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小沢氏秘書らの弁護士からの情報(2報道社): 【読売新聞社】らと異なる報道
「その通り」と大久保容疑者 関与否定の小沢氏見解に
2010/01/26 06:08 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010012601000020.html
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる収支報告書虚偽記入事件で、元会計責任者の公設第1秘書大久保隆規容疑者(48)=公判中=が、虚偽記入への関与を否定した小沢氏の見解について「その通りです」と接見した弁護人に話していることが26日、分かった。
小沢氏側の関係者によると、元私設秘書の衆院議員石川知裕容疑者(36)から陸山会の事務担当を引き継いだ池田光智容疑者(32)も大久保容疑者と同様の反応で、小沢氏に陸山会など関連団体の収支総額は報告したが、虚偽記入までは伝えていないと供述しているという。
石川容疑者は供述で、2004年収支報告書の偽装工作を小沢氏に伝えたとほのめかしたとされ、特捜部は3容疑者と小沢氏の供述内容を照合し、小沢氏本人の刑事責任を問えるかどうか捜査を進めている。
小沢氏は23日の聴取後の会見で、04年の土地購入の際に陸山会に貸し付けた4億円がその年の収支報告書に記載されなかった経緯も含め「全く分からない」と関与を否定。記載内容について石川容疑者らから相談や報告を受けたこともなかったと主張した。
小沢氏の説明内容、大久保秘書「その通りだと思う」
2010年1月26日7時1分 【朝日新聞社】
http://www.asahi.com/national/update/0125/TKY201001250200.html
小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢氏が政治資金収支報告書への虚偽記載の関与を否定し、原資も「個人資産」としたことについて、元会計責任者の公設第1秘書・大久保隆規(たかのり)容疑者(48)が「その通りだと思う」と話したことが25日、わかった。接見した大久保秘書の関係者が明らかにした。
東京地検特捜部は、政治資金規正法違反容疑で逮捕した大久保秘書ら3人について、10日間の勾留(こうりゅう)期限の25日、さらに10日間の延長を東京地裁に請求、地裁は2月4日までの延長を認める決定をした。元秘書で事務担当者だった衆院議員の石川知裕(ともひろ)容疑者(36)については国会会期中のため、内閣が衆院議長に通知する。特捜部は、小沢氏の供述の裏付け捜査をし、3者の供述との整合性も踏まえて小沢氏の立件の可否を慎重に検討する。
この事件では、2004年に原資不明の4億円で都内の土地を約3億5千万円で購入し、07年に同額の4億円を小沢氏に拠出するなどした収支を陸山会の収支報告書に記載しなかったとして、大久保秘書、石川議員、元秘書の池田光智容疑者(32)の3人が逮捕された。
小沢氏は特捜部の任意聴取を受けた23日、文書を配布して会見。4億円の原資については、東京・湯島の自宅を売却した際の残金などで4億数千万円の十分な自己資産があったと反論。虚偽記載については「まったく把握していなかった。(秘書から)相談や報告を受けたことはない」と関与を否定した。
大久保秘書は25日までに、虚偽記載の容疑を否認する調書に署名。弁護士から小沢氏が配布した説明文書3枚を見せられ、「自分には分からないが、その通りだと思う」と述べたという。石川議員と池田元秘書は、既に虚偽記載の容疑を認め、「大久保秘書にも報告した」と供述。3人とも小沢氏の指示は否定しているという。