権の対応が遅れてしまったのも、情報が大臣に上がらず、指示も大臣から出ないから政権運営が止まってしまうのだ。
事業仕分けも以前は財務省と各省でやっていた事を政治家がテレビの前でやったに過ぎない。テレビ向けのショーとしては良かったのでしょうが、出てきたお金は7000億円しかない。目標の3兆円にはとても届くものではなかった。特殊法人や埋蔵金の問題はこれからだとは言いますが、官僚たちの利権の本丸にいつになったら切り込むのだろうか?
今日から参議院の予算委員会の質疑が始まりましたが、自民党の西田昌司議員が質問に立っていました。小沢政治資金問題も去年の委員会で西田議員から出てきた問題だ。小沢一郎の陸山会が都内のマンションも8ヵ所も買いあさっている事自体が国会議員としてのモラル違反なのですが、小沢擁護派はこれを容認するのだろうか?
政治資金管理団体の代表者が代わっても課税されませんが、国会議員が世襲されれば無税で相続が出来る事になる。だから政治資金管理団体を利用しての不動産の購入は禁止されましたが、この時点で小沢一郎は政治生命は終わっていなければならない。松岡利勝議員はなんとか還元水で自殺しましたが、小沢一郎は秘書を自殺させて逃げ切ろうとしているのだろう。だから検察は石川元秘書を逮捕せざるを得なかった。
佐藤優、田原総一郎、大谷昭宏、鳥越俊太郎、郷原信郎、魚住昭と言ったジャーナリストは鳩山由紀夫や小沢一郎の脱税行為に対しては目をつぶり、検察批判に終始している。脱税のほとんどは時効で捕まる事はありませんが、知らなかったで済ませることができることだろうか? これから3月にかけて確定申告が始まりますが、鳩山由紀夫や小沢一郎を見習って脱税しましょう。税務署にばれても「知らなかった」で納めればいいのです。
最終的には国民がどの程度まで政治に関心を持っているかで決まりますが、今までは世論の動向はマスコミ次第だった。テレビで著名なジャーナリストの発言が世論を左右してきた。しかし今度の小沢擁護でこれらのジャーナリストは信用を失うだろう。そしてこれからはネットのジャーナリストが国民世論を決めていく事になる。ネットでも「きっこ」や「カナダで何とか」と言ったブログで小沢擁護をしているがこれらも信用を失うだろう。
これからの世論動向は「株式日記」や「二階堂コム」や「切込隊長」などのブログを読めば流れが読めてくるだろう。